変化の激しいこれからの時代に重要になる3つの項目
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
私は色んな講座やセミナー、そしてブログの記事などで色んなお話をしていますが、それらをメチャメチャ凝縮してしまえば、私が伝えたいことは2つです。
①真の実力をつけよう
②人間理解を深めよう
これだけです笑
今日はちょいとこの2つの話をさせて下さい。
◆真の実力とは?
まず
真の実力をつけよう
ということですが、
これは色んな業界や人を見てきて、私が心底思うことの1つです。
というのも、それぐらい【真の実力者】と呼ぶに値する人材は少ないんです。あらゆる業種・業界で。
そして、この真の実力というのは【中庸の感覚】の事です。
この中庸という概念は、私があちこちで説明してるので、既に聞いたことがある人も多いでしょうが、大切な概念なので改めて説明しておきます。
中庸というのをシンプルに言うのなら、
適切な相手に
適切な表現、
適切なサジ加減、
適切なタイミング、
そして適切な方法で接し対応することです。
これを私は個別対応力と呼び、そしてこれが上手に精度高くできる人のことを【真の実力者】と呼んでいるワケです。
もちろん前述したように、100%にはなりません。それでもそこを目指していく。中庸を目指していく。
そうやっていくことで、真の実力者になれるんです。
逆に言えば、世の中のほとんどの人は、ここを目指していません。
それどころか、マニュアルやテンプレに従って、誰にでも同じように接し、同じものを提供しようとします。
つまり「これが正解」と会社や誰かに提示されたものを鵜呑みにし、それをそのまま実行しているに過ぎない働き方・生き方をしている人が多いんですね。
一方で、中庸とは【その場で正解を導き出す力】のことです。
目の前の人の雰囲気、表情、口癖、服装、声のトーンなど様々なことを読み取って「今は何をするのが適切か?」を導き出すことです。
なので、正解やマニュアルの通りに動くとは真反対で、いつだって出たとこ勝負なんです。
このヒリヒリ感、常に本番感を味わい続けることで、どんどん個別対応力が磨かれ、真の実力が身に付いていくんです。
◆真の実力がないと、淘汰される時代の到来?
ちなみに、この個別対応力・中庸の感覚がない人は、これからどんどん仕事がなくなります。
1番分かりやすいのが、アパレルブランドの店員です。
今や、メルカリやZOZOTOWNやAmazonなどネット経由で洋服を買う人も多いと思いますが、この現象はまさに"使えない店員はいらない"というお客側からの痛烈なメッセージです。
「あぁ〜お似合いです〜!」「この服と相性がいいですよ」みたいな素人でも分かるようなことしか言えない、もしくはお客の太鼓持ちしかできない様な店員は、
正直言って、不要。
ということです。
「そんな奴と接しながら洋服を買うぐらいなら、ネットで買うわ。安いしわざわざ行かなくていいし」ってなってるんです。
これらの事実は、要するに【誰にでも同じ対応しかできないマニュアル人間、個別対応する実力のない人間は淘汰される】という証拠でもあるんです。
逆に、今後アパレル店員として活躍していきたいのなら、お客さんに適切なアドバイスができ、適切な値段とデザインの洋服を提供し、適切にコーディネートし、適切にコミュニケーションをとれるような人間にならないといけないってことです。
これは、全ての仕事でそうです。
塾講師も、コンサルタントも、FPも、料理人も、コーチも、プログラマーも、デザイナーも、真の実力を身に付けておかなければ、
いつの日か「あなたはいらないわ。ある程度のクオリティを一定で出してくれる機械、もしくは動画サービスとかに任せるわ」ってなってしまうんです((((;゚Д゚)))))))
つまり、これから色んなものがパラダイムシフトしていきますが、その1つが【人間らしい働き方をしない人の淘汰】です。
人間らしい働き方というのが、中庸、そして個別対応のことです。
だから私は、これだけ口酸っぱく手を替え品を替え、この話をしているんですよー!!
◆人間理解を深めよう
ここまで説明すれば、次の「人間理解を深めること」の重要性は、もう分かってもらえてるかと思います。
そう。中庸の感覚を持ち適切に対応するにも、個別対応するにも「人間理解」を深めておかなければ、どうしようもないんです。
例えばあなたが和食の料理人で、常連のお客様に個別対応して良いサービスをするなら、その人のことを深く知っておかないといけません。
どのくらいでお腹がいっぱいになるのか?
何が好きで何が嫌いか?
どのくらいの焼き加減、どのくらいの味の濃さが好きか?
どのくらいのペースで食べるか?
どのくらいの熱さで出すか?
どのくらい話しかけても大丈夫か?
などなど、個別対応するためにアンテナを立てておくことは無数にあります。
しかも、これらをいちいち聞いて確認してたらウザイので、お客さんの食べる様子や表情、食の進み具合、何気ない会話などから【察して対応する】というスキルが必要になります。
つまり、個別対応力やコミュニケーション能力というのを突き詰めていくと《察する力》になるんです。
そして、我が国日本というのは、この察するという行為が圧倒的に得意な「察する文化」です。
そして、そうやって察しながら対応していくことを"オモテナシ"と言うんです。
もちろん、最初から察することはできないし、察したと思っても間違えていることが大半です。
もうここは、ぶつかり稽古です。
怪我をしながら、すりむきながら、痛い思いをしながら地肉化していきましょう。
◆最後に言いたいことが1つ。
これが1番重要で、これからも私はあちこちで、耳にタコができるくらい、いや耳がそのままタコになるぐらい繰り返し言います。
それが【自分中心の世界から、パラダイムシフトしましょう】というご提案です。
誠に残念ながら、世の中の大半の人たちは、基本的にベクトルが自分に向いています。
自分が恥をかかないように
自分が得をするように
自分の自尊心やチッポケなプライドが傷つかないように
自分が楽できるように
自分の承認欲求が満ちるように
みたいに
私は私は私は私は
自分は自分は自分は自分は
と、常に自分に意識を向け、常に自分フォーカスで、常に自分にスポットライトを当ててしまうのが人間です。
でも、このパラダイムからはそろそろ降りましょう。
少しずつでもいいので、他人や世界や場の空気に意識を向けたり、スポットライトを当てたりして、気配りをしましょう。循環を起こしましょう。
自分の「我」を減らしていきましょう。
そもそも、冷静に考えて見て下さい。
中庸の感覚
個別対応
人間理解
コミュニケーション
おもてなし
これらが上手にできるようになるために、自分中心のパラダイムからは卒業し、他人に意識やエネルギーを向けないといけません。
そして、これらを磨かないと淘汰されていくということは、自分中心のパラダイムからは卒業せざるを得ないという事です(一部の人を除いて)
ただし、自己犠牲をしましょう、自分を蔑ろにしましょうと言ってるワケではないですからね。
自分も大切にしたうえで、ベクトルは他人に向けるんです。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。
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