情報発信ビジネスで成功する人、しない人の決定的な違いとは?

 

◆情報発信で飯が食えるようになるには?

 

もうここ数年間、私はずっと【自分のフィルターを通し、面白い情報発信をする力が大切だ】と、耳にタコができるどころか、たこ焼きができるぐらい言い続けているんですが、

 

正直【自分独自のフィルター】を通して世界を見れるようになり、それなりのライティング力さえあれば、それだけで飯が食えると思っていますし、実際に飯が食えています。

 

じゃあ「自分のフィルターって何なの?」となってきますが

 

 

 

それは《世界や物事を見る自分の視点》のことです。

 


人は世界を見る時、必ず自分の経験や知識をベースにして、つまり【自分のフィルター】を通して、世界を見ています。

このフィルターの価値を上げていこうという事です。

 

 

 

 

◆フィルターとは何か?


「じゃあフィルターって何?」ということになってくると思うんですが、この話は奥が深く、このブログだけで全て伝えるのは無理があるんですが、

 

とりあえずここでは「縦軸≒専門性≒軸≒フィルター」として、捉えてもらうぐらいでいいです。

 

逆に言えば、フィルターや専門性が全くない人は、フィルターがないという事になるので「世界をしっかり見れていない」という事になります。

 

視力0.001の人が裸眼のまま世界を見てるのと同じように、深まったフィルターが全くない人は、世界がボヤけて歪んで見えるという事です。

 

 

 

私なら


哲学(特にパスカルヘーゲルアリストテレス

エネルギー
ライティング
古神道
音楽
歴史
将棋

辺りがフィルターになっていて、それらを通して世界を見てるワケです。

 

 

なので


エネルギーのフィルターで会社経営を見たり、
将棋のフィルターで人生を見たり、

歴史のフィルターで経済を見たり

 

色んな視点から世界を見ていて、それがそのまま価値になっているワケです。


これでも伝わりにくい人は、よく映画やゲームで出てくる「赤外線スコープ」的なものを想像して下さい。

 

 

 

あれは赤外線を見破るものですが、これを私ならエネルギースコープ・哲学スコープを付けて、世の中を見てるという感じです。



そして、こうやってフィルターが複数できてくると

まるで4Kテレビで世界を見るが如く、世界を鮮明かつクリアに見えるようになっていきます。

 

 

さらにフィルターが複数あるわけなので「エネルギーフィルター!」「古神道フィルター!」「哲学フィルター!」という風に、カシャカシャ付け替えも可能になりますし、エネルギーと将棋のフィルターを重ねて、、、みたいな事もできるようになってきます。そうなるとフィルター間の移動も可能になるので、世界や物事が鮮明かつクリアに見えるだけでなく、立体的に見えるようになります。

 

 

周りに「あの人賢いな〜」「物の見方が面白いな〜」という人がいるかと思うんですが、そういう人達は、こうやって複数のフィルターを持って、独自のモノの見方をしている可能性が高いです。

 

 

情報発信も同様で、こうやってフィルターが複数ある事で独自のモノの見方ができると、自然とその人の発信はオリジナリティーが高く面白くなり、んなが読んでくれるようになるというわけです。

 

 

 

 

 

◆フィルターを作るうえでの注意点


ただ、ここで1つフィルターを作る上で注意して欲しいのは、

 

【1つのフィルターばかりを、ひたすら深める事をしない】ということです。

 

少し言い方を変えるなら、1つの専門性を深める事だけをしない事って意味ですね。

 

 

1つのフィルターを深める事に躍起になっていると、せっかくフィルターを作ったのにバランスが崩れ、世界が余計に歪んで見える事になります。

 

 

例えば、宗教にドップリハマり周りの人に迷惑をかけている様な人がそれで「〇〇教」というフィルターが強過ぎる事で、世界が〇〇教に見えてしまっているんです。

 

 

 

他にも、講義な下手な大学教授やコミュ障のオタクがそれで、1つのフィルターに特化し過ぎて、専門用語ばかりで話したり、他の人に伝える力が極端に低くなっています。

 

こういう人たちは、その他のジャンルになると対応外になるので「お話にならない」という状況になりがちです。

 

こんな感じで、1つのフィルターが強くなり過ぎるのも問題なので、できれば複数持ち合わせて、バランスを取るようにした方がいいです。

 

しかも、専門性を特化していくと(特にスポーツや学者やプロ系のもの)上には上がいて、超一流にまで登りつめないと価値が生まれにくいですから。

 

私がよく「専門性を高めて勝負するのはリスクが大きい」と言うのは、ここに起因しています。


1つの専門性特化型になると、同一直線上の競争から抜けられることはありません。

 

競争しないのがビジネスの鉄板なので、専門性を高まるよりもフィルターを複数持って、組み合わせて自分の土俵を作る方が賢いんです。

 

 

 

 

◆じゃあどうやってフィルターを作るのか?

 

 

上の状態を避けるために私がオススメしてるのが、

 

①1流・超1流を目指して縦軸を作るのではなく、1.5流のフィルターを作る

②最終的には4つ以上のフィルターを作り、それらを組み合わせて自分だけの物の見方を作る

③フィルター間を移動できるようになる

 

という3つです。詳しくはまたそのうち話ますが、私が先ほど挙げた

 

哲学(特にパスカルヘーゲルアリストテレス
エネルギー
古神道
ライティング
音楽
歴史
将棋


ら辺は確かにフィルターになっていますが、1.5流程度のものが多いです。

 


明らかに、哲学は私より詳しい人はたくさんいますし、音楽も私より詳しい人・経験のある人はたくさんいます。将棋なんか間違いなくプロになれませんw

 

 

でも「会社経営をエネルギーという視点からお話する人」となると、一気にライバルは少なくなりますし、「古神道と哲学の概念を会社経営に活かしてコンサルをする人」となると、おそらく1人も被る人がいなくなっていきます。

 

こうやって1.5流のフィルターを組み合わせて、自分だけの物の見方を作っていくのがオススメです。

 

そうなれば《世界や物事を見る自分の視点》が面白いので、自然とそれは書く文章、会話にも出るので、自然と情報発信も面白くなります。

 

という事で、情報発信で飯を食う秘訣は、自分の物の見方・脳内を面白くする事が最重要課題です。

 

頭の中、物の見方が面白くない人に、面白い発信はできませんからね。

 

 

 

ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 

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世界最古の哲学者「タレス」について、どこよりも分かりやすく深く解説しました

 

 ◆哲学はタレスから始まった 

 

さてさて、今日は哲学の話になり、取り上げる人物はタレスになります。

 

こいつ↓

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20170418111103j:image

 

 

誰やねん!!!
そこはもっと知名度の高い人やろ!!
レタスかと思ったわ!!

 

という声も聞こえてきそうですが、実はタレスさん【世界初の哲学者】と呼ばれる人物のため、取り上げずにはおられません。

 

 

万が一彼を差し置いて他の人を紹介したら、水にされてしまいますからね(後から意味が分かります)

 

 

 

 

 

◆世界最古の哲学者タレス

 

このタレスさん、なかなか優秀な男でございまして、

 

優れた軍師
優れた科学者
優れた実業家


でもありました。

 

実際に紀元前600年の時代に、日蝕の仕組みを理解し日蝕を予言したり、オリーブ搾り機のレンタル業で、莫大なお金を稼いだりしてました笑

 

 

で、こんな万能人哲学者のタレスが、主張した意見は《万物の根源は水である》というものです。

 

 

 

 

「この世の全ては水でできてるんじゃね?」という仮説を立てたんですね。

もちろん当てずっぽうではないですよ笑 

 

彼は自然や動物や植物を熱心に観察していたら【生きているものは熱を持っていて湿り気があるが、枯れた植物や死んだ動物は乾いて干からびる】という事に気付いたんです。 

 

 

そして、湿り気の元になっているのはです。

 

 

 

つまり《全ての生あるものの元には水がある》そう、万物の根源は水である(ドヤッ)ってなったワケです笑

 


タレスさんは、ガチで「水」が全てを作っていると思っていて、例えば自然や生き物だけでなく「大地は水の上にある」と思っていた人です。


大地は水の上にプカプカ浮いてるから、その上に生命が生まれる。って感じですね(あながち間違いではないけど)


現代人からすれば、タレスさんの意見は「おいおい極端だよ」となりますが、当時では画期的だったんですね( ´ ▽ ` )そして、そこが重要です。

 

 

 

 

 

◆私が「タレス」を通して伝えたいこと 

 

私は別にタレスさんの意見「万物の根元は水である」を紹介したかったワケではなく、というかむしろ、それはどうでもいいぐらいのレベルで(おい)

 

 

彼が本当に重要で、偉大な理由は【初めて神様を脇に置いて考えた最初の人だから】です。

 

 

ここがタレスさんの凄いところです。

 

タレスさんの様な古代ギリシア人だけでなく、インド人も日本人もエジプト人も西洋人も、私達はずーーーっと【分からない事は神様のせい】にしてきたんです。


台風や飢餓や地震や冷害など、人知を超える恐ろしいものは「神」として崇め、納得してきたのが私たち人間です。

 


まして「この世界は何からできているのか?」何て、考える必要もない命題なんです。

だってそれは、それぞれの地域の《神話》によって説明されてますからね。

 


そんな神様フィーバーな中において、タレスさんが「万物の根元は水である」という発言は、破天荒の極みなのであります。そこに神様は登場せず「水」だけですから。

 

 

そこにタレスさんの偉大さがあります。

ただ、タレスさんは無神論者でも、ギリシア神話否定派でもなかったそうです。

 


要するに【神話も神様もあるけど、とりあえず神様抜きで世界のことを考えみようぜ】と提唱した人なんですね。


そして、それが世界最初の哲学となったワケです。

 

 

  

 

 

タレスの発想の源泉は何か?

 
じゃあ、なぜタレスさんは、神様抜きで世界を考えるという発想を持てたのか?
ここです。ここ!!ここが大切です。

現代人の私達が、いわゆる「面白いアイディア」を生み出すヒントにもなります。

 

実はタレスさんが、この突き抜けた発想を持てるようになった最大の要因は”地理的要因”です。

 砕けた言い方をすれば【住んでた場所】です。

これのおかげで、タレスさんは神様を脇に置いて考えることができたんです。

 


よく自己啓発本で「環境が人間を変える」みたいな事を言いますが、彼はその文言がドンピシャで当てはまる人です。

 

では、彼がどこに住んでいたかというと「ミトレス」です。


どこやねん!!
って人が殆どだと思うので、地図を用意しました(ちゃんと見てね)

 

 


ミトレス
f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20170418114314j:image

 


画像を見てもらえば分かる通り、旅好きな人や絶景好きな人にはたまらない、イオニア地方のエーゲ海沿いの港町です。
エーゲ海を挟んだ向こう側は、ギリシアになります。

 

ミトレスは今のトルコに当たって、実は私もその近くに旅をしたことがあるのですが、なかなか”カオスな”街でした。とても面白いので、ぜひ行ってみて下さいね。

 

と、話が逸れましたが、くしくもこのカオスさが、タレスさんを目覚めさせるキッカケになったと思われます。

 

というのも、地図を見てもらったら分かる通り、ミトレスはエーゲ海の港町で、四方にギリシアやエジプトやイタリアなどの国々があり、地中海に面する様々な国や地域と交易(貿易)をしていました。

 

 

それはつまり《色んな文化が入ってくる土地だ》とも言えます。

 

じゃあ、色んな文化が入って来るとどうなるのか?ってことですが

 

分かりますか?


そうです。

 

 

 


【自分たちの文化は絶対的ではない】という事に気付けます。

 

ちなみにタレスさん出身のミトレスは、ギリシアの植民地であったため「ギリシア神話」が信じられていました。

 

ところがどっこい、貿易にやって来たエジプト人に、タレスさんが「神話の中のポセイドンがさ~」と話を振ってみると「は?何それ?ウチの神様はオシリスとラーだけど」と切り返され

 

 

「えー!!!!!」ってなる訳ですね笑

 

 

これはかなりの衝撃だったと思います。メンタルブロックが大きく壊れた瞬間ですね。

どこの文化圏でもギリシア神話が絶対的で、この世界はギリシア神話の神々が作っていると思っていたら、そうではなかったんですから。

 

 

こうなると、不謹慎ながら【ギリシア神話の神々に対しての信頼が、少し揺らぎます】

 


そうなると


おいおいおいおいマジか.....
神様って沢山いるのかよ......
エジプトでは全く違うよ......
イタリアでは.....


となっていき【神は絶対的なものではない】と思えるようになります。

 

そして、ここで終わらなかったのがタレスさんの偉大なところで「神様が絶対的でないのなら、どこの国や地域でも通用する真理は何かないのだろうか?」と、思考を飛躍させたんですね。

 

そして、そのタレスさんなりの思考の着地点が《万物の根源は水である》だったわけですね。

 

 

 

 

 

 

◆現代人の私たちにも比較する力は必須

 

タレスのこの話は、私達現代人への大きなヒントになります。

 

今も昔も

 【私達は色々比較をしなければ、何かを深く理解する事ができない】という事です。

 

 

私達は色々比較する事で、自分が美人かブスか、自分の何が強みか弱みか、自分が幸せか不幸せかを、判断しています。そして、比較から感情も生まれます

 


この世の全員の顔が福山雅治で、ボディーは全員篠原涼子なら(新人類笑)、誰も自分の容姿に興味を持たないし、そこに感情も抱けません。

 

 

 

逆に言えば、私達は比較対象が色々なければ、分析をして深くり理解をする事もできず、感情も抱けないという絶望的な状況になります((((;゚Д゚)))))))

 

例えば、江戸時代の日本人は世界屈指の幸福度の高さを誇っていたそうですが、それは幕府の鎖国という政策により、比較対象を持てなかったからだと思いますし、


最近では世界一幸福の国「ブータン」の幸福度も、世界に知名度が知れ観光客が来て国もかなり豊かになり、一般人もテレビやインターネットなどを所有できるようになってから、幸福度が著しく下がっているとの事です。


その理由は簡単で【比較できるから】です。テクノロジーを使って情報収集をできるようになったため、自国の生活と他国の生活を比較できるようになり「不満足」を抱くようになったんですね。

 


言うなれば、江戸時代の日本人もブータン人も「井の中の蛙大海を知らず」です。


まぁそれだけ、比較というのは私達の思考に多大な影響を与えているということです。

 

 


タレスさんが神様を脇に置いて思考を深める事ができたのも、きっかけは【比較】です。

 

よく


面白い文章を書くためには、どうしたらいいですか?
物事の本質に近付くには、どうしたらいいですか?
理解を深めるにはどうしたらいいですか?


という質問をされるのですが、ヒントは【比較】にあります。

 

もちろん比較だけができれば、思考が深まり本質が見つかる訳ではないですが、上手に比較ができない人が思考を深め理解力を深められる事は100%ありえません。

 

 

そして「比較の技術」は、生き方にも多大な影響を与えます。

 

比較が下手くそな人、それは「自分の強み」や「自分が活躍できる場」を見逃す可能性が高く、そしてムダな努力を続ける可能性が高いです。

 

 

 

 

◆比較上手、勉強上手になるために



ということで、比較の重要性はタレスさんを通じて伝わったかな?と思います。


もちろん「比較の仕方」「比較力の鍛え方」みたいなのもありますが、それは文字で説明し切れるものではないので、またそのうちお伝えしますね( ´ ▽ ` )

 

ただ、今から速攻でできる1つのものがあります。

 

それが《膨大なデータ量を入れる》です。

 

これはいつかのメルマガでも言いましたが、知らない事を比較することはできないし、理解することはできません。「知識はどこで活きるのか?」と言えば、比較の時に最大の力を発揮してくれます。

 

 

知らなきゃ比べられないんですから笑

 

なので、まずは自分が興味のある分野や好きなジャンルを、肩っぱなしから学べばいいと思います。

 別に学問的なものでなくて、全然いいです。

 

【学ぶ=役に立つ事を学ぶ】みたいな発想は捨てて下さいね。

 

コーヒーでも漫画でもお花でも占いでも、自分が興味のあるものをどんどん学び、どんどんデータ量を入れて下さい。

 

それがいつか繋がる時(つなげ方もあるんですけどね)が来ますからね。

 

役に立つものではなく、好きなものをどんどん学びましょう。

 

学び方としてオススメなのは、

 

 

同じジャンルの本を10冊読む
Wikipedia勉強法


の2つです。

 

 

詳しくは説明しませんが「同じジャンルの本を10冊読む」というのは、最も簡単に縦軸(詳しいジャンル)を作る方法であり


Wikipedia勉強法」は、マインドマップ的に学んでいくので、横軸(広く浅い知識)を作るのに最適です。


私的には、縦時と横軸とをバランスよく育てていくのが、最も効率の良い勉強法だと思っているので、ぜひ実践してみて下さいね。


ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も、貴重なエネルギーを使って読んで頂きありがとうございました。

 

 

 

【他の哲学系記事まとめ】

 

・哲学を学んだ方が良い理由
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/05/23/113442 

 

アリストテレスの【中庸】という概念を理解しよう
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/08/06/110315 

 

アリストテレスの四原因説をどこよりも簡単に解説してみた
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/10/03/151844

 

ソクラテスの思想「無知の知」とは何かを理解しよう! 
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/03/105619

 

・哲学者プラトンの思想から考える、愛(エロース)とは何か
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/09/21/104924

 

・哲学界の問題児「プロタゴラス」の相対主義という考え方とは?
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/08/23/121809

 

アウグスティヌスの著作「告白」から読み取る、アウグスティヌスの人生と思想
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/11/02/133054

 

・近代哲学の創始者フランシス・ベーコン」の【知は力なり】という言葉の意味・真意
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/09/06/144514

 

・フランシスベーコンの4つのイドラと「知性」を獲得するための大前提
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/01/063537

 

フランシス・ベーコンが重視した「帰納法的思考」とは?
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/10/172745

 

・快楽主義を謳った哲学者”エピクロス”の思想の源泉を考察する
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/10/25/064051

 

デカルトの生涯と基礎の基礎
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/02/27/165512

 

デカルトの名言【我思う、ゆえに我あり】の意味
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/01/132121

 

デカルトが主張した”心身二元論”の致命的な問題点とは?
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/02/153347

 
サルトルの名言から考える自由の功罪、自由とは何か?①
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/02/174936

 

・自由の本質&定義と、自由に生きる方法
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/03/214645

 

・「権力とは何か?」をどこよりも簡単・明確に説明してみた
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/06/04/155430

 
・21世紀の哲学はどこに向かうのか?未来予測してみました。
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2019/03/05/113657


・変化の激しいこれからの時代に重要になる3つの項目
http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2018/11/16/063912

 

 

 

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飲食店の経営不振の原因と、ビジネスの本質は一体感というお話

 

 

◆経営不振の原因は何か?

 

 

先日、東京の淡路町というTHEオフィス街の居酒屋さんのコンサルをしてきてんですが、それがなかなか面白かったんでシェアしますね。

 

この居酒屋さん、何故か半年置きぐらいにコンサルティングの依頼をくれるので、今回も行ってきました。

実はこの居酒屋さん、もう創業50年近い老舗店で、経営体質や持っているノウハウも素晴らしいので、いつも大した問題はないのですが

 

 

今回はなかなかの大事で「ここ10ヶ月で売上が約20%減った!」と相談してきたんです。

 

「それはヤバイな!!」という事でお店行き、そりゃあもう根掘り葉掘りお話を聞き、あちこちチェックしました。

 

 

値付けは変わったのか?
接客はどうなのか?
アルバイトは変わったのか?
調理とホールの連携はどうなのか?
1つ1つが雑になってないか?
盛り付けに一体感があるか?
お店の清潔感はどうか?
今までどこか違うところはないか?
逆に同じ過ぎて飽きられていないか?
調味料はどうか?
お客の質はどうか?
トイレットペーパーはダブルか?
メニュー表は見易いか?

 

などなど、あれこれ質問し18時からラストオーダのの23時までお店にいて、変態かのようにお店をウオッチングしていたんですが

 

その結果、悪いところがなかったんですww

 むしろ前より良くなってぐらいだったんですね。

 

 

結局私は「拙者の力不足でござる。1日では分からぬでござる」と告げ、また明日のお昼に話し合うと約束して別れました。

 

家に帰っても「何でじゃああああ」と悶々としていたんですが、結局分かりませんでした。

 

そして次の日の13時くらいに、またお店に行ったんですが

 

 

 

 

 

 

 

 

ランチやってたんですよ。はい。

 

 


ここでした。売上が落ちた原因。ランチでした。


「ランチ始めたって先に言えよ」とは思ったんですが、2日分お金は頂けるので良しとして(おい)

 そのランチが、全体の売上Downの要因になっていたんです。

 

「ランチが原因ってどういうことだよ?」と思う方もいるかもしれませんが、このランチのクオリティが非常に低かったんです。

出してた蕎麦や丼系も、決して美味しい言える代物ではなく、夜に比べれば雑でしたし

 

 

何より蕎麦に付いてくるオマケの小鉢が【冷凍食品のグラタン】だったんですね((((;゚Д゚)))))))

 

 

こういうヤツ↓

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20170414154640j:image

 

 

蕎麦+グラタンて、、、、
しかも冷凍食品て、、、、
しかもそのままて、、、、

親子丼とか牛丼とか数ある組み合わせの中からグラタンて、、、、

ちょいセンス、、、、、、

 

 

と、もうアボーーーン( ゚д゚)な状態だったんですね笑

 

 

まずもう「蕎麦+グラタン」の組み合わせに一体感がないし、そんなセット誰も喜びませんし、味も美味しくないですし、ひたすら最悪なんです。

 

 

なので、めっちゃ険しい顔で

「何でランチなんか始めたんですか?」と聞いてみたところ、

 

 

「新規顧客開拓のため」という、鉄板のお答えを頂きました。

 

 

確かに、多くの居酒屋がランチで安くご飯を提供して来てもらい「夜の新規顧客になってもらおう」という作戦でランチをやってますが、それは【美味しかったら】の話です。

 


美味しかったら来てくれますし、新規顧客開拓にもなりますが、これが不味くてクオリティが低い場合は、全く逆の作用が働きます。

 

 

一見さんランチに来客

不味い、意味不明

夜も不味いだろう

誰が行くか

 

この負のループになってしまうんですね。

 

 

 

つまり、ランチをやればやるほど、夜に新規顧客が来なくなります。そして経費だけがかさみます((((;゚Д゚)))))))

 

 

このお店が売上が下がった原因は【ランチをやった事で、むしろ新規顧客が夜来なくなってしまった】という点だったんです。

 

 

元々老舗なので、常連さんは安定して来ますが、新規顧客には敬遠されるで、その分の20%がキレイに売上低下に繋がったと思っております。

 

 

なので、店主には「ランチやめろ」とアドバイスをしておきました。

 

「ランチのクオリティーを上げろ」というアドバイスもありっちゃありなのですが、それをやると従業員にシワ寄せが来ますからね。

 

組織は、そこで働く人のエネルギーが下がるのが最悪なので、ここは思い切って「やめる」という選択を推しておきました。

 

そのコンサル1週間後に「ランチ辞めた!」という報告を頂きましたが、半年後の売上がどうなってるかが楽しみです^ ^

 

 

 

 

 

◆蕎麦グラタンセットの様な失敗を、私たちもしている?

 

と、他人事の様に聞いていた人、これ結構色んな人に当てはまりますからね。

 

例えば情報発信をしていて、


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などなど色々している人、まずは

 

どれか1つのクオリティーを高めませんか?

エネルギーを1つに投下しませんか?
意識をあちこちに分散するのやめませんか?

 

 

 

あれもこれも習慣化しようとしてる人


どれか1つからにしませんか?
1つできてから次をやりませんか?

 

 

 

コンテンツや企画を作りまくったけど、手が回らずクオリティが低くなってる人

 

本当にお役に立てる事だけやりませんか?
自分だからこそって事をやりませんか?

 

 

 

仕事が多角化して意味不明になってる人


自分の使命に沿った仕事をやりませんか?
他の人に回した方が相手にも良くないですか?

 

 


要するに、私が言いたいのは【余計な事はなるべくすんな】という事です。

 

 


少なくとも1つのものをある程度形作ってから、クオリティを高めてから、次の事をやって下さい。

 もしくは抽象度を上げて、全てに意味付けをして下さい。

 

 

よく私は「1.5流の分野をいくつか組み合わせて、自分だけの場を作ろう」と言うんですが、これも一緒です。1.5流の分野を、一気に3つ4つ作ろうとすると、大抵失敗します。どうか1つずつどうぞ。

 

 

 

それに2流の分野をいくら作っても、それは何にもなりませんので。

 


他にも「Facebookもメルマガもブログもやろう!」と思って同時にやり始めると、どれも書かなくなります。どちらかをしっかりとやってからどうぞ。

 

 

企業コンサルの時よく、50〜60代のおっちゃんに「余計な事業に手を出すのは破滅の道です」とアドバイスしますが、個人も同じですからね。

 


「まずは1つ」もしくは「自分のやるべきこと」に力を注いでみて下さい。

 

 

ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 

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SNSや若者の間で巻き起こる「人生は楽しければいい」という新興宗教について

 

◆最近できた新興宗教

 

 

 

ここ4〜5年コンサルタントとして、色々な方と話をしているとちょいと面白い傾向がある事に気付きました。

 

 

 

それが、最近

 

 

 

【楽しい教信者】

 

 

の方々がスンゴーーーーーーク多いという事です。

 


特に20代・30代前半の方に多いです。

 

 

 

 

まぁ【楽しい教】とは何か?をザックリ言えば

 

①楽しい事を続ければ成功する
②正しい事ではなく楽しい事を
③楽しい事が素晴らしい
④ワクワクする事をやろう
⑤楽しくない事はやめてもいい
⑥すべき事ではなく、したい事を

 

 

 

などが、楽しい教の経典を構成している大きな要素で、結構的を射てる点も多いと思うんですが、個人的にはこの経典は50点だと思っています。

 

 

って、そんな偉そうな事を言う私も、昔は【楽しい教】に入信していたがあり「楽しい事こそ素晴らしい!」「この宗派は最高だ!」と思っていました笑

 

 

が少し成長して厳密に考えてみると、ちょいとズレてるな。と気付けたんですね。

 

 

目が覚めた瞬間、こんな顔になりましたよ。本当に

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20170414005027j:image

 

 

 

 

 今は
《苦しみや苦悩も多分に感じるけれど、それを乗り越えた先の、楽しさや成長を糧に頑張れることを続けると、勝手に成功するよ》と思ってます。

 

 

 

個人的な感覚ですが「楽しい」と感じてる時点では「全然本気じゃないな」と思うんです。

 

 

本気じゃないから結果は出ないと思いますし、本気を出せない様な事はその人の使命だとは思えません。

 

 

 

それに何より、どんなに最初は楽しい事も、どんどんクオリティを高め追求していくと「楽しくなくなる時期」が来ます。

 

 

「ここを乗り越えるか否か」がスンゴーーーーーーク大切だと思うんです。

 

 

ここが【楽しい教】には抜け落ちてると思うんです。

 

 

 

そして実は、この「楽しくなくなる時期」がチャンスだと思うんです。ここを乗り越えれば、さらなる楽しさや充実感を手に入れられるし、大きく成長できると思うんです(苦労しますが)

 


が、多くの楽しい教信者の方々は、せっかくの飛躍のチャンスである「楽しくなくなる時期」と遭遇すると

 


楽しくないからやめるわ。
向いてなかったわ。他やろう。


というまさかの選択をします。

 


これがもう勿体無くて勿体無くて震えるワケです。

 

そしてこういう人は、もしかしたら一生「本当の楽しさ」を味わう事なく、自分は何も続かないという無力感を感じつつ、亡くなってしまうんではないか、、、と思うんです。

 

例えば
一流の人達のインタビューを聞いたり、直接本人に聞いたりすると、みんな「今の仕事は辛い・苦しい。毎日キツイ」と口を揃えて言います。

 

 

 

「いつも楽しい」という人は、本当に少ないです。

 

 

 

でも、彼らがそれでも続けられているのは「苦しみの先にある楽しさ」を知っているからですし

 

 


「自分の使命に内包された辛いことは、どんなに楽しくなくてもやる」んだと思います。

 

 

 

彼らの根本には「楽しい」という感情はどこかにあると思いますし、どこかで感じているとも思うんですが、少なとも行動の基準や判断基準は「楽しいかどうか」ではないです。

 

 

つまり


楽しいから続ける
楽しいからやる
楽しくないから辞める


という判断基準ではない。という事です。

 

 

 

 

 

 

 

◆自分に置き換えてみると、、、?

 

 

ちょっと、私が好きでずっとやっている事を振り返ってみると


・コンサル
・将棋
・歴史の勉強
・音楽
・ビジネス
・文を書く事

 

などなど何ですが、実はこれ全て【苦労は多いけど、楽しみがある】と言えるものたちです。

 


コンサルなんて正直言えば、やり始めた頃は楽しかったですが、今はあんまり楽しくないですよ笑。充実はしてますが。

 

 


良いコンサルをするための前段階の準備は膨大ですし
いつも上手くいくワケではないですし
ポンコツなクライアントさんもたまに来ますし
全く行動しないクライアントもいますし
私の実力不足で伝わらない時もあるし
結果が出ない時もあります。

 

 

それでも、クライアントが成長した時や、お互いに試行錯誤して何か結果が出た時が楽しいから、そこが忘れられないから続けてるワケですし、そこに使命的なものを感じてるから持続しています。

 

 

そして1番私がコンサルに楽しさを感じる時は《自分が成長して、お役に立てるレベルが上がったり守備範囲が広がったりした時》です。

 

 

いつもルンルルーン♬と、コンサルしてるわけでは決してありません笑

 

 


ここで初公開になりますが、1人1人作っている「コンサルノート」とか、本当に作るのだるいですからねww

 

 

その他の将棋もビジネスも歴史も同様で、最初は新しい事を学ぶのが楽しいですし、序盤はすぐに成長し、ある程度結果が出るんで、最初は結構楽しいです。

 

 


が、途中からやっぱり「楽しくない時期」にぶつかります。

 

 

ここで「楽しいか否か」を判断基準にしてしまうと、マンマと辞めてしまうんですね。

 

 

ですが、私の目指してる所は「苦労した先にある本当の楽しさ」なので、余程向いていなく楽しくない事でなければ、少しもがきます笑

 

もがいてもがいて、そろそろ最上もがになっちゃうのに、それでも楽しみが見出せない時は諦めて辞めます。

 

 

「俺には向いてなかったんだな。残念だけど私の横軸におなり」と優しく自分を諭します笑

 

そして最上もが期間を耐えれないもの、越えても楽しくないものは「自分の出番じゃないジャンルだな」という事で、ソッとフェードアウトします。

 

 


そこは他の方が、やってくれるだろうと。

 

 

何か言いたい事が分からなくなって来ましたが、


とにかく「楽しい事を追求すると、必ず楽しくなくなる時期が来る」という事です。

 

 

 

そこである程度最上もがになるか、楽しい教の教えに従うかで、その後の「本当の楽しさ」をGETできる可能性が大きく違って来る。ということです。

 

 


《本当の楽しさは、それと同等の辛さや苦悩も内包してるんだ》ということです。

 

 

 

だからこそ

 

 

《苦しみや苦悩も多分に感じるけれど、それを乗り越えた先の、楽しさや成長を糧に頑張れることを続けると、勝手に成功するよ》と言っておきます。

 

 

 

楽しい

やる

楽しくなくなる

最上もが

更に上の楽しさが分かってくる

苦労や苦悩も増えてくる

でもその先の楽しさを知ってるから最上もが

無限ループ


です。

 

逆言えば、最上もがれないものは、無理してずっと続けなくてもいいものな可能性大です。さっさと損切りしましょう!!

 

 

 

 

この辺の判断は難しいですが、何となく分かる人も多いかと思います。

 

 

 

 

ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 

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太宰治の「人間失格」の感想と、そこから学ぶ本当の強さとは?②

 ◆今更ながら、太宰治人間失格の名文

 

さてさて、前回に引き続き太宰治の「人間失格」について書いていきたいのですが、

 

 

前回の記事→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/04/06/160126

 

 

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20170407105701j:image

 

 

 

私は当時22歳になりかけで、その若さでは無謀とも言える「独立」を志していたので、周りからは「ムリだムリだ」「世間のレールから外れるのか?」などと散々に言われていた頃でもありました。

 

 

 

ただ、メンタルの強さには定評があるので、落ち込んだり悩んだりはしませんでしたが、流石に不安に襲われる事もありました。

 

 

が、その時に「人間失格」の中に【勇気を持たせてくれた】一説がありました。

 

 

今日はそれをシェアしようと思います。

 

 

何かに挑戦するのに尻込みしている人、不安に襲われている人は、ぜひ読んでみて下さい。気が楽になりますよ?

 

 

 

少し読み易く添削しています。

 

 

「しかしお前の女道楽も、このへんでよすんだね。これ以上は世間が許さないからな」  

 

世間とはいったい何の事でしょう?
人間の複数でしょうか?

 

どこに、その世間というものの実体があるのでしょう?

 

けれども何しろ、強く、きびしく、こわいもの、とばかり思ってこれまで生きて来たのですが、

 

しかし堀木にそう言われて、ふと「世間というのは、君じゃないか」という言葉が、舌の先まで出かかって、堀木を怒らせるのがイヤでひっこめました。

 

(それは世間が、ゆるさない)
(世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?)


(そんな事をすると、世間からひどいめに逢うぞ)
(世間じゃない。あなたでしょう?)


(いまに世間から葬られる)
(世間じゃない。葬むるのは、あなたでしょう?)

 

一部省略

 

けれどもその時以来、自分は(世間とは個人じゃないか)とい、思想めいたものを持つようになったのです。

 

___________ここまで___________

 

 

 

 

◆世間の正体とは?

 

どうですか?

 


私はこの文章を読んだ時、ようやく「世間」というものの実態がハッキリつかめました。

 

 

 


そう、世間とは【自分、つまり個人のこと。もしくはその人の周りの世界】という事に気付きました。

 

 

 

親や親戚が「私は反対だ。だって世間様に笑われるわよ!」と言っていた世間様は実在する事はないんです。あくまで個人の集合体です。

 

 

自分個人の意見であるにも関わらず「世間」という言葉を用いて、あたかも根拠や説得力が増したかの様に見せかけ、ドヤ顔をしている人が多いですが、

 

 

本当は
「世間の人」が許さないのではなく「その人個人」が許さないんです。

 

 

とても奥深い一節ですね。

 

 


特に田舎などは、コミュニティが狭く、みんながいわゆる「実体のない世間」に怯え慄いています笑

 

 

が、これって見えもしない幽霊に対して(幽霊の方がまだ信憑性がある笑)

 

 


「幽霊に許されないから辞めとこうか」と言っている様なもんです。

 

 

 

それに、言っちゃえば

 

 

《本当の世間や社会は、私やあなたに興味何か全くないから、好き放題して全然大丈夫ですよ笑》

 

 

あなたが有名人じゃないのなら、本当の全然はあなたの一挙手一投足に何も言いませんし、あなたの選択に対して賛成も反対もしません。

 

 

 

【本当の世間はあなたの敵でも味方でもなく、ただそこにあるだけ】です。

 

 

なので、偽りの世間(個人)や本当の世間を理由に、何かに挑戦しないで燻ってる何て勿体無いですよ。

 

ぜひ行動してみて下さい。

 

 

本当の世間は「無」だと気付けるハズです。

 

 

ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

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太宰治の「人間失格」の感想と、そこから学ぶ本当の強さとは?

太宰治の「人間失格」を読んだ感想

 

 

 

さてさて、先日約5年振りに太宰治の「人間失格を読んだんですが

 

 

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20170406155802j:image

 

 

5年前はこの名作を読んでも「話暗すぎ!オモロないわー!だから太宰は苦手」という偏差値低めの感想しか抱けなかったのですが

 

 

 

今回は


自分も少し成長できたからなのか?
俗にまみれたからなのか?
社会の荒波に(まぁ荒くないんだけど笑)揉まれたからなのか?

 

 

 

どれが理由かは分かりませんが、めちゃめちゃ学べましたし【他人事じゃねーな】とも思えました。

 

 

 

人間失格」は太宰治の自伝的小説で、人間のダメさ弱さをモロに書き殴っている小説で、賛否両論のある小説です。

 

そして、賛否両論の中の「否定する側に回ってしまう人」の傾向というか、気持ちみたいなものが少し今回分かりました。

 

あの小説を「暗すぎる」「ダメ人間じゃねえかw」と言って軽く捉えてしまう人は、おそらく、いや、かなりの確率で

 

 

 

【自分はダメ人間じゃない】
【自分は弱くない】

 

 

と思っているハズです。

 

 

 

あの小説の凄い所は、太宰治自身が自分の過去の失敗や弱さを包み隠さず晒し、その中に人間誰しもが持っている「弱さ」や「悪」を取り上げている点なのですが

 

 

 

「その凄さは、自分の弱さやダメさと向き合えていない【本当に弱くてダメな人間】には伝わらないんだろうなぁ〜」と思いました。

 

 

 

人間、誰しも弱さやダメさを持っていて、それを受け入れ、認めて、それでも尚前に進んで生きていく人が《本当に強い人》だと個人的には思います。

 

 

 

自分を棚に上げ他人と比較し優越感に浸っている人や、自分と会話をせず本心や弱さを誤魔化して日々生きてる人は《強そうに見えて、弱そうな人》です。

 

 


その実は弱い人間こそが5年前の私であり、そういう人が周りにも多い気がします。

 

 

 

そんな事を思えたので、私はこの5年で成長したというより「少し強くなったんだな〜」と思いました。

 

 

弱くても
ダメでも
悪くても


全然いいじゃないっすか!!笑


人間だもの。Byともを

 

 

 

 

◆本当に強くなるキッカケは、自分の失敗にある?


本当はここで相田みつを的に終われば締めが良かったんですが、もう少し言えば

 

 

 

自分の過去や目を背けたくなる様な失敗に、本当に強くなり成長する「きっかけ」があります。

 

 

 

それは


海外に旅に行っても
セミナーに行っても
本を読んでも


なかなか見えてきません。

 

 

自分と向き合い会話しまくるしかないです。
外側ばかりではなく内側に目を向けて見ましょう。

 

 

次回も「人間失格」を語ります笑

 

次回の記事→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/04/07/110129

 

 

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