イチローの引退会見から学ぶ、最短最速で効率的に自己成長する方法
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
今日も引き続き、イチローの引退会見から色んな気付き・学びを得ていこうと思います。
前回の記事
→イチローの引退会見から学ぶ、超一流の思考・感覚と後悔のない生き方をする方法 - はぎのともぴこの幸福論
そして驚くなかれ、とりあげる部分は前回と同じ所ですww
「1つのやり取りでどんだけ解説すんねん!」というツッコミは聞こえてきてますが、まぁ気にせず書いていきますね。
えー、とりあげるのはこの部分です(前回と同じ)
__________ここから__________
記者からの質問①
【いつ頃引退を考えたのか。後悔はあるか】
イチローの答え
↓
タイミングはキャンプ終盤ですね。 日本に戻ってくる何日前とははっきり伝えられないけれど、終盤に入ったときです。
元々日本でプレーするところまでが契約上の予定でもあったということもあるが、キャンプ終盤でも結果が出せずに、それを覆すことができなかった。
今日の球場での出来事。 あんなものを見せられたら、後悔などあろうはずがありません。
もちろん、もっとできたことはあると思いますけど、結果を残すために自分なりに重ねてきたこと。
人よりも頑張ってきたなどとは言えないけれど、自分なりに頑張ってきたとははっきりと言える。
これを重ねてきて、重ねることでしか、後悔を生まない、ということはできないんじゃないかと思います。
__________ここまで__________
◆最短で成長する方法は、自分なりにを捨ててTTP(徹底的にパクる)こと
前回は【後悔がない】という部分を長々と語りましたが、
今日は【自分なりに頑張って積み重ねてきた】という部分をピックアップして、丁寧に解説していきます。
というのも、このイチローの発言に関しては、大半の人には薬ではなく毒になってしまうからです。
(むしろ参考にならないということ)
だからこそ、私が声を大にして言いたいのは
自分なりに頑張るというのは、かなりステージが上がってからの話で、大半の人はまず【自分なりにという思想を捨てることが必須だよ】ってコトです。
「自分なりに頑張ってる」って、確かに聞き心地の良いフレーズなんですが、最初に何かを上達させよう、結果を出そうとした時に"自分なり"はほぼほぼ不要です。
例えばイチローなので野球を例にすると
あなたがもし小学生で、野球を最短で上達させたいのなら、最も良い行為はTTP(徹底的にパクる)ことです。
バッティングフォームが綺麗な人のフォームを徹底的に真似し、コピーしようと繰り返す。
一流のビッチャーのピッチングフォームを徹底的に真似し、身体に染み込ませる。
それより前に、基礎の基礎のキャッチボールをひたすら基本通り丁寧にやる
というのが、野球を最短でうまくするコツです。
もっと言うなら"練習量"も自分なりを捨てた方がいいです。
自分なりの練習量をこなすのではなく、同世代で頭が抜きん出てる人と同じくらいに合わせていくんです。(最初は無理でしょうが、意識するのが大事)
つまり【練習方法・練習量ともに、ステージの高い人の基準に合わせるて、TTPする】というのが最良の方法なんです。
これはスポーツだけでなく
武道でも
勉強でも
ビジネスでも
ライティングでも
茶道でも
華道でも
何でもそうです。
武道や茶道などの道系のジャンルでは「守破離」というある様にです。
まずは《一流の人や凄い人の基準に合わせて、TTPして、歯を食いしばって付いていく》というのが最初は大事なんです。
(というか、この期間が数年に及ぶこともザラです)
そして、自分の当たり前の基準が高まり、基礎が身についてから【自分なりに】工夫してやっていけばいいんです。
(守破離で言えば破る時期)
逆に
いきなり"自分なりに"を最優先にして
(自分なりに)本気でやっているんですけど
(自分なりに)必死に頑張っている
(自分なりに)考えてやってる
みたいな人は、まぁほぼ100%結果は出ません。
実際、今まで色んな人のコンサルをしてきましたが「自分なりに頑張ります」と言って結果を出した人をほぼ知りません。
なので私は多くの人に、まずは「自分なりに」をぶち壊して、TTPして(徹底的にパクって)当たり前の基準を高めていきましょうというアドバイスをしています。
そういう事情があるので、私はイチローのこの発言に関しては「丁寧に解説する必要があるな」と思ったワケです。
◆上手なTTP(徹底的にパクる)の仕方
さて、ここまでで【自分なりにを捨ててTTPする(徹底的にパクる)ことの重要性】は理解してもらえたかと思います。
なので、ここからは"上手なTTPの仕方"を説明していきます。
TTPするうえで大切なのは、まずは「TTPする対象」を見つけることです。
当たり前ですよね。
ただ、この真似すべき対象というのは
・想像もつかないほどの天才、怪物の様な人物ではないこと
・できれば直接会えて、情報収集できる人
・3~5年後に追いつき追い越したい人
・自分と似てる部分がある人
・人間性が高い人(多くの人に好かれている人
)
などが含まれている人が理想です。
もちろん、全部を含んでなくてもいいです。
もし、そういうTTPしたい人が周りにいたのなら、そこから先は【図々しく近付いていきましょう!笑】
コンサルをやってるならコンサルを受ける
何かお手伝いや協力できることがあるなら、申し出る
ご飯会やお茶会があるなら行ってみる
という感じに、なるべく一緒にいる時間を増やすんです。
顔や名前を覚えてもらって関係性ができてきたなら、弟子入りのオファーなんかをしても良いかもしれません。
(まぁ募集してない人が大半ですが)
とにかく、時間と空間を共有しましょう!
これが、TTPすべき対象者が決まった後のアプローチです。
そうやって、身近でその人のことをTTPできる環境が整ってきたのなら、次はその人の事をストーカーの如く追いかけ、あらゆる事をTTPしましょう。
ここまでをしっかり実践して
よっしゃ。
TTPする対象が決まり、その人の近くにいる環境も整いました。もう完璧ですね。
となるのかというと、そうはなりません。
まだまだ先があります。
だって「単に時間と空間を共有していればTTPできるのか?」と言われたら、そんなに甘いわけないじゃないですか笑
ちゃんと頭を使って、工夫して、TTPしないといけません。
ここからはその、TTPの効果が高まるやり方を説明します。
大切なのは、以下のことを真似することです。
・その人の日頃使ってる言葉を真似する
・その人の喋り方を真似する
・その人のコミュニケーションの仕方を真似する
・その人の身に付けてるもの、持ってるものを真似する
・その人の行動や態度を真似する
・その人の雰囲気を真似する(雰囲気って真似できるの?と思うかもしれませんが、真似しようと意識するのが大事です)
・その人の考え方を真似する
そして最も重要なのが【その人の意識を真似する事】です。
つまり、そのTTPしたい対象者が
どんな意識でその言葉を発し
どんな意識でコミュニケーションをとり
どんな意識で行動してるのか
を想像しながら、対象者の思考回路や意識の使い方を盗もうとするんです。
これをやらないと、せっかく対象者を見つけても、近付いても、色々真似しても何の意味もありません。
最もTTPしないといけないのは【意識】です。
これは一流の人と接すれば分かるのですが、彼らは別に日頃から特別かつ異常な事をし続けているワケではありません。
スキルや能力が特出してない場合もあります。
でも、1つだけ凡人と際立って違うものがあります。
それが【意識】なんです。
意識の持ち方、思考回路が違うんです。
そこをTTPしようとすることが、TTPの達人への道であり、自分を最短で成長させる工夫なんです。
「じゃあぴこさん、その人にどんな意識でやってれば聞けばいいですね?」と思い付いた方もいるかもしれません。
が、それは残念ながらNGです。
っていうのも、一流の人たちは特殊な意識の持ち方をしてはいるんですが、それを言語化していないケースもあり、むしろ無意識に落とし込んで"感覚で"やってる人が多いんです。
なので、聞くだけだと「別に~!普通だよ」って流されてしまう危険性があります((((;゚Д゚)))))))
そもそも、普段の感覚や意識が違うから一流の人は一流なワケですが、もうそれが普通の状態になってしまってるので、本人は自覚がない時が多いんです。
だから、聞いても答えてもらえない時は、観察して、自分の頭で考えて、相手の意識をTTPするようにしましょう。
そうやって、相手の意識をTTPする姿勢で関わっていると、だんだんとその対象者の感覚をインストールできます。
この人はこういう感覚で話してるんだ。
こういう感覚で学んでるんだ。
こういう感覚で普段生きてるんだ。
こういう感覚で物事を捉えてるんだ。
こういう感覚で身体を使ってるんだ。
という風にです。
そうなればしめたもの。
TTP完了です。
そこから先は、自分なりに試行錯誤して工夫していっていいでしょう!
って事で、上手なTTPの流れを説明してきましたが、沢山話して皆さん混乱してると思うので、まとめておきます。
★TTP達人までの流れ
自分なりにを捨てる
↓
TTPしたい対象者を見つける
↓
TTPしたい人と、なるべく時間と空間を共有する。関わる機会を増やす
↓
対象者の【意識】をTTPしようとする
↓
最終的には対象者の感覚をインストールする
↓
TTP終了
になります。
ぜひ、参考にしてみて下さい。
◆最後に補足
「イチローはなぜ、自分なりにやってきたのに成功したのか?」というと、TTPは小学生の時に終わらせているからです。
これは、イチローの小学生の卒業文集に書いてある文章です。
↓ここから
僕の夢は、一流のプロ野球選手になることです。そのためには、中学、高校と全国大会に出て、活躍しなければなりません。
活躍できるようになるためには、練習が必要です。
僕は3才の時から練習を始めています。
3才から7才までは半年くらいやっていましたが、3年生の時から今までは、365日中、360日は激しい練習をやっています。
だから、1週間中で友達と遊べる時間は、5~6時間です。そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。
という文章です。
もうね、小学生の頃にお父さんとマンツーマンの厳しい練習をして、TTPや基礎の習得は終わっているんです笑
そもそも365日中360日練習しているので、当たり前の基準もクソ高いわけです。
なので、ここまでやれば"自分なりに頑張ってOK"というステージになります。
逆に、ここまでやっているからこそ、オリジナル性が出せるとも言えるんですけどね。
つまり、皆さんも【まずはTTPして、当たり前の基準を上げ、基礎と実力を養ってから、自分なりにやっていきましょう】
自分なりにというプライドやこだわりは、初期の段階では何の役にも立ちませんから。
ちなみに私も、ビジネスを立ち上げた初期の頃は、参考にしたい人をTTPしてましたよ。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございます。
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