「権力とは何か?」をどこよりも簡単・明確に説明してみた
◆自由の定義の復習
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
前回(この記事)→哲学者サルトルをヒントに、自由とは何かを明確にしてみた - はぎのともぴこの幸福論
前々回(この記事)→サルトルの名言「人間は自由の刑に処せられている」の真意を紐解く - はぎのともぴこの幸福論
で【裁量権が自分に沢山ある状態=自由】だと定義して、さらに自由の拡大=自己責任の守備範囲の拡大だという話をしました。
要は、自由とは
自由
__________
自己責任
という図のように、自己責任という土台の上に、成り立つものということでしたね。
「あれ?全然思い出せないぞ?」って人は、大至急過去記事を復習して下さい笑
さらに、結局この世には、
①自分に裁量権の拡大し、自分の人生の主導権は自分が握り、自己責任の覚悟を持って主体的に、自由に生きる。
②自己責任の覚悟を持つのが怖いし、誰かに裁量権や決定権を握られていた方が楽だから、不自由でも別にいいし、そうやって生きる。
③どっちつかずの中途半端に生きる
の3つの道があり、どれを選ぶかはご自身でどうぞ。と話を終わらせました。
今回は、この「自由」という概念の理解を深めるために【権力とは何か?】というのを考えていきたいと思います。
◆権力とは何か?は理解しておいた方がいい
そもそも皆さん「権力とは何か?」という問いを立てた事があるでしょうか?笑
おそらく、ほぼ100%の方がないと思います。
ただ、去年あたりから
など、いわゆる権力を持っている人のメッキが剥がれつつあり、日夜あちこちで取り上げられていますよね。
なので、このタイミングでいったん「権力」というのを理解しておいた方がいいと思うんです。
中には「権力とか権力者とか悪いイメージがあるし、嫌い」って人もいるかもしれませんが、それはただの固定観念で、本来権力自体が悪というワケではありません。
それに、この読者の中には、これから組織のリーダーになったり、コミュニティのリーダーになったり、何かの役職を任せられたりして、権力を持つという人も出てくるでしょう。
というか、このブログを読んで内容を実践していったら、自然とみんなに引き立てられ、リーダーになっていきます。
その時に、権力=悪という固定観念があると「リーダーだけど、みんなに嫌われないように努めよう」みたいな感じになりかねません。
それでは良いリーダー・権力者にはなれませんし、最終的には部下やコミュニティのメンバーもついてこなくなります。
となると、しっかり理解しておいた方がおトクちゃんですよね。
◆そもそも権力とは何か?
では、結論からいきます。
自由が【自分の裁量権の拡大】であるとするなら
権力とは【自分+他人の裁量権の拡大】です。
そう、権力というのは自分の人生を自由にする力を持つだけではなく、周りの人をどうするか?という決定権を持つことです。
例えば、会社の社長なら全てがワンマンでないにしろ、部下の勤務時間、給料、転勤させるかどうか、どんな新人を採用するか、誰をクビにするかなどに大きな影響を持ちます。
もっと分かりやすくするなら、最近トランプ大統領との会談で話題になった金正恩は、かなり多くの裁量権を持っています。
気に食わない奴を殺すことぐらいは、ザラにできるでしょう。
つまり彼は、北朝鮮の国民の生殺与奪権を持ってるワケですし、国をどの方向へ進めるのかも、ある程度自由に決められるハズです。
だからこそ"独裁者"って呼ばれてるワケですよね。
こういう風に、権力というのは【他人の人生をコントロールしたり、影響を与えたり、介入したり、人生を左右させたりできる力】のことなんです。
違う表現をするなら、他人の課題に介入しコントロールする力とも言えます。
この記事の最初の方に挙げた
などなどは、他人の人生や行動をコントロールできるくらいの力を持っていましたよね。
安倍さんは今でも持ってますが。
つまり、彼らは「権力者だった、である」ということです。
権力の正体は、何となくイメージしてもらえたかと思います。
◆権力というダークサイド
こういう説明の仕方をすると「だから権力や権力者はダメじゃないか!!」という人もいるかもしれません。
はい。確かにその側面も否めないんです。
世界の歴史を見ても
などなど、権力がとある人物や組織に集中し過ぎて、暴走したケースは無数にあります。
「権力=他人を好き放題できるパワー」なので、権力を持つと私たち人間は、調子にのってしまいがちなんですよね。
中には、変な万能感を持ってしまう人がいるのも事実です。
そして好き放題やってしまうという。
これを《権力のダークサイド》と呼びましょう。
このダークサイドに堕ちた権力者たちが、今まで歴史の悲劇をたくさん生んできました。
でもそれと同時に、優秀な人が権力を持ったから、様々なことが良くなったケースも無数にあります。
などなど。
彼らもそれなりに権力を持っていましたが、彼らのお陰で世界は進歩してますよね。
(厳密には良い悪いの二元論ではなく、誰にでも良い面も悪い面もあるのですが、ここは分かりやすく)
それに、権力の集中でやらかしてきた歴史があるからこそ、私たち人類は
三権分立
民主主義
選挙制
などの色んな工夫をし、権力が集中して暴走しないように歯止めをかけていたりもするんです。失敗から学んだ叡智ですね。
◆リーダーの資格と資質
さて、結局私が今日言いたかったのは【権力が悪いのではなく、権力を扱う人間の人間性が低いと大変なことになる】ということです。
そりゃそうですよね。
他人の人生に大きな影響を与える権利を持つんですから。
その権利を持つ人間が私利私欲の塊だったり、他人をいびることに快感をえるサイコパスだったら敵いません。・゜・(ノД`)・゜・。
だからこそ、権力者やリーダーなどの、他人の裁量権を少し預かる人、影響を及ぼす力を持つ人というのは【人間性】というのが超重要になるんです。
チヤホヤされても
太鼓持ちをされても
どんなに影響力を持っても
自分のやりたい放題やらない、自分を律し・自分を制御する事ができるような人間性です。
つまり、良い、人様の役に立つ権力者になるには【自分を律する力、自律力】が必要になるんです。
これがないと、
みたいな事になりますし、今はそういう権力者の横暴というのは、これでもかというぐらいに暴かれますからね。
まとめると、
自由
→自分の裁量権がどれだけ広いかによって決まる。そして同時に、裁量権を広げるためには自己責任の覚悟も持つこと。
いわゆる"自立する力"が必要。
権力
→自分と他人の裁量権を持つ力のこと。権力が集中すればするほど、あらゆる裁量権を持つ。
だからこそ、人間性を磨き自分を律する"自律力"が必要。
つまり、リーダーになるような人、既になっている人は【自立+自律の2つのじりつ】が大切ということです。
これさえ意識できてれば、権力者になってもダークサイドにはいきませんし、よりより多くの人を幸せにすること、お役に立つことができるようになりますよ。
ちなみに、権力者になると本来は自己責任の範囲も広がるハズなんですが、権力者のダークサイドに堕ちた人は、責任を他人になすりつける傾向があります。
保身のためですね。
こういう上司、多そうですね笑
ぜひ皆さんは反面教師にして、権力者やリーダーの鑑・お手本になって下さい。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。
【他の哲学系記事まとめ】
・哲学を学んだ方が良い理由
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/05/23/113442
・アリストテレスの四原因説をどこよりも簡単に解説してみた
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/10/03/151844
・ソクラテスの思想「無知の知」とは何かを理解しよう!
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/03/105619
・哲学者プラトンの思想から考える、愛(エロース)とは何か
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/21/104924
・哲学界の問題児「プロタゴラス」の相対主義という考え方とは?
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/08/23/121809
・アウグスティヌスの著作「告白」から読み取る、アウグスティヌスの人生と思想
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/11/02/133054
・近代哲学の創始者「フランシス・ベーコン」の【知は力なり】という言葉の意味・真意
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/09/06/144514
・フランシスベーコンの4つのイドラと「知性」を獲得するための大前提
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/01/063537
・フランシス・ベーコンが重視した「帰納法的思考」とは?
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/10/172745
・快楽主義を謳った哲学者”エピクロス”の思想の源泉を考察する
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/25/064051
・デカルトの生涯と基礎の基礎
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/02/27/165512
・デカルトの名言【我思う、ゆえに我あり】の意味
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/01/132121
・デカルトが主張した”心身二元論”の致命的な問題点とは?
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/02/153347
・サルトルの名言から考える自由の功罪、自由とは何か?①
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/02/174936
・自由の本質&定義と、自由に生きる方法
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/03/214645
・「権力とは何か?」をどこよりも簡単・明確に説明してみた
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/04/155430
・21世紀の哲学はどこに向かうのか?未来予測してみました。
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/05/113657
・変化の激しいこれからの時代に重要になる3つの項目
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/11/16/063912
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哲学者サルトルをヒントに、自由とは何かを明確にしてみた
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
前回は、哲学者サルトルからの名言から話を膨らませて【人生はトレードオフだ】という話をしました。
この記事→サルトルの名言「人間は自由の刑に処せられている」の真意を紐解く - はぎのともぴこの幸福論
何かを選ぶためには、何かを捨てなければならないということですね。
特に現代は、選択肢が激増してしまっているからこそ、思い切って捨てる覚悟が必要だとも言いました。
選択肢を減らす=可能性狭める
↓
選択肢を減らす=可能性を広げる
という考え方に、ぜひパラダイムシフトして下さいね。
◆自由の定義を改めて考えてみよう
で、今回はより哲学的に「自由とは何か?」というのを探求していきたいと思います。
よく「自由になりたい」と言ってる人はいますが、自由という言葉をきちんと定義できてる人って、かなり少ないんですよね。
要は【何となく】自由になりたいって言ってる人が大半ってことです笑
でも、自由の定義がないのに自由を目指すなんていうのは、不可能です。
だって、目指すべきゴールがないんですもん。
これは「成功したい」と言っているのに、成功の定義がない人とかなり似ています。
そういう人も、一生成功するわけないですよね。何が成功か決まってないんですもん。
ってことで、私なりの自由の定義をシェアできたらと思います。
◆自由の本質を模索していた数年間
そもそも「自由とは何か?」という問いを持ったのは、私はもう6~7年前です。
というのも、私が起業したての頃って【自由になろう】というコンセプトで、情報発信をしてた人がかなり多かったんですね。
MacBook1台で世界中を自由に回る。
権利収入を得て、生活を自由に。
ネットビジネスを自動化させて、自由に生きよう。
みたいなヤツです。
私は当時、それはもう無知な大学生だったので、最初は「ほほーん、これが自由か!」と鵜呑みにしていたんですが、この理解が浅かったことにすぐ気付きます。
それは、そういう事を発信してる人に実際会ったら、お金は持ってるけど、不幸そうな人・暇そうな人・死んだ目の様な人が多かったからです。
その時に猛烈な違和感を抱き、1年後ぐらいに「おそらく、彼らの言う自由は労働からの自由で、金銭的に豊かになる事を目指してるだけだ」と気付き、
これは、自由の本質とはきっと違う
と思い、数年間「自由とは何か?」という問いは、棚上げしておく事になります。
数年間、熟成させていたんですね。
そして私はその数年間で独立し、ビジネスも軌道に乗り、相当自由になりました。
月収もある程度自由にコントロールできる。
住む場所も自由。
スーツを着る必要もない。
何を売るかも自由。
誰と付き合うかも自由。
誰と仕事をするかも自由。
ライフスタイル自由。
という風に、かなり色んな事の自由度が上がったんですが、それでも自由の本質は掴めずにいました。
自由になったけど、自由ってなんだろう?
ただ、その熟成させていた問いの答えが一瞬で、解決される日がきます。
それが、このニュースを読んだ日です。
これ→SOSは届かない 電通女性社員を死に追いやった「職場の常識」
覚えている人もいるかもしれませんが、これは東大卒の美人女性が、電通の過酷な労働により過労死した事件です。
このニュースを見た瞬間、ピンと来たんですね。
◆自由の本質は〇〇〇にあり
それはなぜかというと、その当時の私は、この過労死した女性に負けないぐらいハードに働いていたからです。
もちろん、私は元来のショートスリーパーなので、1日3~4時間の睡眠で余裕でどうにかなるんですが、それにしても仕事量的には様々なことが同時進行で進み、ヒーヒー言ってました。
でもね、楽しかったんですよwww
「いや、お前がドMなだけじゃねえか!」と言われたら確かにその側面もあるんですが、ただこれは重大な意味を含んでいます。
というのも、
彼女は電通で死ぬほど仕事をさせられて、実際に死んでしまった。
私も死ぬほど仕事をしていながらも、ヒーヒー言いながら楽しんでいた。
という明確な違いがあり、どうやら「仕事量が多い=過酷=負の感情につながる」という方程式は成り立たないからです。
だって、私は楽しかったですから。
で、ここで気付いたんです。
【自由とは、自分にどれだけ裁量権があるかだ!!】と。
そうなんです。
私も彼女も仕事量はどちらもエゲツなかったですが、私は仕事の殆どを自由に決めれる裁量権を持っていて、彼女は何をやるか裁量権がなく、言われた事をやる状態でした。
分かりやすく言い換えると
とも言えます。
そう、私は、裁量権があったので、自分から進んで血反吐を吐いて仕事をしていたんです。
でも彼女は、血反吐を吐かされて仕事をしていたんです。
この違いは、かなり大きいですよね((((;゚Д゚)))))))
労働者とか下請けの会社の社長とかが自殺するのはよくありますが、好きなことをやっている人は忙しくても自殺する人はいないですよね。
私の周りには「え?そんなに仕事してると死ぬよ?」と言いたくなるぐらい働いてる人がいますが、彼らは好きなことをやってるし、裁量権が自分にあるからストレスが溜まらないんです。
つまり、忙しくさせられているのではなく【忙しくてもやりたいからやる】というのを自分で選んでいるんです。
だから、凄まじい仕事量をこなしていても、全然平気なんです。
つまり【裁量権が自分に沢山ある状態=自由】だと定義できます。
逆に言えば、裁量権が自分にない人は不自由ってことですね。
あの、悲しくも過労死をしてしまった彼女は、裁量権が自分になく不自由だったんです。
不自由故に、苦しかったんでしょう。
そう考えると
裁量権を自分に戻す
↓
色んな事を自由に選択できる様になる
↓
だからこそ、選択肢を捨てる勇気が必要
と、前回の話にも繋がってきます。
なので、私達はまずは【裁量権を自分に戻す】というのを、少しずつやっていくべきだと思います。
想像以上に、私たちは自分に裁量権がないですからね((((;゚Д゚)))))))
例えば、
何時に起きるか
休日はいつか
どこに勤めるか
何時間働くか
誰と働くか
何を売るか
いくら稼ぐか
は会社に決められてますし
中には、人生の主導権をパートナーや親に握られて、彼らの言いなりになってしまってる人もいるんでは?
他にも、〇〇先生が良いって言ったからみたいに、鵜呑みにして行動するのも、裁量権を〇〇先生が握ってます。
さらに言うなら、裁量権が世間様や他人の人もいるかもしれません。
世間に笑われないように、他人に嫌われないように生きている人のことです。
こんな風に、挙げだしたら無限に出てくるくらい、私たちには他人に裁量権を握られてしまう傾向にあります。
そうすると、どんどん不自由になっていき、生きにくくなってしまうので、ぜひ今日から少しずつ自分の裁量権を拡大したり、取り戻したりして欲しいです。
(独立しろとか言ってないです。会社員でも少しずつ拡大できます)
◆自由とは自己責任を土台にして成り立つ
ただ【裁量権を自分に戻す=自己責任の範囲が拡大する】ということでもあります。
つまり、自由とは
自由
__________
自己責任
自己責任という土台の上に、成り立つものです。
当たり前ですよね。
裁量権が自分にあるってことは、自分で決めて自分でやるってことなので、失敗したりしても誰のせいにもできませんから。
そういう意味では【ハードな生き方】だとも思います。
でも、自由になれるんです笑
これらを踏まえて、今日ここで3つの中から、どんな生き方をするか選んで宣言して下さい。
①自分に裁量権の拡大し、自分の人生の主導権は自分が握り、自己責任の覚悟を持って主体的に、自由に生きる。
②自己責任の覚悟を持つのが怖いし、誰かに裁量権や決定権を握られていた方が楽だから、不自由でも別にいいし、そうやって生きる。
③どっちつかずの中途半端に生きる
さぁ、どれにします?笑
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。
他の哲学系の記事まとめ
・哲学を学んだ方が良い理由
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/05/23/113442
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→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/04/155430
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→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/11/16/063912
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サルトルの名言「人間は自由の刑に処せられている」の真意を紐解く
◆作家・哲学者サルトルの名言から自由について考えてみよう
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
いきなりですが、サルトルというフランスで人気だった哲学者は「人間は自由の刑に処せられている」という言葉を残しています。
知ってる人もいるんじゃないでしょうか?
これはサルトルが言った言葉ですが、少し翻訳するなら
私たちは、どんな風にでも人生や運命を切り開いていく事ができるッ!!
どんな生き方をするのも自由だッ!!
ただし、自由な分、自分で選択していかなければならなくて、それは大変だ。
なぜなら、全てが自己責任だからだぁ!!
ハハハハハハハ
というような事を、彼は言ってるワケです。
これは、非常に的確な指摘です。
そして今の日本はまさに【人類の歴史上、最も自由の刑に処されている時期】だと思います。
江戸時代は身分制度があったので、自由の守備範囲は狭かったし、
明治維新で少しは自由が増したとは言っても、家格や男女の差別、貧富の差、国の思想の統制など、不自由な側面も多かったです。
第二次世界大戦終了後も、焼け野原になった日本を復興するために、質の高い労働者養成政策がとられ、
いわゆるサラリーマンが大量に登場し、年功序列・学歴社会・終身雇用・一戸建て・結婚などの正解のモデルを提示され、大半の人がそれに向かって生きていました。
つまり、今までは不自由だったり、これが正解というモデルを提示されたりしてたからこそ、私たちは「思考停止モード」でも楽しく生きてこられたんです。
でも、現代は【まさにカオス】としか言いようがありません。
それは、国家の成熟とテクノロジーの発達によって自由度が増して、正解や成功のモデルみたいものが完全に消滅しています。
つまり「何をやってもいいし、何を選んでもいいよ。ただし自己責任でよろしく」という時代が到来したことを意味します。
こういう流れから、現代は"自由の刑"が最も厳しいってことです。
でも、この自由という名の荒波みを、私たちは乗り越えていかないといけないワケです。
で、この自由という刑罰を乗り越える方法は【捨てること】です。
捨てるとは【余計な選択肢を捨てる】という事です。
◆そもそも自由とは何か&自由の功罪
ちょっと頭に?マークが浮かんでる人もいると思うので【余計な選択肢を捨てる】というのを解説すると、
そもそも、自由とは選択肢の拡大のことです。
自由になればなるほど、何にでもなれるし、何を選ぶこともできます。
実際に、江戸時代や明治時代に生きていた人たちよりも、私達は何万倍の選択肢を持っています。
youtuberになってもいいし
野球選手になってもいいし
パリに住んでもいいし
女性10人と同時に付き合ってもいいし
ニートをしてもいいし
アメリカ人と結婚してもいいんですから。
こうやって選択肢が増えていく事が自由度の拡大なんですが、
ただ私たちは、選択肢が増え過ぎると何を選ぶべきか悩みます。
その理由はシンプルで《他の選択肢を捨てるのが怖いから》です。
例えば、野球選手になるという選択をするということは、その他の色んな選択肢を捨てることになります。
例えば、大谷君はメジャーで大活躍するために
友達と遊ぶ時間
女の子といちゃいちゃする時間
ゲームをする時間
ラーメンを食う機会
サッカー選手になるチャンス
などなど、色んなものを捨てているワケです。
そうやって、余計な選択肢を捨てて、自分のエネルギーを野球に凝縮し続けてきたからこそ、大谷君は大成功しているんですが、それがなかなかできない人が多いんです。
その根本原因が《他の選択肢を捨てる恐怖》を、私達は持っているからです。
もっとちゃんと言うなら「選択肢を減らす=可能性を狭める」みたいな固定観念があるからですね。
全然そんなことないのに笑
それどころかむしろ、選択肢を減らせば減らすほど、可能性は拡大するんですけどね。
◆サルトルのいう自由の刑とは?
それなのに、余計な選択肢を削っていくことに恐怖を抱いて、
立ち止まったり
悩んだり
中途半端に生きていたり
思考停止して、何かに依存したり
みたいな事をしていくと、それこそ【自由の刑】に処されることになりますからね。
今は、自由度が上がり選択肢が増えたからこそ、主体的に何かを選び、他の選択肢を捨てる勇気を持つことです。
今日、私が言いたいのはシンプルです。
人生はトレードオフ。
何かを得るには、何かを捨てなければならないんです。
痩せるためには、ハーゲンダッツを捨てるように
この文章を読むために、10分という時間を捨てるようにです。
つまり、これからの時代は
選択肢を増やす事ではなく、選択肢を減らしていく事にエネルギーを注いだ方がいいってことです。
それが、自由になり過ぎた現代を生き抜く、自由という刑に処されない、賢い生き方なのかと思います。
なので、皆さんは「なるべく選択肢を増やしていこー!残しておこう!」みたいな古いパラダイムはさっさと捨てて下さいね。
どちらかと言えば【何を捨てて、自分の貴重なエネルギーを投下しようかな?】と、常に考えて下さい。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。
他の哲学系の記事まとめ
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→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/03/214645
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→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/04/155430
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→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/05/113657
・変化の激しいこれからの時代に重要になる3つの項目
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/11/16/063912
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イチローの引退会見の名言から学ぶ天職の見つけ方
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
さてさて今回も引き続き、イチローの引退会見から色んな気付き・学びを得ていこうと思います。
前回の記事→イチローの引退会見から学ぶ、超一流の思考・感覚と後悔のない生き方をする方法 - はぎのともぴこの幸福論
前々回の記事→イチローの引退会見から学ぶ、最短最速で効率的に自己成長する方法 - はぎのともぴこの幸福論
今日はこの部分です。
__________ここから__________
記者からの質問
→少年にメッセージを送ってほしい
イチローの答え
→野球だけでなくてもいい、自分が熱中できるもの、夢中になれるものを見つけてほしい。夢中になれるものが見つかれば、自分の前に立ちはだかる壁に向かっていくことができる。
それが見つけられないと、壁が出てくると諦めてしまう。
色んなことにトライして、自分に向くか向かないかよりも、自分が好きなものにトライしてほしい。
______________________________
◆好きなこと×向いてることのかけ算で、天職を見つけよう
まぁこれは一見、よくある普通のやり取りに感じるかもしれませんが、少し脳内を整理するためにマトリックス化してみましょう。
夢中になれて向いてるもの
夢中になれて向いてないもの
夢中になれず向いてるもの
夢中になれないし向いてもないもの
の4つになるかと思います。
で、イチローはこの4つのうち下の2つにはNGを出しています。
「向き不向きではなく、夢中になれることをやれ」と言ってるので。
これはもう至極真っ当なアドバイスなんですが、実はこれは多くの大人や若者ができてるようでできてない事でもあります。
例えば、多くの人は就活をしようと考える時に「対人関係が得意だから営業だな」とか「コツコツと積み重ねるのが向いてるから研究職だな」みたいに、自分の向き不向きで仕事選ぼうとします。
そこに「夢中になれるほど好きか?」という問いかけは、ほぼ確実に抜けているんです。
だからこそ、ここ近年の離職率は凄いし「入ってみたら違った」みたいな意見も多いわけです。
そう。
そもそも、当たり前っちゃ当たり前なんですが【向いてること=好きなこと】ではありません。
だから、向いてることを仕事にしたとしても、それに苦痛を伴うか喜びを伴うかは、また別の話になります。
この辺をしっかりと理解してないと、自分の天職と出会うことはできません。
少し私事になりますが、私は文章を書くのは得意だし向いてるもと思います。
それなら「ブロガーになろう」とか「作家になろう」とかと安直に繋げる事もできますが、ここで肝心の質問【お前は文章を書くのが大好きなのか?】という問いを投げれば
そこまで好きじゃない笑
という返答になります。
もちろん、これだけ文章を書いてるので、嫌いなわけではないですが「1日中書いてられるか?死ぬまで燃えれるか?」というと、首をひねらざるを得ないし、実際無理です。
つまり私は《ライティングを主軸に戦うべきではない》という事になります。
それなのに「俺は文章が書くのが得意だから、文章を書く事を仕事にするぞー」と安易に決めてしまうと、そこからは地獄になります。
一方で
脳内を整理する事
難しい事や抽象度の高い事を分解して、分かりやすくする事
変態な人たちと話すこと
本を読む事
マンガを読む事
人に教える事
ストーリーをインストールしてシェアする事
などなどは、無限にできますし情熱もあります。
もう少し本質を突き詰めると
【私はインプットした事を脳内で再構築して、人に面白く・分かりやすく教えて、その人の人生の役に立ててもらう事】は大好きで情熱を持てます。
(再構築したのを自分で実践するのも好きです)
さらに、向いてもいます。
すなわち私は、上の様な仕事をするのが天職になるって事です。
実際、上の様な事をやり続けて8年になりますが全く飽きは来ないですし、未だに精力的に楽しく活動できていますし、結果もで続けています。
そして、さっきチラッと取り上げたライティングは向いているしスキルはあるので、人に教えるための手段として使うのはありです。
この記事も、文章を書くために書いてるのではなく、脳内を整理するため&みんなに伝えるために書いているってことですよ。
だから別に、文章じゃなくて音声でも動画でもいいわけです。
まとめれば、私は
ともぴこの大好きな事
→インプットした事を脳内で再構築して、人に面白く・分かりやすく教えて、その人の人生の役に立ててもらう事
ともぴこの向いてる事
→ライティング、話すこと
になるので、日々この好きな事×向いてる事のかけ算をして仕事をしているという結論になります。
つまり皆さんも【好きな事×向いてる事】の組み合わせをして、自分の天職を見つけていくのを、私は今日オススメします。
◆天職を見つけるための優先順位
こそで「自分の天職」を考える時の注意事項を1つ。
それが、優先順位です。
まずは好きな事を発見し、それを仕事にする手段として"向いてる事や特技や強み"をお使い下さい。
イチローだってあれだけ運動神経がいいなら、正直ほぼ全てのスポーツに適性があり向いてるでしょう。
イチローはどんなスポーツをやったって、ある程度まで成功するハズです。
でも、イチローが野球で頂点まで登りつめられた理由は【野球が大好きだったから】です(インタビュー内でも野球を愛してると言ってます)
大好きさと向いてる事が組み合わさったから、世界一のプレーヤーになれたということです。
もしイチローが、そこそこ好きで向いてるサッカーをやっていたのなら、世界一のプレーヤーにはなってないでしょう。
みんなそれぞれ向いている事はやっている(やっていた)でしょう。
でも、その前に彼らの中には【やってる事が大好きで堪らない】という大前提があるんです。
ここを忘れないで下さいね。
優先順位は
①好きなこと
②向いてること
ですよー!!
もっとみんな、自分の好きを大事にした方がいいし、何をするのが好きなのか深掘りした方がいいです。
◆好きだけど向いてないことと、どう付き合うか?
ここまであれこれ解説してきましたが、1つ大問題が残っています。
それが
好きだけど、向いてないこと
これとどう付き合えばいいかです笑
個人的には"下手くそな事が大好きだ"という変な人にはあまり遭遇しませんが、まぁいない事はないでしょう笑
野球は大好きだ。
でもやると下手くそだ。
としましょう。
この場合は、2つのアプローチがあります。
①野球を仕事にするのは早々に諦めて(損切りして)趣味として楽しむ。そして他の好きなことを探す。
②野球のプレーヤーとしてではなく、野球関連でできる事はないか?好きな事はないか?を考える(コーチ、情報発信、トレーニング法の研究、データ分析など)
の2つです。
これに関しては、どちらのアプローチでもいいと思いますが、最悪なのは"全く向いてないのに執着して、時間を無駄にすること"なので、早々と諦めるのも大事ですよ。
諦めるの語源は【明らかにして辞める】なので、諦めるのは賢い戦略的撤退です。
悪いことではありません。
向いてない所で貴重な時間をムダにして足掻いているのなら、さっさと次に移りましょうー!!
そして別に趣味でもいいじゃないですか笑
趣味なら「仕事にしよう」とか思わなくていいから気楽ですし、楽しいハズです。
ということで、結局
夢中になれて向いてるもの
夢中になれて向いてないもの
夢中になれず向いてるもの
夢中になれないし向いてもないもの
の4つの中から【夢中になれて向いてるもの】に時間とエネルギーを投下しましょうって事です。
そうしたら天職になるし、結果もついてきますよ。
くれぐれも、夢中になれない向いてるものに時間を割かないで下さい。
最後に幸福度も示しておきます。
★幸福度が高い順
1位 夢中になれて向いてるものをやってる人
2位 夢中になれて向いてないものをやってる人
3位 夢中になれず向いてるものをやってる人
4位 夢中になれないし向いてものをやってる人
になります。
参考にしてみて下さい。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございます。
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イチローの引退会見から学ぶ、最短最速で効率的に自己成長する方法
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
今日も引き続き、イチローの引退会見から色んな気付き・学びを得ていこうと思います。
前回の記事
→イチローの引退会見から学ぶ、超一流の思考・感覚と後悔のない生き方をする方法 - はぎのともぴこの幸福論
そして驚くなかれ、とりあげる部分は前回と同じ所ですww
「1つのやり取りでどんだけ解説すんねん!」というツッコミは聞こえてきてますが、まぁ気にせず書いていきますね。
えー、とりあげるのはこの部分です(前回と同じ)
__________ここから__________
記者からの質問①
【いつ頃引退を考えたのか。後悔はあるか】
イチローの答え
↓
タイミングはキャンプ終盤ですね。 日本に戻ってくる何日前とははっきり伝えられないけれど、終盤に入ったときです。
元々日本でプレーするところまでが契約上の予定でもあったということもあるが、キャンプ終盤でも結果が出せずに、それを覆すことができなかった。
今日の球場での出来事。 あんなものを見せられたら、後悔などあろうはずがありません。
もちろん、もっとできたことはあると思いますけど、結果を残すために自分なりに重ねてきたこと。
人よりも頑張ってきたなどとは言えないけれど、自分なりに頑張ってきたとははっきりと言える。
これを重ねてきて、重ねることでしか、後悔を生まない、ということはできないんじゃないかと思います。
__________ここまで__________
◆最短で成長する方法は、自分なりにを捨ててTTP(徹底的にパクる)こと
前回は【後悔がない】という部分を長々と語りましたが、
今日は【自分なりに頑張って積み重ねてきた】という部分をピックアップして、丁寧に解説していきます。
というのも、このイチローの発言に関しては、大半の人には薬ではなく毒になってしまうからです。
(むしろ参考にならないということ)
だからこそ、私が声を大にして言いたいのは
自分なりに頑張るというのは、かなりステージが上がってからの話で、大半の人はまず【自分なりにという思想を捨てることが必須だよ】ってコトです。
「自分なりに頑張ってる」って、確かに聞き心地の良いフレーズなんですが、最初に何かを上達させよう、結果を出そうとした時に"自分なり"はほぼほぼ不要です。
例えばイチローなので野球を例にすると
あなたがもし小学生で、野球を最短で上達させたいのなら、最も良い行為はTTP(徹底的にパクる)ことです。
バッティングフォームが綺麗な人のフォームを徹底的に真似し、コピーしようと繰り返す。
一流のビッチャーのピッチングフォームを徹底的に真似し、身体に染み込ませる。
それより前に、基礎の基礎のキャッチボールをひたすら基本通り丁寧にやる
というのが、野球を最短でうまくするコツです。
もっと言うなら"練習量"も自分なりを捨てた方がいいです。
自分なりの練習量をこなすのではなく、同世代で頭が抜きん出てる人と同じくらいに合わせていくんです。(最初は無理でしょうが、意識するのが大事)
つまり【練習方法・練習量ともに、ステージの高い人の基準に合わせるて、TTPする】というのが最良の方法なんです。
これはスポーツだけでなく
武道でも
勉強でも
ビジネスでも
ライティングでも
茶道でも
華道でも
何でもそうです。
武道や茶道などの道系のジャンルでは「守破離」というある様にです。
まずは《一流の人や凄い人の基準に合わせて、TTPして、歯を食いしばって付いていく》というのが最初は大事なんです。
(というか、この期間が数年に及ぶこともザラです)
そして、自分の当たり前の基準が高まり、基礎が身についてから【自分なりに】工夫してやっていけばいいんです。
(守破離で言えば破る時期)
逆に
いきなり"自分なりに"を最優先にして
(自分なりに)本気でやっているんですけど
(自分なりに)必死に頑張っている
(自分なりに)考えてやってる
みたいな人は、まぁほぼ100%結果は出ません。
実際、今まで色んな人のコンサルをしてきましたが「自分なりに頑張ります」と言って結果を出した人をほぼ知りません。
なので私は多くの人に、まずは「自分なりに」をぶち壊して、TTPして(徹底的にパクって)当たり前の基準を高めていきましょうというアドバイスをしています。
そういう事情があるので、私はイチローのこの発言に関しては「丁寧に解説する必要があるな」と思ったワケです。
◆上手なTTP(徹底的にパクる)の仕方
さて、ここまでで【自分なりにを捨ててTTPする(徹底的にパクる)ことの重要性】は理解してもらえたかと思います。
なので、ここからは"上手なTTPの仕方"を説明していきます。
TTPするうえで大切なのは、まずは「TTPする対象」を見つけることです。
当たり前ですよね。
ただ、この真似すべき対象というのは
・想像もつかないほどの天才、怪物の様な人物ではないこと
・できれば直接会えて、情報収集できる人
・3~5年後に追いつき追い越したい人
・自分と似てる部分がある人
・人間性が高い人(多くの人に好かれている人
)
などが含まれている人が理想です。
もちろん、全部を含んでなくてもいいです。
もし、そういうTTPしたい人が周りにいたのなら、そこから先は【図々しく近付いていきましょう!笑】
コンサルをやってるならコンサルを受ける
何かお手伝いや協力できることがあるなら、申し出る
ご飯会やお茶会があるなら行ってみる
という感じに、なるべく一緒にいる時間を増やすんです。
顔や名前を覚えてもらって関係性ができてきたなら、弟子入りのオファーなんかをしても良いかもしれません。
(まぁ募集してない人が大半ですが)
とにかく、時間と空間を共有しましょう!
これが、TTPすべき対象者が決まった後のアプローチです。
そうやって、身近でその人のことをTTPできる環境が整ってきたのなら、次はその人の事をストーカーの如く追いかけ、あらゆる事をTTPしましょう。
ここまでをしっかり実践して
よっしゃ。
TTPする対象が決まり、その人の近くにいる環境も整いました。もう完璧ですね。
となるのかというと、そうはなりません。
まだまだ先があります。
だって「単に時間と空間を共有していればTTPできるのか?」と言われたら、そんなに甘いわけないじゃないですか笑
ちゃんと頭を使って、工夫して、TTPしないといけません。
ここからはその、TTPの効果が高まるやり方を説明します。
大切なのは、以下のことを真似することです。
・その人の日頃使ってる言葉を真似する
・その人の喋り方を真似する
・その人のコミュニケーションの仕方を真似する
・その人の身に付けてるもの、持ってるものを真似する
・その人の行動や態度を真似する
・その人の雰囲気を真似する(雰囲気って真似できるの?と思うかもしれませんが、真似しようと意識するのが大事です)
・その人の考え方を真似する
そして最も重要なのが【その人の意識を真似する事】です。
つまり、そのTTPしたい対象者が
どんな意識でその言葉を発し
どんな意識でコミュニケーションをとり
どんな意識で行動してるのか
を想像しながら、対象者の思考回路や意識の使い方を盗もうとするんです。
これをやらないと、せっかく対象者を見つけても、近付いても、色々真似しても何の意味もありません。
最もTTPしないといけないのは【意識】です。
これは一流の人と接すれば分かるのですが、彼らは別に日頃から特別かつ異常な事をし続けているワケではありません。
スキルや能力が特出してない場合もあります。
でも、1つだけ凡人と際立って違うものがあります。
それが【意識】なんです。
意識の持ち方、思考回路が違うんです。
そこをTTPしようとすることが、TTPの達人への道であり、自分を最短で成長させる工夫なんです。
「じゃあぴこさん、その人にどんな意識でやってれば聞けばいいですね?」と思い付いた方もいるかもしれません。
が、それは残念ながらNGです。
っていうのも、一流の人たちは特殊な意識の持ち方をしてはいるんですが、それを言語化していないケースもあり、むしろ無意識に落とし込んで"感覚で"やってる人が多いんです。
なので、聞くだけだと「別に~!普通だよ」って流されてしまう危険性があります((((;゚Д゚)))))))
そもそも、普段の感覚や意識が違うから一流の人は一流なワケですが、もうそれが普通の状態になってしまってるので、本人は自覚がない時が多いんです。
だから、聞いても答えてもらえない時は、観察して、自分の頭で考えて、相手の意識をTTPするようにしましょう。
そうやって、相手の意識をTTPする姿勢で関わっていると、だんだんとその対象者の感覚をインストールできます。
この人はこういう感覚で話してるんだ。
こういう感覚で学んでるんだ。
こういう感覚で普段生きてるんだ。
こういう感覚で物事を捉えてるんだ。
こういう感覚で身体を使ってるんだ。
という風にです。
そうなればしめたもの。
TTP完了です。
そこから先は、自分なりに試行錯誤して工夫していっていいでしょう!
って事で、上手なTTPの流れを説明してきましたが、沢山話して皆さん混乱してると思うので、まとめておきます。
★TTP達人までの流れ
自分なりにを捨てる
↓
TTPしたい対象者を見つける
↓
TTPしたい人と、なるべく時間と空間を共有する。関わる機会を増やす
↓
対象者の【意識】をTTPしようとする
↓
最終的には対象者の感覚をインストールする
↓
TTP終了
になります。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
◆最後に補足
「イチローはなぜ、自分なりにやってきたのに成功したのか?」というと、TTPは小学生の時に終わらせているからです。
これは、イチローの小学生の卒業文集に書いてある文章です。
↓ここから
僕の夢は、一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校と全国大会に出て、活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには、練習が必要です。
僕は3才の時から練習を始めています。
3才から7才までは半年くらいやっていましたが、3年生の時から今までは、365日中、360日は激しい練習をやっています。
だから、1週間中で友達と遊べる時間は、5~6時間です。そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。
という文章です。
もうね、小学生の頃にお父さんとマンツーマンの厳しい練習をして、TTPや基礎の習得は終わっているんです笑
そもそも365日中360日練習しているので、当たり前の基準もクソ高いわけです。
なので、ここまでやれば"自分なりに頑張ってOK"というステージになります。
逆に、ここまでやっているからこそ、オリジナル性が出せるとも言えるんですけどね。
つまり、皆さんも【まずはTTPして、当たり前の基準を上げ、基礎と実力を養ってから、自分なりにやっていきましょう】
自分なりにというプライドやこだわりは、初期の段階では何の役にも立ちませんから。
ちなみに私も、ビジネスを立ち上げた初期の頃は、参考にしたい人をTTPしてましたよ。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
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イチローの引退会見から学ぶ、超一流の思考・感覚と後悔のない生き方をする方法
◆イチローの引退会見から、イチローの叡智を盗もう
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
さてさて、今回からイチローの引退会見を使って、あれこれ解説していきたいと思います。
何となく聞けばただの引退会見ですが、その奥底を紐解くとイチローという人間の叡智が詰まってますし、私たちの人生・生活にも活用できますよ。
ぜひ【イチローの意識・感覚を盗むつもりで】動画を見、今日から数回の記事を読んでみて下さい。
ちなみに、引退会見の映像を見てもらえば
イチローの言葉には深い深い含蓄があり、非常にステージが高いのを感じれる一方で、質問している記者さんたちはアンポンタンなのが分かると思います。
「同じ人間でも、これだけステージが違うのか、、、、」っていうのも体感できる良い映像ですよね笑
記者からの質問①
【いつ頃引退を考えたのか。後悔はあるか】
イチローの答え
タイミングはキャンプ終盤ですね。 日本に戻ってくる何日前とははっきり伝えられないけれど、終盤に入ったときです。
元々日本でプレーするところまでが契約上の予定でもあったということもあるが、キャンプ終盤でも結果が出せずに、それを覆すことができなかった。
今日の球場での出来事。 あんなものを見せられたら、後悔などあろうはずがありません。もちろん、もっとできたことはあると思いますけど、結果を残すために自分なりに重ねてきたこと。
人よりも頑張ってきたなどとは言えないけれど、自分なりに頑張ってきたとははっきりと言える。
これを重ねてきて、重ねることでしか、後悔を生まない、ということはできないんじゃないかと思います。
「人より頑張ったとは言えないけれど、自分なりに頑張ってきたとはハッキリと言える」
この言葉、めちゃめちゃ奥が深いですし説得力がありますよね。
皆さんちょっとここで、自分のことを考えてみて下さい。
もしあなたが「今日死ぬ事になりました」となったとしたら【後悔はないから、今日死んでもいい】と言えますか?
少し極端な問いかもしれませんが、イチローにとって引退とは「プロ野球選手としての死」を意味します。
でも、その死に対してイチローは「後悔はない」と言い切れるんです。
これはとても凄いことですよね。
で、この短い言葉のやりとりの中には"後悔しない生き方をするための答え"が詰まってます。
それが
【1日1日を本気で全力で生きること】です。
シンプルですが、結局これです笑
イチローが引退しても後悔がないのは、1日1日を全力で妥協なく生きてきたからです。
つまり、私たちも今日死んでも後悔がないように生きるためには、今日という1日を全力で妥協なく本気で生きること。
これしかないんです。
とは言っても、この生き方は「言うは易く行うは難し」ですよね。
実践するのが難しいからこそ、後悔して死んでいく人が多いとも言えます。
では「なぜ私たちはイチローのように毎日全力で本気で生きれないのか?」というと、その理由は複数ありますが、その中でも最も大きな要因を今日は説明します。
◆私たちはなぜ本気で生きれないのか?
それは《私たち人間は、本気になる恐怖を持っているから》という理由です。
これはもう、全人類ほぼ100%共通して持ってる恐怖です。
私達は本気になるのが怖いんです。
例えば、どんな恐怖があるのかというと
・これに本気になったのに結果が出なかったどうしよう?
・周りの人からイタい奴、アツイ奴みたいに思われないだろうか?
・自分という人間が変わってしまうんじゃないか?
・本気を出してモノにならなければ、自分に価値がないことを認めざるを得ないんじゃないか?
・本気を出してるとダサいんじゃないか?
・本気を出して自分の限界がショボかったらどうしよう
などなど、私たちは本気を出す・全力を出す事に恐怖を抱いていて、
この恐怖を克服しない限り【後悔なき人生】というのは歩めません。
「じゃあ、どうやってきその恐怖を克服するのか?」というと
とりあえず、今日1日を本気で過ごしてみる、もしくは何か1つを本気でやってみる。
これしかありません。
ただ、これでは元も子もないので、もっと本質的なことを言うと【勇気を出すこと】です。
恐怖の克服の仕方は、勇気です。
人生を大きく変えるのも《努力ではなくて勇気》です。
ここを間違えてる人は多いんです。
例えば皆さん、初めて水に入って泳ぐ時に努力をしましたか?笑
水が怖くなくなるまで、陸上で泳ぎ方のフォームを徹底的に身につけ、水の原理を理解し、息継ぎの仕方をシュミレーションして、みたいな事をやってないと思います。
とりあえず怖いけど勇気を出して水に入って、水を飲んでゲホゲホしながら泳げるようになったハズです。自転車もそうだったでしょう?
要するに
とりあえず勇気を出して水に飛び込む
↓
どうにかなるんだ。意外と死なない
↓恐怖の克服
もっと上手に泳げるよう努力スタート
というプロセスを経て、みんな上手におよげふようになぅてるんです。
つまり【スタート時に必要なのは、勇気なんです】
勇気とは、何くそ根性、どうとでもなれというヤケクソマインドで、恐怖に立ち向かっていくことです。
そして勇気を出してやってみてから、努力が始まるんです。
大切なのは
勇気を出す
↓恐怖の克服
何だ意外と大丈夫じゃん
↓
努力して改善していく
というプロセスを歩む事です。
これは、本気に関しても一緒です。
とりあえず、勇気を出して1日でいいから、1日が無理なら1つのことに本気を出してみましょう。
そして
恥ずかしいけど、本気で誰よりも〇〇をしてみる
↓
意外と何にも言われなかった
↓恐怖の克服
なーんだ。もっと他の事でも本気出そう!
努力しよう!
というプロセスを歩むのがオススメです。
このプロセスを高速回転させているうちに、いつの間にか私達は本気を出す恐怖を克服し、本気で生きれるようになり、後悔のない人生を生きれるようになるんですよ^ ^
◆人類の発展の歴史は恐怖の克服の歴史
ここから話を、大きく大きく脱線させていきます笑
私たち人類はそもそも《勇気を出して恐怖を克服し、そこから努力していく》というさっきのプロセスを経て、文明を発達させてきました。
フグの毒で死ぬ恐怖があるにも関わらず、勇気を出してフグを食べようとした馬鹿が過去にいたおかげで、今フグを普通に食べれます笑
飛行機が飛ぶのも、宇宙に行けるのも、電気が使えるのも、麻酔治療が行えるのも、
過去に勇気を出し、努力しまくった人たちがいたからです。
つまり、マクロな視点で捉えても、私達人類は
勇気を出す
↓恐怖の克服
何だ意外と大丈夫じゃん
↓
努力して改善していく
というプロセスを歩んでいるんです。
そうやって、私達は豊かになってきたんです。
それなのに、私たちは大人になると勇気を出す事をやめ(つまり恐怖から目を背け)努力に逃げがちになります。
ちょっと具体的なストーリーを話しましょう。
想像しながら読んで下さい。
最近、夫が自分に冷たくて「私に飽きて不倫してるんじゃないか?」と疑ってる妻A子がいるとします。
それならさっさと「あなた、不倫してないわよね。ちょっとスマホ見して」と確認を取ればいいのですが、
本当にしてたらどうしよう?
聞いたら嫌われるんじゃないか?
そもそも疑う妻とか最悪じゃない?
これをキッカケ離婚になったら、、、
みたいな思いが渦巻き、なかなか直接聞くことができません。
つまりこの状態とは、事実を知る恐怖、夫に嫌われる恐怖、そして将来への恐怖に負けている状態です。
で、この妻A子は、勇気を出して聞くのを諦め、Amazonで「夫を振り返らせる魔法のテクニック121」という本を購入し、隅々まで読みました。
他にも、パートナーシップのセミナーや、不倫をやめさせるためのコンサルティングサービスなどを高額のお金を払い受講しました。
こうやって、夫の不倫をやめさせようと"努力"したんです。
その努力が実ってか、夫の帰りは前より早くなり、A子にも優しくなってきました。
A子は「ふぅ、高いお金を払って努力したかいがあったわ」と思っていたら、夫は食事中にビールを飲みながら、こんな事を言ってきました。
お前最近、俺に気を遣い過ぎじゃないか?
気持ち悪いぞ。
何か疑われてるみたいで嫌だ。
それとも何か後ろめたい事でもしてるのか?
A子は「え?」っと驚きました。
あなたの不倫を疑っていたら、私が不倫を疑われてるの?
なので、思い切って聞いてみました。
「私はあなたの帰りが最近遅いし、何か態度が冷たいから、不倫でもしてるのかと思って気を遣ってたのよ。機嫌をとってたの。本当に何もないの?」
すると夫は
「はぁ??不倫なんかしてないよ。最近仕事のプロジェクトが立て込んでて疲れてて余裕がなかっただけだよ。ほら、スマホを全部チェックしてみろよ。100%やってないよ」と言ってきました。
思い切って調べてみたら、完全に白。
A子の勘違い、思い過ごしだったんです。
そしてA子は後悔の念に駆られます。
白だったんなら、最初に聞いておけば良かった。
こんなに高額のお金を払う必要もなかったし、気苦労する必要もなかったし、不安に陥って疑心暗鬼する必要もなかったと。
そしてA子は【努力に逃げるのじゃなく、最初に勇気を出した方が早いわね】と気付きを得たのでした。
(つまり学べたので無駄ではなかった笑)
という今即興で書いたストーリーですが、こういう事を大人になるとやりがちになるわけです笑
会社を辞めたいなら、勇気を出して「辞めたい」と伝えればいいんです。
何か聞きたいことがあるなら、誠心誠意勇気を出して聞けばいいんです。
会社を辞めるのが怖いからスキルを身につけたり、独立しようと努力するよりも、まずは辞めちゃった方がいいんです。
そっちの方が早いし、ムダな遠回りをしません。
こうやって勇気を出した方が、人生のスピードは早まります。
と、A子さんフグや飛行機の話などを例に出しましたが、とにかく
勇気を出す
↓恐怖の克服
何だ意外と大丈夫じゃん
↓
努力して改善していく
というサイクルを高速回転させていきましょう。
そして今回は特に、イチローのように後悔のない人生をおくるためにも【本気になる恐怖】を克服し、何か1つでも少しでもいいので、本気で妥協なくやってみて下さい。
その積み重ねで、本気を出すことへの恐怖心・抵抗感がなくなり、あなたも後悔がなくなるだけでなく、イチローの様な素晴らしい人生になるはずです。
何にせよ、頭に刻み込んでおいてほしいのは【努力に逃げる前に、勇気を出そう】【本気で生きて後悔ない生涯にしよう】って2つです。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございます。
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イチローの引退記者会見から学ぼう
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
今更ですが、イチローが引退してしまいましたね。・゜・(ノД`)・゜・。
子供の頃から私たち野球少年のヒーローで、そしてバッティンクフォームとかを真似させてもらった、あのイチローが引退するのは本当に悲しいです。
安室奈美恵の引退
小室哲哉の引退
イチローの引退
嵐の解散
羽生さんが二十数年振りに無冠に
天皇の退位&元号が変わる
などなど、平成を代表した方々の全盛期が立て続けに終わっていき、本当にパラダイムシフトの時期になってきています。
だからこそ、去年開催したパラダイムシフトコミュニティには200名の方が参加してくれたんだと思います。
で、今更せっせとイチローの引退会見を見ていたんですが、
これ、めちゃめちゃ素晴らしい教材ですね。
ただの記者とのやり取りではなく、イチローの返答には成功する人の思考パターンや習慣が散りばめられていましたし、帝王学なエッセンスもかなり濃縮されていました。
ぶっちゃけ、そこら辺のくだらないセミナーに高い金をかけて行くぐらいなら、イチローの引退記者会見を見た方がいいです。
という事で、ここから暫くこのブログでは、イチローの引退記者会見を使って書いていこうと思います。
私ともぴこは「どんな視点で切り取るのか?」「日常にどう活かすのか?」などを意識しながら学んでみて下さい。
ということで、動画をぜひ見ておいて下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=6a5t0SfmQVA
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございます。