エピクロスの快楽主義という哲学
◆エピクロスとはどんな哲学者なのか?
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
今回は哲学コラムで【エピクロス】というマイナーな哲学者を紹介したいと思います。
これまた長くなりそうなので、ご了承下さい。
まずですが、英語で今「快楽主義者」の事を「エピキュリアン」と言うのですが、この言葉の語源は、世界で初めて快楽主義を唱えた今回の哲学者【エピクロス】からきた言葉です。
なので、とりあえず【エピクロスは快楽について考えた人だ!】と思っておいて下さい。
実際にエピクロスは快楽を全面的に肯定していて(あの時代では先進的)
その上で
食欲
性欲
美
金銭欲
結婚
知識欲
承認欲求欲
など、様々な快楽について研究した哲学者です。
例えば
「食欲は自然で必要な快楽だな。うんうん。」
「でも性欲は自然であるけど必要不可欠な快楽ではないな(子供は性欲ないしね!ご老人も?)」
「美しくあることも快楽だが、美しさを追求しない人もいる。うーむ」
などなどと考えていくうちに、エピクロスはとある最も優れた快楽を見つけます。
それが、、、、、
愛のあるSEX!!!
ではなく(うーん、これ大事だけどな笑)
【知恵である】
という結論を下しました。
エピクロス曰く、食欲や性欲は身体的な快楽は「動的快」であるのに対して、、、、、、、
みたいな話が続くのですが、この話は別に面白くもないし、あんまり勉強にもならないので続けません笑
そしてどうでもいいですww
とりあえずエピクロスは【快楽主義を唱えた哲学者。そして最高の快楽は知恵と考えた人】と認識して下さい。
◆皆さんにクイズです
今回はそんな事よりも、皆さんに気付いて欲しい事&考えて欲しい事があります。
私はこれまでブログで、エピクロス以前の哲学者
などの思想や考え方を書いて来ました。
ほらほらこんなに記事があるよw
・タレス
→世界最古の哲学者「タレス」の名言と、彼がモノの本質を考えるに至った理由 - はぎのともぴこの幸福論
・アリストテレスと中庸
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/08/06/110315
・アリストテレスと四原因説
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/10/03/151844
・ プロタゴラスと相対主義
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/08/23/121809
・ソクラテス
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/03/105619
・プラトンと愛
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/21/104924
ちなみに各々の主張は
タレス→万物の根源は水である
プロタゴラス→世界や物事の捉え方は人それぞれである(相対主義)
ソクラテス→無知の知のマインドと産婆術で、物事や世界の本質に近づく
アリストテレス→物事の全ては四原因説で説明できる
です。
そして今回のエピクロスの主張は
【快楽は素晴らしい(快楽主義)その中でも最も優れた快楽は知恵である】というものです。
これまでの哲学者と比較して何か気付きませんか?というか気付いて下さいw
きちんと比較して、抽象度を少し上げて頂ければ、気付いてもらえるかと思ってます。
では、問題です。
問題①
エピクロスと、これまでの哲学者との違いはなんでしょう?
問題②
その違いが生まれた原因やコンテクストは何だと思いますか?
下に読み進める前に、ガッツリ自分の頭で考えてみて下さい。考えるのが哲学ですから。
◆エピクロス以前の哲学と、エピクロス以後の哲学の違いは?
では、私なりの回答です。
これまでの哲学者
達は
世界の真理
この世の本質
ものの本質の様な
大きくて抽象的なテーマ、いわゆる「この世界」について考えていたのですが、
エピクロスはこれまでの哲学者とは違い、万物とか世界の法則とかいうものは置いておいて、より具体的な人間の生き方や在り方について考察した人物です。
その結果【快楽は素晴らしい(快楽主義)その中でも最も優れた快楽は知恵である】という結論に至ったんですね。
今までの哲学者→世界・万物の考察
エピクロス~後の哲学者→人間についての考察
となっていきます。
◆エピクロスが今までの哲学者とは違った発想になった理由とは?
これはかなり厄介な解説になるので、気が向いたら読んで下さい笑
まずですが、エピクロスは激動の時代に活躍した哲学者です。
どういう意味で激動かというと、アリストテレスが家庭教師とあれこれ教えた大王「アレクサンドロス」が【世界国家】というものを、歴史上初めて作り上げようとしていた時代です。
アレクサンドロス大王は日本で言えば、戦国時代の「織田信長」の様なもんです。
織田信長はこれまで日本各地にいた大名(ポリス)を統一して「統一国家・中央集権国家」を作ろうとした人物で、それを西洋で初めてやろうとしたのが「アレクサンドロス大王」です。
この世界的な動きのために、ギリシア人のエピクロスは急に今までのポリス内から世界へ放り出される形になりました。
このためにエピクロスは強制的に【ポリス規模からの思考から、世界レベルの思考へ】と次元を進化させ、さらには《このカオスな世界を生き抜くための思考》をしなければいなくなりました。
この《このカオスな世界を生き抜くための思考》こそが
人間とは何か?
私達は何をすべきか?
を考える契機になったのです。
まとめると
エピクロスがギリシアのポリスに生まれる
↓
ポリスの中でまったりのんびり思考して生きる
↓
アレクサンドロス大王登場
↓
アレクサンドロス大王のポリス統一戦
↓
ポリスがどんどん併合され統一国家へ向かう
↓
自分のポリス内の思考だけでなく、世界規模で思考する必要が出てくる
↓
このカオスな世界を生き抜かなければならない
↓
政治や社会に期待しない
↓
個人でどう生きるか?
↓
個人の生き方を考える
↓
ゼノンの禁欲主義、エピクロスの快楽主義が出てくる(人間はどう生きるべきか?)
こういう歴史の流れがあって、エピクロスの様な哲学者が生まれ、今までの哲学者とは大きく違う傾向が出来たのです。
これが、エピクロスが今までの哲学者とはテイストが違う理由です。
◆現代でも同じ事が繰り返されている?
さてと、とりあえずエピクロスの解説は終了しましたが、実はこのアレクサンドロス大王&織田信長が起こした【価値観のぶっ壊し】と似た現象が、今起こっています。
正に歴史は繰り返す!!!!
それが【グローバル化・ボーダレス化】です。
エピクロスのパターン、織田信長のパターンと良く似ていませんか?
「ポリス」「大名」という既存の価値観がぶち壊れたあの時代、
そしてグローバル化・ボーダレス化という流れができ「日本国内で」という価値観がぶち壊れた今の時代、
とても似ていますよね。
そして、こういう似た現象が起きているので、これからの時代は【人間はどう生きるべきか?】という問いを各々がしていく事になるでしょう。
もっと言うなら《個人の時代》になっていきます。
つまり《個人が自分の生き方を考え、各々が活躍する時代》になっていきます。
というか、もうとっくにこの傾向になっていますよね?
これから個人が生き方や働き方をデザインして、時には能力を持った個人がタッグを組み仕事をする「アベンジャーズ」的な働き方も増えていくと思います。
逆に、これまで当たり前とされてきた
60歳定年神話
正社員安定神話
公務員安定神話
の様な過去のものは、どんどん廃れていくでしょう。
ここに乗っかるというのは、個人的には沈み行く船に自ら飛び乗る「自殺志願者」の様な気もします。
この辺の話はまた別記事で、死ぬほど書かせてもらえたらと思います。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました
【他の哲学系記事まとめ】
・哲学を学んだ方が良い理由
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/05/23/113442
・アリストテレスの四原因説をどこよりも簡単に解説してみた
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/10/03/151844
・ソクラテスの思想「無知の知」とは何かを理解しよう!
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/03/105619
・哲学者プラトンの思想から考える、愛(エロース)とは何か
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/21/104924
・哲学界の問題児「プロタゴラス」の相対主義という考え方とは?
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/08/23/121809
・アウグスティヌスの著作「告白」から読み取る、アウグスティヌスの人生と思想
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/11/02/133054
・近代哲学の創始者「フランシス・ベーコン」の【知は力なり】という言葉の意味・真意
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/09/06/144514
・フランシスベーコンの4つのイドラと「知性」を獲得するための大前提
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/01/063537
・フランシス・ベーコンが重視した「帰納法的思考」とは?
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/10/172745
・快楽主義を謳った哲学者”エピクロス”の思想の源泉を考察する
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/25/064051
・デカルトの生涯と基礎の基礎
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/02/27/165512
・デカルトの名言【我思う、ゆえに我あり】の意味
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/01/132121
・デカルトが主張した”心身二元論”の致命的な問題点とは?
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/02/153347
・サルトルの名言から考える自由の功罪、自由とは何か?①
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/02/174936
・自由の本質&定義と、自由に生きる方法
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/03/214645
・「権力とは何か?」をどこよりも簡単・明確に説明してみた
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/04/155430
・21世紀の哲学はどこに向かうのか?未来予測してみました。
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/05/113657
・変化の激しいこれからの時代に重要になる3つの項目
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/11/16/063912
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人生は偶然と必然のハーモニーで成立している
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
今日は、頂いたメールの質問に答えていきたいと思います。
__________ここから__________
いつも良いエネルギー循環をありがとうございます。
ふと質問が浮かんだのでメール致しました。
私は今年の2月に結婚しまして、それからよく聞かれるようになったのが「〇〇(妻の名前)ちゃんのどこが好きなの?」とか「なんで〇〇(妻の名前)ちゃんと結婚しようと思ったの?」という質問です。
どこが好きか?という質問には特に考えずに答えられますが、なんで彼女と結婚したか?という質問には正直、いつも答えに悩みます。
例えば私が彼女の好きなところとして、シンプルに、顔、見た目、と言うことがありますが、世の中には彼女よりも美人な女性なんて山ほどいるわけでして。
それが結婚した理由にはならないなと思います。
同様に、お酒が好きだからとか、価値観が合うからとか、挙げればキリがありませんが、どれも同じで、もっと探せばお酒が好きな女性、価値観が合う女性は山ほどいると思います。
なので今のところ、彼女と結婚した理由は「たまたま」だと思っています。
それをご縁とか、運命とか、都合の良いように呼ぶのかもしれませんが、たまたまお互いにタイミングよく出会って、たまたま惹かれあって、たまたまこれからも夫婦として一緒に人生を共有したいと思ったからプロポーズをして婚姻届を出して、その結果として今があると思っています。
よく「結婚は制度である」と言われますが、結婚について深く考えるようになったのは入籍してからでした。今でもよく考えます。
そこでお聞きしたいのは、ともぴこさんもまだご結婚されてそれほど時間が経っていないと思いますが、なぜ奥様と結婚しようと思ったのでしょうか?
半分、興味本位の質問ですが、もしよろしければともぴこさんの結婚についての考え方を聞かせてください。
__________ここまで__________
◆なぜこの人と結婚したの?という問い
いや〜!!
結婚すると、この質問かなりされますよね笑
私はこの質問をされる度に「答えるの面倒だなぁ」と思ってたので、この際文章化しておいちゃいます。
結論から言うと、メールを送って下さった方とほぼ同じで【たまたま&何となく】これに尽きます。
もちろん、
気配りができるから
波長が似てるから
笑顔がいいから
過程を明るくしてくれそうだったから
一緒にいて落ち着くから
みたいな理由を挙げる事もできるんですが、だからと言ってそれが決め手だったとも思いません。
なので【たまたま&何となく】です笑
たまたま好きになり
たまたま告白して無理やりOKを引き出し
たまたま彼氏(仮)になり
たまたま正式な彼氏になり
たまたま長く付き合い
たまたま結婚し
たまたま子供が産まれた。
本当にたまたまの連続ですw
これ以上も以下もありません。
もしかしたら、奥さんよりも身近にもっと美人で美乳で性格が良くて、上の条件も全て満たしていた人がいたりしたら、そっちを選んだ可能性だってあるワケなので偶然の巡り合わせなんですよね〜!
◆人生はたまたまの連続体
そして私は、人生は所詮【たまたまの連続が繋がったもの】だと考えています。
全ての物事はたまたま起こっていて、そのたまたまが1秒ごとに起きていて、それが連なっている。それだけです。
まぁこう言うと、かなり虚無的に聞こえるかもしれませんが、ただ同時に【たまたまの質はある程度コントロールできる】とも考えています。
「たまたまをコントロールする」
うん。こう書くと「男の〇ン〇ンをコントロールして虜にする恋愛方法」みたいに見えますね笑
と、話を戻すと、たまたまは、コントロールできるんです。
たまたまなのに、コントロールできる?
矛盾してないかい?
と思う人もいるかもしれません。
でもね、これ、抽象度の高い視点で物事を捉えられるようになると、全く矛盾して無いんです。
私の中で"たまたま"というのは
たまたま(偶然性50%+必然性50%)ぐらいの構成要素になっているので、たまたまとは言ってるものの、その裏にはきちんと説明のつく原因があることを理解しています。
だから、多くの人が"たまたま"と思っていることも、私から見ると「半分たまたまだけど、半分はあなたに原因があるよ〜!例えばね、、、」っていう風になります。
そういう意味で、たまたまは50%ぐらいはコントロールできると思ってます。
(正確にはパーセンテージの世界ではないんですが、分かりやすくしてます)
「え?じゃあ、たまたまをどうコントロールするの?」というのは書き出すとキリがなくなるので、やめておきますね。それはまた別記事で。
◆矛盾したパラダイムを止揚する
私がこの記事で伝えたいのは、この世の出来事は
たまたまと思った方が良い時・楽な時は、たまたまと思えばいいし
何かの修行・メッセージなんだと思った方が良い時は、そう思えばいい。
ということです。
この真意は
たまたまという概念自体が、私の中では必然性と偶然性のどちらも兼ね備えたモノなので、どちらを採用しても矛盾にはならない。というものです。
私はよく「意見や理論は何か1つだけに偏るのではなく、矛盾してても良いから採用するという感覚を持ちましょう」的な事を言います。
例えば、受験勉強を死ぬほど頑張って迎えた当日なら「努力は絶対に報われる!俺は受かる!もう受かってる!」というパラダイムを採用をして、自信を持って本番に臨んだいいですが
試験が終わった後は「努力は報われる時も報われない時もある。神様次第」というパラダイム・考え方を採用した方が、結果に期待し過ぎる事もなくなります。
こういう風に、自分が生きやすくなったり、自分のパフォーマンスが上がったりするように、色んなパラダイムを採用するのを最初はオススメします。
これだけでも、かなり世界は広がるし、生きやすくなります。
そう、自分が成長・進化し、どんどん抽象度が上がっていくと【一般の人には矛盾して見えているものが、実は全く矛盾していない。ちゃんと整合性は取れている】と色んな所で気付けます。
それが、さっきの
たまたまと思った方が良い時・楽な時は、たまたまと思えばいいし
何かの修行・メッセージなんだと思った方が良い時は、そう思えばいい。
です。
一見「なんて適当なことを言う奴なんだ!」という風に見えるかもしれませんが、私は【たまたま自体が、必然性と偶然性の融合】と確信しています。
平たく言えば、
たまたまは、たまたまでもあるし、たまたまでもない。
って事です。抽象度を上げて分析すると。
だから、どちらを選んだとしても、私の中では全く矛盾がないんです。
ちなみに、このたまたま理論の説明は、セミナーにすると1時間くらいになります。
ちゃんと言語で体系立てて説明できるってことなので、適当に言ってるワケでもないってことですよ。
◆まとめると
以上の事を踏まえると、私が奥さんと結婚したのは
偶然50%
必然50%
ぐらいで、こうやって良い奥さんに巡り会えたのは偶然ですが、私が必然性の方に幾分かのアプローチしてたからっていうのもあるかな?なんて思ってます。
そして、人生はたまたまの連続、つまり【偶然性と必然性の組み合わせが人生】ということです。
さて、今日の話は難しかったかな?と思います笑
でも
「へ〜!ともぴこは、こんなこんな感覚で生きてるんだなぁ〜」と、頭の片隅に置いておいて下さい。
そして、最後にこれだけは言っておきます。
【この世はきっと全く矛盾なくデザインされています。それなのに複雑に感じるなら、もしくは実際に矛盾があるのなら、自分の抽象度を上げたり、探求したりして解決するしかありません。それが世界を広げることです】
化学も物理学や医学もそういう学問ですよね。
矛盾や不思議や理に合わないことを、追求・探求・抽象度を上げるなどし、矛盾をなくして世界をシンプルにしていってるんです。
例えば「幸せになるため努力してるのに、不幸せのままだ」というのも大いなる矛盾です。
まずはこういう身近な所から、色んなパラダイムを採用して、色んな角度からその事象を分析して、多角的に矛盾を解明しようとして下さい。
いつの日か「あー!俺は幸せになるための努力をしてるから、不幸せだったのか。幸せになろうとすると不幸になるのか」と、矛盾のない理論に気付けますよ。
もちろん、まだまだ私も、分からないこと・矛盾だらけなことばかりなので、一緒に解明していきましょう。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました
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【北千住】千住仲町氷川神社へ参拝してきました
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
このブログでは今まで色々な記事を紹介してきましたが、今後は私が足を運んだ神社仏閣、オススメの料理店、オススメの商品などを、記録代わりとして載せていきたいと思います。
どうぞお付き合い下さい。
ということで、めでたい第第1回目の神社探訪は【千住仲町氷川神社】でございます。
◆千住仲町氷川神社の概要
名称→氷川神社
通称→仲町氷川神社
御祭神→素盞嗚尊〔すさのおのみこと〕
これが千住仲町氷川神社の基本情報ですが、他にも相殿に大国主が祀られ、境内には関屋天満宮、江島神社もあります。
境内の雰囲気はこんな感じ
鳥居
手水舎
本殿
天気もなかなか
人も少なく、とても静かで居心地の良い場のエネルギーの高い境内になっています。
御朱印も受け付けているみたいですよ!!
そして、この神社の特に注目すべき点は”千寿七福神”の千寿弁財天(千寿七福神)祭神 市杵島比売命が祀られていることですね。
この弁天像は供養庚申塔として元禄二年(1689)に造塔されたもので右手に剣を握り左手に宝珠を持っていて、塔の上部には日月、中ほどには二鶏、下部に三猿がそれぞれ刻まれているとのこと。
弁財天を主尊とした庚申塔としては現在のところ東京では一基と云われています。
弁財天の説明
神社全体の説明
◆個人的なあれこれ
私は9時間ぐらいの弁財天セミナーをやるほどの弁財天オタクですが、市杵島比売命がルーツで、しかもかなり場のエネルギーが空間に置かれている弁財天なので、全国屈指レベルの良い弁天様だと思います(弁財天はピンキリというか、良くないもの多いので)
そして、千住という街をウロウロすると、やたらと氷川系の神社、そして素戔鳴命が祀られている神社が多いことが分かります。
理由はまだ解明してませんが、きっと何か深い理由がありそうです。
その辺は研究してまた記事にできたらと思います。
◆アクセス情報
在地→(〒120-0036)東京都足立区千住仲町48-2
最寄り駅→地下鉄日比谷/千代田線「北千住」駅より徒歩約8分
JR常盤/東武伊勢崎線「北千住」駅より徒歩約10分[仲町口]
地図
https://goo.gl/maps/JwFDvojZe1P2
ではでは〜( ´ ▽ ` )ノ
フランシス・ベーコンが提唱した「帰納法的思考」とは?
◆帰納法的思考を重視した「フランシス・ベーコン」
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
今日も「フランシス・ベーコン」関連の哲学コラムになります。
前回・前々回と「ベーコン」を取り上げできて
・知は力なり(この記事)→近代哲学の祖「フランシス・ベーコン」の【知は力なり】という名言の意味・真意 - はぎのともぴこの幸福論
・4つのイドラ(この記事)→フランシスベーコンの4つのイドラと「知性」を獲得するための大前提 - はぎのともぴこの幸福論
の説明をしてきました。
と、こんな感じで、現代でもかなり役に立つ知恵を提示してくれている彼ですが、実はもう1つ重要視したものがあります。
それが【帰納法的なアプローチ】です。
というのも、そもそも哲学というジャンルは、帰納法とは真逆の演繹法的なアプローチが多く、そのため現実世界とはかけ離れたり、応用不可能な概念が生まれたりし易いんです。
と、急に帰納とか演繹とか言っても分からない人もいると思うので
(こういう時、学校教育ってバカにならないなぁと思います)
少し分かりやすく説明したいと思います。
◆帰納法と演繹法の違いを分かりやすく説明します
野球を例にするなら
演繹法は「こういうピッチャーが世界一だ」という仮説を立て、その仮説を実証するために、練習や食事を組み立てていきます。
なので、演繹法の場合は、最初の仮説が間違ってると大事故になります((((;゚Д゚)))))))笑
そして、最初の仮説を立てるために色んなお勉強をするという感じです。
一方帰納法は
など、一流の選手たちを分析し、彼らの共通点を洗い出し「良いピッチャーとはコレなんじゃねぇか?」という仮説を立て、そこから練習していきます。
それで成果が出れば、仮説が正しい。って感じです。
こう捉えると、哲学はかなーーーり演繹よりな学問なワケです。
もっと細かく言うと、帰納法と演繹法は、哲学の世界では、それぞれ
という2つの思想になっており、ベーコン哲学者には珍しく、徹底的な帰納法思想の立場なので【イギリス経験論の祖】と呼ばれています。
そして、この思想が強まったおかげで、その後のイギリスでは「ロック」の様な賢人を生むに至るわけです。
◆まとめると
演繹法→初めに「これが正しいのではないか?」という仮説の正解を立て、それを証明していくこと
帰納法→実験や観察を通じて、個別の事例の共通点と違いを洗い出し、それらを統合する事で見えて来た事柄を、一般的な法則へと導く方法のことです。
もっと分かりやすくするために、最後に”おっぱい”で説明しましょう!!
演繹法的おっぱい理論
仮説→おっぱいがでかい奴はバカだ(前提)
ほらあいつも。
やっぱりあいつも。
見ろ!あいつもだ。
やっぱり巨乳は馬鹿だ。
帰納法おっぱい論
あの合コンで会った、巨乳バカだったよな。
そう言えば中学の同級生のあいつも。
ウチの姉も。
あれ?もしかして巨乳の人ってバカなんじゃないか?
極端な例えをすればこうなります。
語弊のない様に言っておきますが、私はおっぱいは差別なく全おっぱいを愛する「おっぱい仙人」なので、貶してるワケではございません。
ご理解下さい。
何はともあれ、まぁ【知を応用して技術開発して、どんどん社会を豊かにしてこうぜ!それが知の力だ!】というコンセプトを提示していたベーコンですから
帰納法の立場にいても、何の不思議もないですね。
まぁこんな感じで
知は力なり
4つのイドラ
イギリス経験論の祖
などと、圧倒的な実績、卓越した実力を持ち、大活躍した偉人ですが、実はイギリス国民からの人気は、とてもつもなく低いんです((((;゚Д゚)))))))
というのも、彼、
【その学識と人格とは、天使と悪魔のように違う】と呼ばれるほど、色々やらかしているからです。
彼がどんな事をしたのか?は本題から逸れるので話しませんが笑
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
長い長いフランシスベーコンの話を読んで頂いて、ありがとうございました。
【他の哲学系記事まとめ】
・哲学を学んだ方が良い理由
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/05/23/113442
・アリストテレスの四原因説をどこよりも簡単に解説してみた
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/10/03/151844
・ソクラテスの思想「無知の知」とは何かを理解しよう!
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/03/105619
・哲学者プラトンの思想から考える、愛(エロース)とは何か
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/21/104924
・哲学界の問題児「プロタゴラス」の相対主義という考え方とは?
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・アウグスティヌスの著作「告白」から読み取る、アウグスティヌスの人生と思想
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/11/02/133054
・近代哲学の創始者「フランシス・ベーコン」の【知は力なり】という言葉の意味・真意
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/09/06/144514
・フランシスベーコンの4つのイドラと「知性」を獲得するための大前提
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/01/063537
・フランシス・ベーコンが重視した「帰納法的思考」とは?
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/10/172745
・快楽主義を謳った哲学者”エピクロス”の思想の源泉を考察する
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/25/064051
・デカルトの生涯と基礎の基礎
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/02/27/165512
・デカルトの名言【我思う、ゆえに我あり】の意味
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/01/132121
・デカルトが主張した”心身二元論”の致命的な問題点とは?
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/02/153347
・サルトルの名言から考える自由の功罪、自由とは何か?①
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/02/174936
・自由の本質&定義と、自由に生きる方法
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/03/214645
・「権力とは何か?」をどこよりも簡単・明確に説明してみた
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/04/155430
・21世紀の哲学はどこに向かうのか?未来予測してみました。
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/05/113657
・変化の激しいこれからの時代に重要になる3つの項目
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/11/16/063912
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フランシスベーコンの4つのイドラと「知性」を獲得するための大前提
◆フランシス・ベーコンの基礎を復習
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
前回から近代哲学の創始者「ベーコン」について解説しています。
この記事→近代哲学の祖「フランシス・ベーコン」の【知は力なり】という名言の意味・真意 - はぎのともぴこの幸福論
彼の名言【知は力なり】は
意訳1
知識や知恵は力だ。武器だ。
だから真理を追い求め学べ。
意訳2
自然科学とそこから応用される技術開発は、人間に大きなメリット(健康・医療・仕事の円滑化など)がある。だから「知」を学べ。
の2つがあるというお話をしました。
特に後者が大切で【学問と社会の融合】を促す考え方で、とても画期的だった。という内容でしたね。
忘れた方は、ぜひ復習してベーコンマニアになって下さいね!
◆どうやって「知」を獲得するのか?
さてさて、ベーコンは常にコンセプトとして「知を獲得して活用しろ!」というのを掲げていたんですが、そうなると当然「じゃあどうやって知を獲得するの?」というお話の展開になってきますよね。
ベーコンもきちんとそこを説明しています。
ベーコンが提唱したのは【知を得るためには、一切のイドラを排除せよ】というものです。
【イドラ】というのは、ベーコンが開発した用語で、日本語訳だと「偶像」と訳されます。
まぁこれだと非常に分かりにくいので
【イドラ≒偏見・先入観】と捉えてもらって、何ら問題ありません。
つまり、ベーコンは《知を得るためには、一切の偏見や先入観を排除せよ》と主張したのです。
知を得たり、真理に近づくためには、思い込みや偏見が1番の邪魔になりますからね。
まずはそこを排除しようとしたわけです。
ちなみに、簡単に「一切の偏見や先入観を捨てよ」と言ってますが、冷静に考えてこれはクソ難しいです。
基本的に私たちの頭の中は、過去の知識や経験によって構築された「独自の偏見」が山ほどあります。
というか、ほぼほぼ偏見です。
これを一旦脇に置き、フラットに物事や人に向き合うというのは、簡単な様で激ムズです。
例えば、清貧は素晴らしいと勘違いしている割合が多い日本人は、お金を沢山稼いでる人を見ると「きっと、悪い事をしてるに違いない。だってほら〇〇も捕まったじゃん」みたいに言う人が多いですが、これも立派な偏見です。
〇〇さんとお金持ちはイコールではありませんし「お金持ちが悪」という方程式は偏見です。
ちゃんと冷静に考えてみれば、お金に余裕がある人よりも貧困に苦しんでる人の方が、犯罪を起こす事は多いんですけどね。
他にも「あいつは良い時計をしてるから金持ちだ」とか「宗教に入ってるから頭おかしい」とか「巨乳の女はバカ」とかも、全て偏見です。
実はこれ、私達のような20代よりも、50〜60代と、年をとっていけばいくほど、強固で意味不明なガチガチな偏見ができてるイメージがありますね。
ま、何はともあれ「偏見や思い込み」を無くすのは非常に難しく、それらの余計なフィルターがあると、物事もきちんと理解できないし、真理に近付けないという事です。
ベーコンはだからこそ《知を得るためには、一切の偏見や先入観を排除せよ》と主張しているんですね。
そしてベーコンは【イドラ】つまりは偏見や先入観を、4つの種類に分けました。
この4種類の偏見を、人間は持ちやすい。という事です。
①洞窟のイドラ
これは個人個人特有の、自分の人生が基盤になっている偏見です。
簡単に言うなら、子供の頃先生や両親に教わった事や、家庭や環境のルールや習慣などを正しいと信じ、その狭い価値観によって世界全体を判断してしまう。
つまり「洞窟の中=世界の全て」と思ってしまう事に寄って生じる、偏見の事です。
例えば「日本食こそ世界で最も美味しい料理である!」と言っても、世界中に行き、あちこちの料理を食べた事がないのなら、それは偏見の可能性が高いです。
世界にはもっと美味しい料理があるかもしれませんから。
食った事ないのに「日本食が1番」って言ってるのは、偏見でしかありませんよね。
言葉を変えれば
「井の中の蛙大海を知らず」にも似ています。
他にも「俺はこう育ったんだから、お前もそうしろ」とかいうアホな人もこれになります。
②種族のイドラ
これは非常に説明しにくいのですが
「人間共通の先入観」の事です。
要するに、人間が元々持っている知性や感覚が、いつも正しい認識をしているワケでは無いという事です。
例えば「女性は感情的、男性は理性的」の様な、当たり前の如く言われている事も先入観であり、そんなもんは人それぞれです。個体差があります。
地球にいると、地球の周りを他の星が回っているように錯覚してしまいまい「天動説」を唱え出すの何かも、完全にこれです。
③劇場のイドラ
これは【権威や伝統から生じる思い込み】です。
例えば、過去の偉大な哲学者の意見や、キリストの教義などを、頭から無条件に盲信するな!という事です。
SNSなどを見てる限りだと、これをやらかしてしまってる人はかなり多いです。
単にシェアされて流されてきたデマ情報を「みんながシェアしてるから正しいんだろう!おそらくこうなんだ!」と思い、デマ情報を喜んでシェアしてる方々多いです。
ベーコンから言わせれば「知がない方々」になります。
他にも宗教の教典や聖書も正しいかどうかは分かりませんし、国の発表や教科書に書かれている事も真実かは分かりません。
ましてや「年収3000万の〇〇さんが言っていたから正しい」とかはもってのほかです。
大学教授の肩書きも、新聞もそうです。
何が正しいかは、自分の目で見て考える必要があるワケです。
つまり、私の言ってる事も「頭から鵜呑みにしちゃいけない」って事ですからね。
④市場のイドラ
言葉の不適切な使用によって生じる偏見・先入観のことです。
ベーコンは人と人とが出会う場所を「市場」と呼んでいるので、今でいうビジネス上の市場とは違うのでご注意下さい( ´ ▽ ` )ノ
私達が日頃使っている「言葉」というのは、人々のコミュニケーションを円滑にする最強の便利グッズですが
人によって理解力には差がありますし、さらに同じ言葉でも人によって「言葉の定義」が違います。
そこから、誤解が生じて様々な偏見が生まれるという事です。
例えば「あなたとても真面目だねー!」と、純粋に誰かを褒めたとしても
もしかしたらその褒められた人は「真面目=ツマラナイ奴」という意味で、言葉を定義しているかもしれません。
そうなると褒めた側は「褒めたった」と思っているのに、褒められた側は「バカにされた」と思ってしまうという、何とも言えない感じになります。
ここで大切なのは【同じ言葉でも、1人1人の意味合いは少しずつ違うんだ】と認識することです。
◆イドラをまとめると、、、、
と、まぁ、こんな感じで、ベーコンは偏見や先入観を4種類に分けたんです。
今でもやらかしてしまう事が多いものばかりですよね。私もです。
まずはこれら4種類のイドラ(偏見や先入観)を排除して、客観的に見てから、知を獲得していこうと言ったのが、ベーコンです。
これはかなり大切な事だと思います。
相当前に、アリストテレスの【中庸】のお話もしましたが
中庸でいるためには、まずはイドラを取り除くのが必須条件だと思います。
ということで、今日はこの辺で。
くだらない偏見を捨て去って下さい。
そこからが学習のスタートです。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
【他の哲学系記事まとめ】
・哲学を学んだ方が良い理由
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/05/23/113442
・アリストテレスの四原因説をどこよりも簡単に解説してみた
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/10/03/151844
・ソクラテスの思想「無知の知」とは何かを理解しよう!
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/03/105619
・哲学者プラトンの思想から考える、愛(エロース)とは何か
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/21/104924
・哲学界の問題児「プロタゴラス」の相対主義という考え方とは?
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/08/23/121809
・アウグスティヌスの著作「告白」から読み取る、アウグスティヌスの人生と思想
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/11/02/133054
・近代哲学の創始者「フランシス・ベーコン」の【知は力なり】という言葉の意味・真意
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/09/06/144514
・フランシスベーコンの4つのイドラと「知性」を獲得するための大前提
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/01/063537
・フランシス・ベーコンが重視した「帰納法的思考」とは?
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/10/172745
・快楽主義を謳った哲学者”エピクロス”の思想の源泉を考察する
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/25/064051
・デカルトの生涯と基礎の基礎
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/02/27/165512
・デカルトの名言【我思う、ゆえに我あり】の意味
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/01/132121
・デカルトが主張した”心身二元論”の致命的な問題点とは?
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/02/153347
・サルトルの名言から考える自由の功罪、自由とは何か?①
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/02/174936
・自由の本質&定義と、自由に生きる方法
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/03/214645
・「権力とは何か?」をどこよりも簡単・明確に説明してみた
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/04/155430
・21世紀の哲学はどこに向かうのか?未来予測してみました。
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/05/113657
・変化の激しいこれからの時代に重要になる3つの項目
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/11/16/063912
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近代哲学の祖「フランシス・ベーコン」の【知は力なり】という名言の意味・真意
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです
今回からいわゆる「近代哲学」と呼ばれる哲学のお話をしていこうと思います。
その前の時代の哲学は【哲学を含めた全ての学問は、キリスト教神学に吸収された】と言われるほど、キリスト教のための学問でしたが、哲学の世界もルネサンスの影響を当然受け、自然科学や哲学も【脱神学化】していきます。
それが近代哲学です。
この記事→アウグスティヌスの思想を著作の「告白」の内容から学ぼう - はぎのともぴこの幸福論
◆近代哲学以前の時代背景
今日取り上げるのは、近代哲学の創始者と呼ばれる偉人「フランシス・ベーコン」です。
イギリスの名家生まれのお坊ちゃんで、23歳で国会議員になり、最後は大法官(日本で言えば衆議院議長)にまで出世したカリカリベーコンです。
それと、フランスの「デカルト」が近代哲学の創始者と呼ばれております。
さっきほど言った様に、時代はキリスト教が提示した理想の世界像や教義の信頼が揺らぎ始めていたので、人々は「次に何を信じるべきか?」アタフタしている時でした。
ベーコンやデカルトの時は、ルネサンスも全盛期は過ぎていましたし、キリスト教もビジネスですし、それこそ本当に「どうしよう?キリスト教も微妙なんだろ?ルネサンスもなぁ、、、」という時代でございます。
要するに、人々の拠り所がなかなかハッキリしない時代という事です。
当然人々だけでなく、学問の領域も同じです。
【全ての学問は、キリスト教神学に吸収された】と言われるぐらい、キリスト教神学マンセー状態で、キリスト教の教義を体系化する目的のために全ての学問はあったはずなのに、その土台が疑われ始めたのですから。
すると学問の世界でも「おい!どうするよ?」という感じになり、みんなが自由に好き放題かつ支離滅裂な意見を言い出す、カオスな展開に突入していきました。
結局、みんなが好き放題適当な事を言いまくるので「何が本当か分からん!!」となり、その絶望がどんどん定着し
「世界のことは何にも分かってないんじゃないか?」という有名な【懐疑論】という論評が生まれます。
偉大な現代の辞書にはこう載っています。
懐疑論→哲学で、人間の認識力を不確実なものとし、客観的、普遍的真理の認識の可能性を疑って、いっさいの判断を差し控える態度。懐疑主義。
分かり易く言えば「俺らの認識何かどうせ正しくないし、真理なんか分からないんだから、あーだこーだ言うのはやめて態度保留。つまり分からないから考えるの辞めようぜ!」というトンデモな意見ですww
つまり《真理を突き詰めるのを諦めた》とも言えます。
こんな時代もあったんですよー?
その諦め空気がプンプン漂ってる時に「ちょいと待った〜!!」と意見を発し、真理を改めて追究しようとしたのがベーコン&デカルトです。
ただ、この両者、どちらも時代の雰囲気に負けず真理を追究したのは同じですが、そのためのプロセスや結論は真逆過ぎて、本当に面白いです笑
水と油って感じです((((;゚Д゚)))))))
◆ベーコンが提示した「知は力なり」の本当の意味
そんな「真理を追究するの諦めんなよぉ〜!!!!!」と、松岡修造並みに熱い思いを持っていたベーコンが、標榜?提示?したコンセプトがこれです。
《知は力なり》
聞いた事がある人も多いかもしれません。
ベーコンはこのシンプルな言葉を自分の軸・コンセプトとして、真理を追究していきます。
《知は力なり》という言葉通り、確かに「知識や知恵は力だ。武器になる」という意味も多分に含んでいて、現代人の多くはそこしか知っていないケースが殆どなのですが、実はこの言葉、奥が非常に深く、色んな意味を内包しています。
《知は力なり》
意訳①
知識や知恵は力だ。武器だ。
だから真理を追い求め学べ。
意訳②
自然科学とそこから応用される技術開発は、人間に大きなメリット(健康・医療・仕事の円滑化など)がある。だから「知」を学べ。
という2つの意味が本来はあります。
何故か①はよく知られてるんですが、②は知られてません。
が、①はバカでも分かる当たり前の事なので、本来は②の方が大切なんですよね。
現代では【自然科学とそこから応用される技術開発は、人間に大きなメリットがある】というのは当たり前過ぎる話なんですが(IPS細胞とかネットとか)
当時は、この主張はかなり斬新でした。
当時「知」として捉えられていた学問は
哲学
神学
音楽
論理学
数学
音楽
天文学
などなどでしたが、これらの学問はせっかくの「知」を他のジャンルに応用するという発想はありませんでした((((;゚Д゚)))))))
「学問は学問だから」
「学問もキリスト教の教義のためだから」
それだけです。
なので、画期的な凄い発見をしても「それを応用して社会を発展させよう!!」という発想は、出てこなかったという事です。
それこそ塔の上のラプンツェルじゃないですが、当時の学者は研究室に籠り、一人でも黙々と「知」を獲得し、論文を発表し、賞賛され死んでいきました。学者の閉鎖された世界の中で。
ベーコンはそれを「もったいなぁぁ」と思い、【知を応用して技術開発して、どんどん社会を豊かにしてこうぜ!それが知の力だ!】というコンセプトを提示したワケです。
これは当時としては、かなり画期的な発想でした。
《学問の知を、社会に応用しよう》
というジャンルの平行移動的な発想です。
例えば
今までなら、プラトンのイデア論は学問やキリスト教の世界でしか活用していなかったけど、これを社会で応用してみようぜ。って感じです。
よく私が言ってる「具体⇆抽象」にもかなり似ていますね。
何はともあれ、ここがベーコンの優れた切り口でした。
【学問と社会の融合】です。
◆学問と社会の融合を目指したベーコン
ベーコンは「知」は人間の社会に応用されるべきだと考えていたので、
哲学や神学の様なモノよりも、もっと現実世界・社会で役に立つ「工学」や「力学」の様な実学系の学問にスポットライトを当てます。
工学が発達すれば技術が高まり、より輸送が簡単になったり、軍が強くなったりしますからね。
まぁ、哲学や論理学何かよりも「分かり易く社会の役に立てる学問」を推したということです。
そしてベーコンは、そんな現実的な男なので「学問の実現には、金銭的援助や社会的な力が必要だ」と考え、政治権力も得ようと哲学者&政治家として邁進していく事になるんです。
最初の方に書きましたが、最終的には大法官にまで登りつめましたからね。政治家としても凄腕です。
まぁとりあえず今日は、ベーコンは【世の中の発明や発見を学問と融合して、実用化し社会で応用するのが大切だ】と考えた、現実的かつ実践家な男だと理解して下さい。
それを一言で《知は力なり》と表現したワケです。
そしてベーコンは、その「知」の得方も事細かに書いてるわけですが、それはまた次回。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
【他の哲学系記事まとめ】
・哲学を学んだ方が良い理由
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/05/23/113442
・アリストテレスの四原因説をどこよりも簡単に解説してみた
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/10/03/151844
・ソクラテスの思想「無知の知」とは何かを理解しよう!
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/03/105619
・哲学者プラトンの思想から考える、愛(エロース)とは何か
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/21/104924
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→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/09/06/144514
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→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/01/063537
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→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/02/27/165512
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・21世紀の哲学はどこに向かうのか?未来予測してみました。
→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/05/113657
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仕事ができない人の特徴と、その対処法
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
さてさて、今日もメルマガの読者さんから
ヒューマン志向
と
タスク志向
に関する質問が来たので、それに答えていきたいと思います。
先にこの2つの記事を読んでおいた方が、理解が深まりますよ〜!
↓
①コミュニケーション能力を高める方法とは? - はぎのともぴこの幸福論
②コミュニケーション能力を高めるオススメの方法 - はぎのともぴこの幸福論
__________ここから__________
ともぴこさま、
いつも、解りやすくてなるほどー!と唸ってしまうような、
心が成長できてワクワクするような、メールレターをありがとうございます。今回のタスク志向とヒューマン志向の話は、めっちゃ腑に落ちました。
昔、アルキメデスが「わかったー!」と叫んで風呂から駆け出したというのは、こういう心境だったのだと思います(笑)
本当に解りやすくて、今職場で起こっていることがよく分かりました。
私はアラフィフ女性です。
職場の40くらいの男性が、お調子者で、周りの人に合わせるのが上手く、口も上手く、ヒューマン志向の典型例です。
仕事は全然できなくてミスだらけですが、キャラで許されています。
「なぜなのかなー?」と思っていたのですが、なるほど、ヒューマン志向で関係を作っているからなのかと納得しました。人は、相手のしている仕事を見ていないんですね。私は自分と相手との関係性とは別に、仕事をしっかり見る人なので(もちろん本人には言いませんが)他の人はそうだったのかーととても勉強になりました。
私もヒューマン志向で仕事をしたいのですが、彼に比べて仕事が多く、タスク志向で仕事をこなさないと仕事が終わりません。
なので、見ていて腹が立ちます。そこで質問があります。
腹を立てながら仕事をするのは疲れます。
自分がいっぱいいっぱいなのが一因だとは思うのですが、仕事が減りません。
気分良く仕事をしたいので、アドバイスや考え方のヒントを頂けるととても嬉しいです。
今回の記事は、私はご相談者様のちょうど逆の立場だなあと思いながら読みました。
また、良いコミュニケーションとは相手の良い面を引き出すこと、というのを読んで、自分はできているだろうかと反省しました。
きっと、私が腹を立てている彼の良い面を引き出せていないんだろうなぁと…(*_*)
反省というよりは猛省です(笑)
梅雨が近くなり、蒸し蒸しする日も増えてきました。
どうぞご自愛くださいませ。
これからも、メールレター楽しみにしております。
__________ここまで__________
こちらこそ、いつもお読み頂きありがとうございます^ ^
まさか、アルキメデスが出てくるとはw
全く関係ないの余談ですが「アルキメデスの大戦」という漫画があります。
かなりマニアックで面白いので、歴史好き・軍事好き・数学寿司の人は読んでみて下さいね。
では、本題に戻って解説していきます。
個別の質問ですが、みんなの役に立つように解説していくのでぜひ読んで下さいね。
◆仕事ができない人は、実はめちゃめちゃ貴重な人材?
まず、大大大前提の話なんですが、この世には
仕事のできる人
と
仕事のできない人
の2種類の人間がいます。
そして当然、仕事のできる人だけが集まっている職場はないし、仕事のできない人だけが集まっている職場もありません。
なので、2種類の人間が職場いるというのは当たり前なんですが
その会社や組織が伸びるか伸びないかは【仕事のできない人をどう活躍させるか?】で決まると言っても過言ではありません。
実際、私は企業のコンサルにもよく行くんですが、うまく回ってる組織というのは、仕事のできない人に対するアプローチが絶妙なんですね。
「どう絶妙なのか?」というと【仕事のできない人は、仕事ができないことで組織の役に立っているという事実を、よく理解している】という点です。
これをもっと具体的に説明すると、
仕事のできない人というのは、仕事ができない代わりに
・組織の雰囲気や空気を良くしていたり
・みんなを笑わせていたり
・場を和ませていたり
・息抜きの役割を果たしていたり
・私は仕事ができる、と他の人に思わせる存在になっていたり
・仕事で失敗しても、まぁ、あいつはいつもしてるから大丈夫かと思わせてくれてたり
などという風に、意外と役に立っているんです。
ONE PIECEならウソップ
スターウォーズならC-3PO
古畑任三郎なら今泉君
辺りが、この役割を担っています。
で、上に挙げた人たちを見れば分かるように、彼らがいないとストーリーがピリピリとし過ぎてしまったり、笑いが減ったり、読者の共感が減ったりして、おそらく人気が下がるはずなんです。
つまり【具体的に何かの役には立ってないけど、いないと困る存在】ってことですね笑
でも、こういう人は実際に仕事ができるわけではないので、パッと見ると「仕事のできない不要な奴」として扱われ、会社ならクビされたり、相手にされなくなってしまったりすることも多々あります。
ただ、それをやると分かるハズです。
あの人のおかげで、空気が和んでいたんだなぁって。
良い組織や会社というのは、このメカニズムをしっかり理解していて、たとえ目に見える仕事はできていなくても、大きな役割を果たしている彼らを重宝するんです。
それどころかむしろ、仕事のできる人はいくらでもいるので、空気を作れる彼らの方が貴重なのでは?と私は思います。
なので、まずは【彼らも立派に仕事をしているんだ】というのを理解してみてはどうでしょうか?
実は私も、企業の研修やセミナーをやったりする時は、彼らのような"空気を和ませてくれる存在"を必死に探します。
というのも、彼らを起点にして話を広げていくと、笑いが起きて盛りがったり、場に一体感が生まれたりするからです。
ホントに彼らは、大きな仕事をこなしているんですよ〜!
ただ、仕事もできないし、場の空気も悪くするような人は、とっとと相手にするのはやめた方がいいですけどね。
でも、このメールの仕事のできない人は、みんなに好かれてそうだし、良い和ませ役にもなってそうな感じなので、良い仕事をしてるんじゃないでしょうか?
そしてそうやって、彼を優しく見守るのが、彼の良さを引き出す関わり方、コミュニケーションだと思いますよ。
◆人を信頼できるようになると、仕事のパフォーマンスが上がる?
と、ここまでは、仕事のできない人に対する見方を再定義していきましたが、ここからは少し違う切り口で。
このメールを下さった方は、自分が仕事ができるからタスクが沢山回ってきて、ヒューマン志向ができないと考えてるみたいですが、逆です。逆逆。
《ヒューマン志向で仕事をしてないから、タスクが増えていく》ってことです。
ヒューマン志向で、人との信頼関係を築けていると
キツイなぁ。って時は人に仕事を任せられます。
自分じゃなくて良い仕事は、他人にパスできます。
自分よりも得意な人がいる場合は、快く頼ることができます。
私も、これには思い当たる節があります。
元々私もタスク志向型の人間で仕事をしていたんですが、そうするとどんどん仕事が増えていったんです((((;゚Д゚)))))))
違う言い方すれば"抱え込み過ぎ"という病を持っていました。
そして、その病の根本原因は【他人を信頼してなかったから】
これに尽きます。
要は
自分がやった方が早いし。
あいつに任せるのはなぁ。
お願いしたら悪いかなぁ。
なんて、思ってたんです。
そうすると、仕事はどんどんどんどん増えていき、自分のパフォーマンスは高まるけど、いつの日かパンクするのは目に見えてました。
なので、途中から【他人にもできそうなことは、思い切って任せちゃえ】ってパラダイムを採用しました。
つまり、他人を信頼するようにしたんです。
そしたら、仕事はどんどん減っていき、自分のやるべき事に集中できるようになったんですねー!
なので、私は個人事業主ではありますが、自分の苦手な事・やらなくてもいいことをやってくれるお手伝い的な人が、常時6人はいます。
もちろん、その人たちとは信頼関係が構築できているからこそ、色んなことを任せられてるわけですが。
まぁ、要するに何を言いたかったのか?というと
ヒューマン志向重視でみんなと仲良くなって、信頼関係を構築したら、
もっとみんなに甘えたり、頼ったり、任せたりしてもいいのでは?ということです。
普段仕事を抱え込んでいるからこそ、逆に何も抱え込まないで楽しくやっている、職場のC-3PO的な人がムカつくと思うので。
彼は、あなたのお手本なのかもしれません。
まぁ、このメールだけの情報なので、もしかしたら的外れな部分もあるかもしれませんが、参考にしてみて下さい。
そして、この抱え込み癖を持ってる人は意外と多いので「私もそうかも!」て思った人は、明日から実践してみて下さい。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございます。
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