仕事ができない人の特徴と、その対処法
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
さてさて、今日もメルマガの読者さんから
ヒューマン志向
と
タスク志向
に関する質問が来たので、それに答えていきたいと思います。
先にこの2つの記事を読んでおいた方が、理解が深まりますよ〜!
↓
①コミュニケーション能力を高める方法とは? - はぎのともぴこの幸福論
②コミュニケーション能力を高めるオススメの方法 - はぎのともぴこの幸福論
__________ここから__________
ともぴこさま、
いつも、解りやすくてなるほどー!と唸ってしまうような、
心が成長できてワクワクするような、メールレターをありがとうございます。今回のタスク志向とヒューマン志向の話は、めっちゃ腑に落ちました。
昔、アルキメデスが「わかったー!」と叫んで風呂から駆け出したというのは、こういう心境だったのだと思います(笑)
本当に解りやすくて、今職場で起こっていることがよく分かりました。
私はアラフィフ女性です。
職場の40くらいの男性が、お調子者で、周りの人に合わせるのが上手く、口も上手く、ヒューマン志向の典型例です。
仕事は全然できなくてミスだらけですが、キャラで許されています。
「なぜなのかなー?」と思っていたのですが、なるほど、ヒューマン志向で関係を作っているからなのかと納得しました。人は、相手のしている仕事を見ていないんですね。私は自分と相手との関係性とは別に、仕事をしっかり見る人なので(もちろん本人には言いませんが)他の人はそうだったのかーととても勉強になりました。
私もヒューマン志向で仕事をしたいのですが、彼に比べて仕事が多く、タスク志向で仕事をこなさないと仕事が終わりません。
なので、見ていて腹が立ちます。そこで質問があります。
腹を立てながら仕事をするのは疲れます。
自分がいっぱいいっぱいなのが一因だとは思うのですが、仕事が減りません。
気分良く仕事をしたいので、アドバイスや考え方のヒントを頂けるととても嬉しいです。
今回の記事は、私はご相談者様のちょうど逆の立場だなあと思いながら読みました。
また、良いコミュニケーションとは相手の良い面を引き出すこと、というのを読んで、自分はできているだろうかと反省しました。
きっと、私が腹を立てている彼の良い面を引き出せていないんだろうなぁと…(*_*)
反省というよりは猛省です(笑)
梅雨が近くなり、蒸し蒸しする日も増えてきました。
どうぞご自愛くださいませ。
これからも、メールレター楽しみにしております。
__________ここまで__________
こちらこそ、いつもお読み頂きありがとうございます^ ^
まさか、アルキメデスが出てくるとはw
全く関係ないの余談ですが「アルキメデスの大戦」という漫画があります。
かなりマニアックで面白いので、歴史好き・軍事好き・数学寿司の人は読んでみて下さいね。
では、本題に戻って解説していきます。
個別の質問ですが、みんなの役に立つように解説していくのでぜひ読んで下さいね。
◆仕事ができない人は、実はめちゃめちゃ貴重な人材?
まず、大大大前提の話なんですが、この世には
仕事のできる人
と
仕事のできない人
の2種類の人間がいます。
そして当然、仕事のできる人だけが集まっている職場はないし、仕事のできない人だけが集まっている職場もありません。
なので、2種類の人間が職場いるというのは当たり前なんですが
その会社や組織が伸びるか伸びないかは【仕事のできない人をどう活躍させるか?】で決まると言っても過言ではありません。
実際、私は企業のコンサルにもよく行くんですが、うまく回ってる組織というのは、仕事のできない人に対するアプローチが絶妙なんですね。
「どう絶妙なのか?」というと【仕事のできない人は、仕事ができないことで組織の役に立っているという事実を、よく理解している】という点です。
これをもっと具体的に説明すると、
仕事のできない人というのは、仕事ができない代わりに
・組織の雰囲気や空気を良くしていたり
・みんなを笑わせていたり
・場を和ませていたり
・息抜きの役割を果たしていたり
・私は仕事ができる、と他の人に思わせる存在になっていたり
・仕事で失敗しても、まぁ、あいつはいつもしてるから大丈夫かと思わせてくれてたり
などという風に、意外と役に立っているんです。
ONE PIECEならウソップ
スターウォーズならC-3PO
古畑任三郎なら今泉君
辺りが、この役割を担っています。
で、上に挙げた人たちを見れば分かるように、彼らがいないとストーリーがピリピリとし過ぎてしまったり、笑いが減ったり、読者の共感が減ったりして、おそらく人気が下がるはずなんです。
つまり【具体的に何かの役には立ってないけど、いないと困る存在】ってことですね笑
でも、こういう人は実際に仕事ができるわけではないので、パッと見ると「仕事のできない不要な奴」として扱われ、会社ならクビされたり、相手にされなくなってしまったりすることも多々あります。
ただ、それをやると分かるハズです。
あの人のおかげで、空気が和んでいたんだなぁって。
良い組織や会社というのは、このメカニズムをしっかり理解していて、たとえ目に見える仕事はできていなくても、大きな役割を果たしている彼らを重宝するんです。
それどころかむしろ、仕事のできる人はいくらでもいるので、空気を作れる彼らの方が貴重なのでは?と私は思います。
なので、まずは【彼らも立派に仕事をしているんだ】というのを理解してみてはどうでしょうか?
実は私も、企業の研修やセミナーをやったりする時は、彼らのような"空気を和ませてくれる存在"を必死に探します。
というのも、彼らを起点にして話を広げていくと、笑いが起きて盛りがったり、場に一体感が生まれたりするからです。
ホントに彼らは、大きな仕事をこなしているんですよ〜!
ただ、仕事もできないし、場の空気も悪くするような人は、とっとと相手にするのはやめた方がいいですけどね。
でも、このメールの仕事のできない人は、みんなに好かれてそうだし、良い和ませ役にもなってそうな感じなので、良い仕事をしてるんじゃないでしょうか?
そしてそうやって、彼を優しく見守るのが、彼の良さを引き出す関わり方、コミュニケーションだと思いますよ。
◆人を信頼できるようになると、仕事のパフォーマンスが上がる?
と、ここまでは、仕事のできない人に対する見方を再定義していきましたが、ここからは少し違う切り口で。
このメールを下さった方は、自分が仕事ができるからタスクが沢山回ってきて、ヒューマン志向ができないと考えてるみたいですが、逆です。逆逆。
《ヒューマン志向で仕事をしてないから、タスクが増えていく》ってことです。
ヒューマン志向で、人との信頼関係を築けていると
キツイなぁ。って時は人に仕事を任せられます。
自分じゃなくて良い仕事は、他人にパスできます。
自分よりも得意な人がいる場合は、快く頼ることができます。
私も、これには思い当たる節があります。
元々私もタスク志向型の人間で仕事をしていたんですが、そうするとどんどん仕事が増えていったんです((((;゚Д゚)))))))
違う言い方すれば"抱え込み過ぎ"という病を持っていました。
そして、その病の根本原因は【他人を信頼してなかったから】
これに尽きます。
要は
自分がやった方が早いし。
あいつに任せるのはなぁ。
お願いしたら悪いかなぁ。
なんて、思ってたんです。
そうすると、仕事はどんどんどんどん増えていき、自分のパフォーマンスは高まるけど、いつの日かパンクするのは目に見えてました。
なので、途中から【他人にもできそうなことは、思い切って任せちゃえ】ってパラダイムを採用しました。
つまり、他人を信頼するようにしたんです。
そしたら、仕事はどんどん減っていき、自分のやるべき事に集中できるようになったんですねー!
なので、私は個人事業主ではありますが、自分の苦手な事・やらなくてもいいことをやってくれるお手伝い的な人が、常時6人はいます。
もちろん、その人たちとは信頼関係が構築できているからこそ、色んなことを任せられてるわけですが。
まぁ、要するに何を言いたかったのか?というと
ヒューマン志向重視でみんなと仲良くなって、信頼関係を構築したら、
もっとみんなに甘えたり、頼ったり、任せたりしてもいいのでは?ということです。
普段仕事を抱え込んでいるからこそ、逆に何も抱え込まないで楽しくやっている、職場のC-3PO的な人がムカつくと思うので。
彼は、あなたのお手本なのかもしれません。
まぁ、このメールだけの情報なので、もしかしたら的外れな部分もあるかもしれませんが、参考にしてみて下さい。
そして、この抱え込み癖を持ってる人は意外と多いので「私もそうかも!」て思った人は、明日から実践してみて下さい。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございます。
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