太宰治の「人間失格」の感想と、そこから学ぶ本当の強さとは?
◆太宰治の「人間失格」を読んだ感想
さてさて、先日約5年振りに太宰治の「人間失格」を読んだんですが
5年前はこの名作を読んでも「話暗すぎ!オモロないわー!だから太宰は苦手」という偏差値低めの感想しか抱けなかったのですが
今回は
自分も少し成長できたからなのか?
俗にまみれたからなのか?
社会の荒波に(まぁ荒くないんだけど笑)揉まれたからなのか?
どれが理由かは分かりませんが、めちゃめちゃ学べましたし【他人事じゃねーな】とも思えました。
「人間失格」は太宰治の自伝的小説で、人間のダメさ弱さをモロに書き殴っている小説で、賛否両論のある小説です。
そして、賛否両論の中の「否定する側に回ってしまう人」の傾向というか、気持ちみたいなものが少し今回分かりました。
あの小説を「暗すぎる」「ダメ人間じゃねえかw」と言って軽く捉えてしまう人は、おそらく、いや、かなりの確率で
【自分はダメ人間じゃない】
【自分は弱くない】
と思っているハズです。
あの小説の凄い所は、太宰治自身が自分の過去の失敗や弱さを包み隠さず晒し、その中に人間誰しもが持っている「弱さ」や「悪」を取り上げている点なのですが
「その凄さは、自分の弱さやダメさと向き合えていない【本当に弱くてダメな人間】には伝わらないんだろうなぁ〜」と思いました。
人間、誰しも弱さやダメさを持っていて、それを受け入れ、認めて、それでも尚前に進んで生きていく人が《本当に強い人》だと個人的には思います。
自分を棚に上げ他人と比較し優越感に浸っている人や、自分と会話をせず本心や弱さを誤魔化して日々生きてる人は《強そうに見えて、弱そうな人》です。
その実は弱い人間こそが5年前の私であり、そういう人が周りにも多い気がします。
そんな事を思えたので、私はこの5年で成長したというより「少し強くなったんだな〜」と思いました。
弱くても
ダメでも
悪くても
全然いいじゃないっすか!!笑
人間だもの。Byともを
◆本当に強くなるキッカケは、自分の失敗にある?
本当はここで相田みつを的に終われば締めが良かったんですが、もう少し言えば
自分の過去や目を背けたくなる様な失敗に、本当に強くなり成長する「きっかけ」があります。
それは
海外に旅に行っても
セミナーに行っても
本を読んでも
なかなか見えてきません。
自分と向き合い会話しまくるしかないです。
外側ばかりではなく内側に目を向けて見ましょう。
次回も「人間失格」を語ります笑
次回の記事→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/04/07/110129
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。
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