コンセプトの深め方・作り方&上手な文章の書き方

◆自分の使命を見つける方法

 

どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ

 

ともぴこです。


今日は読者さんというか、この前コンサルを受けて下さった方のご質問にお答えしようかと思います。

 

 

 

__________ここから__________


ぴこさん

 

先日は、コンサルしてくださってありがとうございました!

 


あれから、自分の中で変化があり、今までと違った角度で物事を捉えるようになりました^^

 


そして今回、ぴこさんのブログなどを読んでいくつか質問があり、メッセージさせていただきました。

 

だいぶ長くなってしまったので、お時間があるときでかまいませんので、目を通していただけたら幸いです。

 

 

 

 

①ブログ記事「自分の使命を見つける方法」を読んで(挫折経験)


この間、ぴこさんに挫折した経験を聞かれて、受験と就活がとっさに出てきましたが、改めて考えてみて、他にこの二つを思い出しました。

 

 


・社会人2年目の冬の繁忙期に15~16時間労働の6連勤のあと、過呼吸になる。


→ 働き方を問うきっかけになった(なんのために働くの?生きるってなに?)

長時間労働をなくしたい

→ 心身ともに自分を大切にすることが大切だと気付いた

 

・ストレスによる過食
→過食は無限ループになることを学んだ(イライラ→過食→自己嫌悪→過食→自己嫌悪→過食…)
  ↓
 この状況をなんとかしようと、木下あおいさんのインナービューティの食事方法を学ぶ
  ↓
 【腸は第二の脳】腸内環境を整えることが、心の健康(精神の安定)につながることを学んだ

 

 

 

この経験を思い出して、【心と体(腸)を大切にすること】はこれからも大切にしていきたい強い価値観だなぁと思いました。

 

そしてここから仮使命を【心と腸の健康をサポートする】に設定しました。

 

質問1
ここまでで、雑!など何かツッこみたいところやフィードバックがあれば教えていただきたいです。
(もしこれ以降は継続コンサルの内容だよっていう場合はおっしゃってください!)

 

 


質問2
仮使命を果たすためにどんな行動ができるかな?と考えて、ブログでためになる情報を発信しようと思ったのですが、手が進まず…。

 

ぴこさんは、どういう意識・流れで一つの記事を書かれていますか? 例えば、先に仮説を立ててから情報収集をしてそれをもとに考えを深める、など何かあれば伺いたいです。

 

 

 

質問3
ぴこさんのおっしゃる「エネルギー」は、スピリチュアルでいう「波動」のようなものですか?


以上、長々となりましたが、メルマガなどにご活用できるようでしたら、ご活用ください!


__________ここまで__________

 

 

 

 

 

◆掲げる旗・コンセプトの深め方

 

 

 


先日はコンサルを受けて頂き、ありがとうございました。

 

 

 

せっかく皆さんの役に立ちそうな質問を頂いたので、答えさせて頂きますね。

 

 

 

まず最初の質問で【心と腸の健康をサポートする】という仮使命・コンセプトで、お仕事をしていくという件ですが、キチンと自分なりのストーリーや背景もありますので、結構良いかと思います。

 

 

が、私の中では「まだまだ深められるし、40〜50点の旗の掲げ方かな?」といった印象ですし、ぶっちゃけ【めっちゃありきたりでツマラナイ】というのが率直な意見です。

 

 

 

なので、私のコミュニティメンバーやクライアントさんがこの案でやっていくというのなら、おそらく止めます笑

 

 

もしくは「とりあえずこれでいいから、アップデートさせていこう」という事になりますね。

 

 

 

 

今時「腸活ブーム」が起きたように、腸の大切さや幸福感とのつながりは結構知られてきてますし、実際に腸関係の活動をしている人は、私の周りでも増えています。

 

 

 

私も毎年、腸セミナー・微生物セミナーをやってて、年々腸の基礎知識や情報は広まってるのを感じます。

 

 

そういう意味でも、この仮使命では弱いですし、そういう人たちと魑魅魍魎の闘いをする未来が待ち構えていると予想できるので、もっと深めたいんです。

 

 

「じゃあ、どういう風に深めていったらいいか?」という事になるかと思いますが、無数にある作戦の中で、今日はこの1つをオススメします。

 

 

 


それが

 


《Before→After→After→Afterまで考える》

 


です。

 

 

 

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これはどういう事か?というと、単純に「腸と心の健康をサポートして、その人に幸せに健康的に生きて欲しい」という所までではなく、その奥の奥の奥まで守備範囲を広げてみて下さい。という意味です。

 


腸を大切にする

副交感神経優位になりリラックスして、セロトニン(幸福物質)も出て幸せになる

心身ともに健康になる

そうなると、その人の家族関係や夫婦関係も上手くいく。仕事も捗る。

そういう人が増えると、幸せな家庭が増えるし、活発な会社が増えていく。

そうすると、ドンドン日本という国が元気になっていく。経済や健康上・精神上の問題も良くなるかも?

例えば、私たち1人1人の日本人が腸内の微生物だとすれば、私達1人1人が元気になれば、日本という国(身体)が活発に元気になる

腸へのアプローチを通して、世の雰囲気を明るくしていこう!

 

 

ぐらいまで広げるイメージです(思いつくままに30秒で書いたので、適当です笑)

 

 

 


こうやって、腸を良くすることの奥行きをイメージする事で、より面白く他の人とは一線を画するアイディアが出るかと。

 

こうやって守備範囲を広げる事で、色んな仕事や企画の案も変わりますし、ご自身の仕事や仮使命へのセルフイメージも変わりますので。

 

 

 

腸を良くして心身が健康な人を増やす

腸を良くして心身ともに健康な人を増やすことで、日本の雰囲気明るくする。世直しじゃー!

 


という人とでは、仕事への取り組み方、浮かぶアイディア、熱量、巻き込み力、面白さも全く違いますよね。

 

他にも色々ありますが、とりあえず参考にしてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

◆どういう意識・流れで記事を書くと良い記事になるのか?

 

 

では、次の質問です。

 

ぴこさんは、どういう意識・流れで一つの記事を書かれていますか? 例えば、先に仮説を立ててから情報収集をしてそれをもとに考えを深める、など何かあれば伺いたいです。

 



という事ですが、残念ながら現在の私は、何も意識せず呼吸するように文章を書いているので、あんまり参考にならないかと思います笑

 

 

 

 

もちろん昔はそうではなかったので少し話すと、そもそも文章の大前提となるのは【私達は自分の頭の中以上の事は、絶対に書く事ができない】という事です。

 

 

 

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当たり前の話なんですが、私達はあくまでも脳内にある色んな情報や考えをまとめて、アウトプットするしかありません。それ以上もそれ以下でもないです。

 

 

 

違う言い方をすれば《日頃から何も考えていない人は、全く文章を書けない》という事にもなります。

 

 

 

私が今現在、1日3〜4記事を書けるのは今まで沢山考えきた&考えている。という事実があるからです。

 

 

そして「考えは、書きながらは話しながら深まっていく」という視点も、持っておくと良いと思います。

 


なので、文章を書く時点ではもう、私は【脳内を垂れ流してる状態or自動書記モード】になっています。

 

 

日頃から考えている事を、ただ読みやすくまとめて整理して編集して出してるだけなんですね。だから、この記事を書くのにも20〜30分しかかかりませんよ。

 

 

 

 

つまり

 

書くために考える。情報を集める。

のではなく

日頃から情報を集めて考えてるから、自然と書ける。

 


というのが、私の脳内で行われている事です。

 

 

 

そしてこの順番で文章を書かないと、文章を書くために考える。という状態なるので、途中で辛くなると思いますよ((((;゚Д゚)))))))

 

 

 

 

◆文章をなかなか書けない、ネタがない人という人にオススメの方法

 

 

で、なかなか文章を書けない、ネタがないという人に、私がオススメしている方法の1つが

 

 

毎朝起きて「今日は〇〇について書くぞ!」ってテーマやお題を決めて、それを意識して考えて1日を過ごす。というものです。

 


そして夜帰宅してから、1日の中で発見した事、気付いた事、考えた事をまとめて記事にするんです。

 

これを繰り返すだけで、1日1記事ぐらいは余裕で書ける様になるかと思います。

 

 

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文章を書けない人は、意識のアンテナを立ててなくて何も考えてないから、書くネタが見つからないケースが多いので。

 


例えば「今日のテーマは美女の共通点」にすれば、自然と町中の美女を観察したり、分析したりする様になりますよね?そういう事です。

 

 

 

 

◆エネルギーとは何か?

 

で、最後の質問の


ぴこさんのおっしゃる「エネルギー」は、スピリチュアルでいう「波動」のようなものですか?


という質問ですが

 

 

 

 

全く違いますwwwww

 

 


エネルギーマスタークラスを1年半以上やってる私ですが、おそらく「波動」というワードを使った事はないんじゃないかな?と思います。

 


私の解説してるエネルギーは、スピリチュアル的な視点は1つの微かな切り口でしかなく、化学や物理などの理論をふんだんに使っております。

 

 

そして【この世のあらゆる事をエネルギーで説明して、同時に、このあらゆる事をエネルギーとして捉える】という意味合いなので、波動はあくまでもそのうちの1つでしかないですね。

 


そう思って頂けると助かりまーす!

 


という事で、質問にお答えしましたので参考にしてみて下さい。

 


ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。


________________

 

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考え方・生き方が自由な子を育てる、のびのび子育て法

◆子育てと固定観念

 

どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ

 

 

ともぴこです。



さてさて、今日も読者さんからの質問に答えていきたいと思います。

 

 

 

 

__________ここから__________

 

 

ぴこさんこんばんは。

 


子育て中の私にアドバイスを下さい。

 

 

私は自分が固定観念をたーーーーくさん持っていて生きづらいです。

 


なので、子供にはそうなって欲しくないと思っています。 

 

 

我が家の場合は、母が心配性で世間体を気にする人なので、何でもさきまわりして答えをだす、ああしたら変だよこうしたら変だよって言う人でした。

 

 

 私は今1年生の息子と1才の娘を育てています。

 

 

子供にはなるべく自由に育って欲しいと思う一方で、つい親の立場ででああしろこうしろと言ってしまいます。

 

固定観念を背負いすぎない子供にするにはどんな子育てをしたらいいかさじ加減がわかりません。


ぴこさんはどんな子育てしたいと考えていますか?


__________ここまで__________

 

 

 

いや〜、これはなかなか難しい問題ですよね。


これと似たような事に悩んでいる人も、多いんじゃないでしょうか?

 

私が今日お伝えしたいのは大きく分けて3つです。

 

 

 

 

 

①まずは、自分の親を許してあげる

 

 

直接お話した事がないので、あまり断定的に言うのは申し訳ないとは思いますが、おそらくメールの雰囲気からして、まだ自分のご両親の育てた方を許せていないのかな?と察せられました。

 

恨み節とまでは言いませんが「私の親が固定観念が強くて、私にそれを押し付けたから、私も固定観念が強くなってしまったんだ」と思ってませんか?

 


確かに、それも大きな影響だとは思うんですが、ぶっちゃけて言えばこの世で固定観念を植え付けない親】なんてのは一人もいません。

 

 

そもそも人は、生まれた瞬間に"名前"という固定観念をつけられるんですから笑

 

 

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だから、固定観念を子供に作ってしまうのは「ある程度は仕方のない事だ」と、良い意味で諦めてしまうしかありません。

 

 

それに大半の親御さんは「グヘヘへ、こいつを固定観念塗れにして、生きづらくしてやろう」何ては思っていなく

 

 

単純に「この子が生きるうえで苦労しないように」とか「心配で」とか「私がこれで上手くいったから」みたいな気持ち、

 


すなわち【余計なお節介という名の愛】でやってしまっているだけなんです^ ^

 

 

つまり、固定観念を植え付けてしまったのは【愛ゆえに】何ですね。

 

 

それを理解してあげたり、親も未熟だったなぁ。仕方ないなぁ。と許してあげるのが大切かと思いますよ!

 

それに、親が与えてくれた固定観念のおかげで上手くいった事あるでしょうし、ここまで生きてこれたんですから。

 

 



 

 

②恐怖感を捨てる

 

おそらく今「子供に余計ないらぬ固定観念を与えて、子供の人生の可能性を狭めてしまったらどうしよう?」というような、恐怖心に似た気持ちを抱いていると思います。

 

 

 

これを手放したいんです。

 

これを手放すために、まずは自分のご両親を許すんですね。

 

 

固定観念を植え付けてきた両親を「ま!いっか!」と許せる事で、自分が固定観念を植え付けてしまう事も許せるようになるので。

 

 

「じゃあなぜ、恐怖心を取り除く事が必要なのか?」という事になってくると思いますが、子供は親を見て育ちます。

 


人前での態度
食べ方
言葉遣い
声の質


色々勝手に見て取り入れていってくれてるんですが、実は子供が最も敏感に察知するのが【親の恐怖心】です

 

 

 

つまり【自分の両親がビビっている事】を、敏感に察するんですね。

 

 

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そしてそれが、結果的に固定観念になったなしまうんです。・゜・(ノД`)・゜・。

 

 

 

 

どういう事かというと、

 

 


例えば、旦那に怒られるのにビクビクして生活している母親を見て育つ子供は、その母親を見て

 

こういう事はしない方がいいんだ。
父親ってこういうもんなんだ。
怒られることをしちゃいけないんだ。

 

みたいな固定観念を、潜在意識の奥の奥(無意識レベル)に刻み込みます。

 

 

 

そうやって、自分では自覚のないうちに色んな固定観念が刷り込まれ、成長してくるとそれが人生に影響を与えます。

 

彼氏と付き合ってて、何をされても怒られないようにする。
男性な本音が言えない。
結婚を嫌がる。

 

などなど、色んな形で現象化します。

 

 

これが、1番悪い固定観念の出来上がり方です((((;゚Д゚)))))))

 

 

そもそも「〇〇しなさい!例えばお金を貯めなさい!」の様に、親が「〇〇しなさい!」っていう背景には、お金に対する恐怖心や不安がある場合が大半なんですよね〜!

 

 

勉強しなさい。良い子にしなさい。


も何でもです。

 

勉強しない事に対する恐怖心。
勉強のできない子供に対する不安。

 

 

そういうのが出所で、子供はその親の恐怖心や不安を敏感に察知して、固定観念化していってしまうワケです。

 

 

 

 

なので、今回のケースだと固定観念を作っちゃいけない」と恐怖心を、子供は敏感に気付き

 

 

〇〇すべきって言っちゃいけない
気を遣わなきゃいけない
強く言っちゃいけない

 

みたいな固定観念を作りかねません。

 

 

なので、まずは「固定観念を作るのも、ある程度は仕方ないよね〜」と親を許して、自分を許し、そして恐怖心を取り去りましょう!

  

 

 

 
③子どもを信頼する

 

 

【我が子は私の固定観念なんかに左右されない、逞しくて自由で、自分の価値観を大切にする子なんだ!】と、信頼してあげましょう。

 

 

これがとても大切です。

 


愛ゆえの余計なお節介も、子育てに余計な恐怖心を持ってしまうのも【子どもを信頼していないから】というのが原因ですから。

 

 


シンプルに子どもを信頼して、優しく見守っている。そして両親は自分の人生を最高に楽しむ。


これが、何だかんだ言って最高の子育てです。


以上のことを踏まえて、ぜひ今日から子育てしてみて下さい。

 


それと、私の子育ての方針とかは長くなるので今回はやめておきますねww

 

 

とは言っても、上の3つは私も意識しますよー!


ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んでくださり、ありがとうございました!

 

________________

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アランやラッセルを超える?ともぴこ的現代日本人の幸福論

◆幸せになる為の第一歩は何なのか?

 

どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ

 

 

ともぴこです。

 

 

今日も読者さんの質問にお答えしていきますね。

 

  

__________ここから__________

 

 

さて、お言葉に甘えて質問です。


人は皆幸せになりたいと、思っていると思います。


その一方で「自分で自分のことが好き」と言える人はあまり多くないように思います。

 

 


『幸せになる為の第一歩』

 


それは『自分で自分を好きになる』こと
ではないかなー?と、最近何となく感じています。

 


この辺、なかなか日本人には(特に北日本の人たちには)難しいような気もするのですが、

 

 


『幸せになりたい』≒『認められたい』
わけで、他人の評価が欲しいのに、自分では評価しないという矛盾が自分自身を苦しめている事実。。。

 

 

かく言う私も『お前自分のこと大好きなん?』と、聞かれて「めちゃくちゃ好きですー♪」とまではならないにしろ、

 

 

振り返ってみれば、大昔よりは自分のことを
認められている事に気付きました。

 

 

ここで本題なのですが、私の仮説が正しいとして、私にとってとても大切なある方が

 

 

「自分のことが大キライ」病で、でも「幸せになりたい」オーラはもんのすごく出てるんですけど、どうやったら気持ちの持ちようを、変化させるきっかけを与えられるかなー?と思ってぴこさんにメールしました。

 

 

ちなみにその方は、過去の親子関係に大きな傷を抱えています。


良かったら、メルマガやブログで取り上げてみてくださいませ。

 

それに値しなければ、余裕で無視してもらって結構ですww


よろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

__________ここまで__________

 

 

 

 

 

 

◆人間は、幸せになりたいとは実は思ってない?

 

 

 

 

メールありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ

 

 

まず前提からぶった切ってしまって申し訳ないのですが、そもそも人間というのは【幸せになりたいとは思っていない】というのが重要なポイントです。

 

 

ここを誤解されてる方って多いんですよね〜

 

 

 

 

私もこの「幸せ」というテーマは、長い間考えていて

 

アランの幸福論

ヒルティの幸福論

ラッセルの幸福論

 

三大幸福論、そしてアリストテレスの幸福論を読み込み

 

 

 

 

 

さらに宗教や歴史において「幸せとは何か?」を探求して、そしてコンサルで多くの人と対話をして

 

 

 

あれこれ考えてきたんですが、結果的に1つ明確になったのが【人間は幸せになりたいのではなくて、幸せを感じたい生き物なんだ】という事です。

 

 

 

もう少し分かりやすく言うと《幸せになるというのは目的ではなく、幸せはあくまでも、結果的に感じられるものなんだ》という意味です。

 

 

 

なので「幸せになる」というのを目的にしてしまってる人は、大体人生がおかしくなっていきます。

 

 

 

「幸せを感じる」事を目的にすればするほど、幸せは逃げていくとも言えます。

 

 

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実はこれは色んなことに言えて

 

 

例えば


キャラ立てるものではなく立つものだし

思いは乗せるものではなく乗るものだし

結果は出すものではなく出るものです。

 

この結果的に生じるものを目的にすると、人間はおかしな事になるんですね((((;゚Д゚)))))))

 

 

 

 

 

 

◆人間が幸せを感じる3つのポイント

 

 

「じゃあ人間はどうやって幸せを感じるんだ?」という話になるんですが

 

 


そもそも人間が生まれながらに持っている欲求は突き詰めれば2つで、

 

①自分を磨いて成長したい。進化したい。


②人・社会・世の中の役に立ちたい。

 

という「成長欲求」と「貢献欲求」の2つを持っています。

 

 

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そして幸せというのは「①+②」をした時に感じるものなんですね。

 

 

自分を磨いて成長して、そして誰かや社会のお役に立った時、人間というのは「生きてて良かった〜生きてる感があるわ〜」と、幸福感を得るんです。

 

 

 

 

 

 

そして「幸せ」を増幅するためにもう1つ大切になってくるのが【共同体感覚】です。

 

 

 

これはアドラーが使った用語なんですが、要するに人間が幸せを感じるには【承認欲求ではなく共同体感覚を持つ事が重要だ】と説いています。

 


共同体感覚とは「自分も大きな共同体の一部であり、その感覚を持ち、自分の存在意義を感じれること」です。

 

 


平たく言えば【繋がってる感の広さ】とも言えますね。

 

 


つまり、色んな事柄を「自分とは無関係」と分離させるのではなく、様々なことに”いかに一体感を持てるか?”というのが幸福感と直結しているってことですね。

 

 

 

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人は一体感を感じるものには、愛情や幸福感などポジティブな感情を持ちやすく、分離しているものには不快感や嫌悪感を抱きやすいです。

 


例えば「他人の下着と一緒に洗濯してください」と言われると「うわ!やだな!」と思う人が多いはずですが、家族となら(思春期の女の子は除くw)平気ですよね。

 

 

それは家族とは一体感がありますが、他人とは分離しているからです。

 

 

本当は同じ下着なので、大して変わらないんですけどね〜!

 

 

 

こんな風に「一体感」と「分離感」の如何で、湧いてくる感情も幸福感も変わってきます。

 

 

 

 

ちょいとまとめると、幸せは得るものではなく感じるもので、そのためには

 

①自分を磨き成長・進化する
②人や社会のお役に立つ
③共同体感覚を広げる

 

の3つが基本的な項目になります。

 

 

ただ③の「共同体感覚を広げる」は単に守備範囲を広げていくと破滅にもつながるので【課題の分離】というのも大切になってきます。

 

 

 

 

 

 

 

◆自分を好きになれない人の特徴

 

さて、これらを踏まえたうえで相談の内容に戻ると、私はこの幸福感を感じれてない人に、会ったことも話した事がないので具体的なアドバイスはできませんが、

 

 

シンプルに幸福感を感じられないのは

 

①過去と分離しているから
②親と分離しているから

 

のこの2つが大きいと思いますし、ここを和解しなければ、どんなに努力して社会的に成功をしたとしても、いつまでも幸福感は得られないと思います。

 

 

 

だって、今は過去の積み重ねでできているので、過去と分離している(つまり否定している)というのは、即ち今の自分を否定することになり、さらに未来の自分を否定することになります。

 

 

 

そして親というのは、私たちのルーツであり最初に愛情を注いでくれた存在で、私たちのアイデンティティや価値観の形成に、良い意味でも悪い意味でも、最も影響を与えてくれる存在です。

 

 

 

なので、親と分離していると、自分の過去とアイデンティティを呪う事になるので、これまた幸福感を感じられません。

 

 

なので、まずはこの2つと向き合って和解・再定義することではないでしょうか?

 

 


そしてこれは【本人の課題】なので、その方以外にはどうする事も出来ません。

課題に介入しないほうがいいです。

 

 

私やメールをくれた方ができるのは「和解した方がいいと思うよ」「こういう風に和解した方がいいよ」「和解すると、こんなに人生良くなるよ」と勇気付けをする所までで、そこから先は相手の課題です。

 


やるかやらないかも、その人のタイミングがありますしね。

 

 

 

 

そしてこれらと和解した時に、自然と【自分を好きに】もなり、幸せにもなると思いますよ。

 

 

 

最悪なのは、幸せじゃないからといって「認められたい、認められたい」と承認欲求の奴隷になる事です。

 

 

承認欲求は一時的に幸福感を補ってくれますが、エナジードリンクと同じで、すぐ効果が切れますからね。承認欲求を原動力にしてると周りから人は去って行きますし。

 


そうなると、さらなる承認欲求を求めるようになってしまうので、承認欲求満たす、認められようとする。というのはよくない選択です。

 


他人から承認を原動力にして生きてる人ほど、弱っチィ奴はいませんからね。

 


ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んでくださり、ありがとうございます。


________________

 

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自分の資質や強みを自力で発見する方法

◆人の強みや資質をどうやって見つけるか?

 

どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ

 

ともぴこです。

 

今日も、読者さんの質問に答えていきたいと思います。

 

 

 

__________ここから__________

 

私は今、自分の資質や強みを知りたくて、
西洋占星術を独学で勉強してます。
(楽しいです♡)


ともぴこさんはいろいろ勉強されていると思いますが、その人の資質や強み、たましいの傾向みたいなものを、見ようとするときに、西洋占星術を参考にしたりされますか??


西洋占星術以外に参考にしているものがあれば、教えてください*(^o^)/*

 

__________ここまで__________

 

 

 

 

◆私のコンサルティングの仕方


この質問はすごく良くて、先日のラジオの収録でも少し話させて頂いたんですが、基本的に私は西洋占星術ホロスコープなどは使っておりません。

 


その他の暦・占い・動物占い・リーディング・星座系??などなど、そういうモノサシを使って人を見たり分析したりする事は、絶対にしないようにしています。

 

 

実際に、私に上のような事をされた人はいないと思いますし、そっち系に全く興味のない私ですので、人様を分析したりできるほど知識も技術もありませんw

 


なので、正確に言えば「やらない」よりも【できない】というのが事実です笑

 

 

 


そして同時に《本物のコンサルタントやコーチになりたいのなら、それはなるべく使わない方がいいな》と思うんです。

 

 


というのも、占いや西洋占星術「〇〇さんはこういうタイプです」と診断結果が出てしましうと、どんなに頑張ってもその結果が固定観念になるからです。

 

 

違う言い方をすれば、その結果に引っ張られ、歪んだフィルターを通してその人を見てしまうイメージです。

 

 

例えば合コンの前に「〇〇大学のA子って超ビッチらしいよ」と前情報を入れられると、どんなに意識しないようにしても、その人をビッチフィルターで見てしまうように、

 

 

占いの診断結果や星のリズムとかをインストールしてしまうと、どうしてもその結果に影響され、そこにこじつけガチになる危険性があります。

 

 

何より【目の前に、その人本人という最も信頼できる対象】があるので、私は基本的に目の前の人とコミュニケーションを取りながらしか、分析はしようとしません。

 

 

それは、目の前にいるその人と、何の固定観念もないナチュラルボーンな状態で対話して、その人と魂や本質を知りたいし、そっちの方が正確だと確信しているからです。

 

 

実際に、最近占い師の方や、スピリチュアルを相当勉強されてる方と、たまに関わる機会があるんですが【誰よりも当たるし、誰よりも本質を見抜けるね】と太鼓判を頂けます笑

 

 

 

 

 

 

◆占いや暦などはどんどん使ってOK

 

 

何かこういうと、西洋占星術をディスってる様に感じるかもしれませんが、それらが好きな人や得意な人は、ガンガン活用しても良いと思ってます。

 


私は体質に合わないし、自分の生きるスタンスに合わないので採用していないだけで、それが良いとも悪いともジャッジはしません。

 

 

だって私も、最初からそ西洋占星術とかを使う事はないですが、私の分析の答え合わせとして、占いやオーラソーマなどを参考にする事は多々ありますから。
(例えば、何回も会って話しているクライアントさんが、オーラソーマに行って出た結果とかは参考にします)

 

 

 

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つまり、私と西洋占星術を使って分析する人は

【ルートが違う】

それだけって事です。

 

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私は占いや西洋占星術は「ゲームで言えば攻略本」「勉強で言えばとらの巻き」だと捉えていて、ある種の裏技や近道じゃない?と感じています。

 

 

私は裏技や近道は「好きじゃない」かつ「あまり信頼していない」かつ「楽しくない」という価値観があるので、なるべく泥臭くゴールに辿り着きたいんですね。

 


RPGで攻略本を買う人とかには、全く共感しないタチでしたw

 

 

その価値観は今も活きていて、基本的に試行錯誤しながら目の前の人と対話し、ぶつかり、考えて、その場で答えを出す。というスタンスになっています。

 

 

つまり、私は目の前の人に試行錯誤しながら、その人の本質や魂の声を見つける努力をする。

 


そうやって泥臭く行動しながら、データ量と経験値を蓄積し、自分なりの理論や感覚を作り上げていく。っていう流れです。

 

 

 

占いや西洋占星術の人は逆で、最初に人を分析するための解答を渡されて、それを使って人を分析するって事ですね。

 

 

 

 

受験で言うなら、


私は、とにかく問題を解きまくって勉強していくタイプ

もう一方が解法ややり方を学んでから、問題を解くタイプ


って事です。

 

 

 

 

 

 

◆まとめると

 

 

ぴこ
とにかく実践→トライ&エラー→経験値・データ量UP→感覚が掴めてくる→自分なりのやり方や論理を確立

 

西洋占星術タイプ
最初に論理を学ぶ→それを使ってトライ&エラー、、、、、、続く

 

って事でございます。

 

 

 

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20171011163805j:image

 

 

私は自他ともに認めるドMですので、この厳しいルートを選択してますが、別にどちらが良いとかはないかと笑

 

好きなルートを行けばいいですよね。

 

 


ただ、個人的には【ぴこ的ドMルート】の方が圧倒的に実力はつくと思いますし、誰にも真似されないオリジナリティも出ると思いますけどね。

 

 

私が身につけてきた能力は、全てプロセスの中で会得してきたので【ぴこ術】としか言いようがないんでw



ま、読者の皆さんは好きな方をやって下さいな!

 


私は他人が提示してるやり方やルールに、疑問を感じまくるタチなので、チョイスしないだけですので(何で星が正しいと言い切る事ができるの?論理は?みたいに笑)

 


ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございます。

 


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アリストテレスの四原因説をどこよりも簡単に解説してみた

アリストテレスの【四原因説】

 

 

どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ

 

ともぴこです。

 

今回は哲学コラムで、アリストテレス【四原因説】について書いていきます。

 

 

 

前回書いたアリストテレスの「中庸」という記事とはうって変わって

この記事→アリストテレスが提唱した【中庸】とは何か?理解しよう - はぎのともぴこの幸福論

 

 

超難解な概念を紹介していきます。

 

 

この難解な概念をどこまで文字で説明できるのか?
どこまで皆さんに理解してもらえるのか?
どこまでアリストテレスに拒否反応を示せないでもらえるのか?

 


書く前から私自身もガクブルですが、日常や仕事にとても応用が効く概念なので、ぜひ最後までお付き合い下さい。

 

 

プラトン【エロース・イデア論以来のカオスな回になると思います笑

 

 

プラトン哲学者プラトンの思想、愛(エロース)とは何かをどこよりも分かりやすく解説します - はぎのともぴこの幸福論

 

 

 

 

プラトンアリストテレスの悲しい関係

 

そもそもアリストテレスプラトンの弟子で、プラトンが開いた大学的なもの(アカデメイア)の生徒であり、卒業後は先生としてそこで教鞭を振るっていました。

 

 

なので「さぞプラトンの教えを崇拝し、さぞイデア論LOVEなのだろう」と予想できそうですが

 

 

 
プラトンが1番大切にしていた《イデア論》を真っ向から否定しました。

 

 

 

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20171002171807j:image

 

 

えぇ。そんな師匠の顔に泥を塗る男、それこそがアリストテレスです。

 


ただ、とんでもない弟子のようですが、哲学者は真理を追究する人ですから、先生の説だろうが恩人の説だろうが、気を遣わず「間違いは間違いだ」と言うのが正しい姿勢です。

 

 

そして、イデア論をただ否定したのでは子供の喧嘩ですので、それを覆す概念・考え方をきちんと提唱しました。

 

 

それが【四原因説】です。

 

 

えぇ。察せますよね?
この間話したイデア論でさえあれだけカオスだったのですから、それを超える概念である四原因説はさらにカオスだと........笑

 


ただざっくり言えば、スマートフォンが発明されたのは現代ですが「それならスマートフォンという概念もイデア界にあったのかい?」となってしまいます。

 


車も?
PSPも?
プラペチーノも?


「それは無理あるやろー!!」と言ったのがアリストテレスです(言われてみれば当たり前なんですけどね笑)

 

 

 

 

 

 ◆さあ、イデア論の復習です!

 


まず復習ですが、イデア論

 

 

私達がA~Hカップまでの様々なサイズのおっぱい、乳首が黒かったりピンクだったりするおっぱいなど、多種多様なおっぱい見た時に、それらを全部「おっぱいだ!」と認識できるのは、イデア世界に【理想のおっぱい・おっぱいの本質】があり、そのイデア世界の概念を、私達は潜在意識下では知っているから「おっぱいだ」と認識できる。という事です。

 

 

 

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20171002172130j:image

 

 

 

もっときちんと言えば

 

腐ったリンゴ
新鮮なリンゴ
赤リンゴ
青リンゴ
切ってあるリンゴ

 


などなど、色んなリンゴを「リンゴだ!」と認識できるのは、イデア世界に【理想のリンゴ】が存在してるからだ。という事ですね。

 

 

つまりイデア世界っていう場所には《あらゆる物事の理想像や本質があるんだ、それを模範にしてるのが我々の現実だ》とお考え下さい。


こんな画像も紹介しましたね笑

 

 

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20171002172242j:image

 

 

 

 

 

 

 

 

◆四原因説

 

では本題に。

 

こんなイデア論を真っ向から否定したのが【四原因説】です。

 


じゃあ「四原因説って何ー?」と言いますと

 

 

【物事が生成し存在するに至るまでには、この4つの原因を必要条件としている】という概念です。

 

 

例えば


花はどうやって咲くのか?
家はどうやって立つのか?
ラーメンはどうしてできるのか?


これら全てが存在するためには4つの原因が必要であり、それを省くことは不可能だ。という事です。

 

 

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20171002172355j:image

 

 

この【四原因説】が凄いのは、カバー領域がラーメンや家などの制作物だけでなく「自然界にさえ通用する」と断言している点です。

 

 

まだ????が並んでいる人も多いと思いますが、歯を食いしばって付いて来て下さい笑

 

 

ここまではとりあえず「物事が存在するためには、4つの原因が必要なのねー!」ぐらいに思っておいて下さい。

 

 

話が前後してすみませんが、この話をしないと四原因説を解説できないので、やりますね。

 

 

さっきも言った様に、アリストテレスイデア論を否定しています。

 


その理由は、イデア界自体が確認できないし(何を当たり前の事を笑)次々と発明される新しいモノが、予めイデア界にあったと説明するのはムリがあるからです。

 

 

それなら「イデア界がないなら、プラトンが探してるものの本質はどこにあるの?」という論争になります。

 

 

プラトンは【ものの本質=イデア】と言ったのですから、イデアを否定したらものの本質がなくなるワケです。

 

それが説明できなくて、みんな苦悩していたんですが、アリストテレスはとんでもない発想を持ちます。

 


《ものの本質?そこにあるやん。それそれ》

 

 

こう言いだしたのですww
イデア界に何かものの本質はなく【目の前の・現実のものそれぞれにある】と言い出したのです。

 

 

例えば「木の本質はイデア界に木という本質があり、、、」という主張を「木の本質は木だよ。それそれ。」と言い出したのですw

 

そしてそれを【形相(エイドス)】と読んだんです。

 

 

 f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20171002173724j:image

 

 


ここまでをまとめますよー!!

 

 

アリストテレスプラトンが「イデア」と読んだものの本質を【現実世界のそれぞれのものにある】と主張し、それを《形相(エイドス)》と言い換えました。

 

 

 

ものの本質・イデア

ものの本質・そこにあるもの・形(形相)

 


になった、という事です。

 

 

 

 

◆形相をまずはマスターしよう!

 

 

さっきも説明しましたが、この【形相】こそが四原因説の中の1つの原因です。

 

 

ここら辺から混乱してくると思うので

【形相】という日本語が分かりにくい人は、面倒なので「かたち」と考えて下さい。

 

 

木の本質は木のかたち。
ラーメンの本質はラーメンのかたち。

ということです。

 

 

うーん。例えるなら


私たちがラーメンを作ったり食べたりする時に、頭の中に思い浮かべている「ラーメン」のイメージ図・かたちこそが形相、つまり本質ということです。

 

もちろん目の前のラーメンも形相です。

 

つまり形相(本質)は【それぞれの人の頭の中にイメージされている形or目の前のモノ】とも、噛み砕けば言えますね。

 

 

 

 

 

 

 

◆四原因説のメイン、質料(ヒューレ)


ただ、ここからが四原因説の難しいところで「形相がものの本質なのだから、形相が四原因説の土台だろう」と思ってしまうのですが、実はもう1つあるのです。

 

 

「形相(本質・かたち)に辿り着くまでには、その前段階、つまり原因がある」というのが、アリストテレスの主張なんです。

 

 

「え?形相の前の原因?」と、ここが多くの人を混乱させるんですが、残念ながらあるんです。

 

 

 

なるべく分かり易く説明しますね。

 

 

さっきお話した様に、形相(本質)とはそれぞれの人の頭の中にあるかたち、もしくは目の前のモノだというお話をしました。

 

 

ラーメンなら目の前のラーメンと、それぞれの頭の中にあるラーメンが形相です。

 

ただここで気付いて欲しいのは、ラーメンがラーメンというかたち(形相)になるには、そのための【素材】が必要だということです。

 

 

それはラーメンの麺、スープ、スープの出汁、メンマ、味玉などなどの【素材】のことです。

 

この【素材】があるからラーメン(形相)が出来上がるワケです。

 

 

そしてアリストテレスはこの素材の事を【質料(ヒュレー)】と呼びました。

 

 

 

質料だと理解しにくい人は【素材】だと思って下さい。

 

 

つまり、アリストテレスの主張は《物事ができる順番は質料(素材)→形相(本質)の順番だ》ということです。

 

 

 
これが四原因説の最初の2つで、

 

【質料(素材)→形相(本質)の順番で物事は作られ、これらの段階を踏まなければモノは存在しない】というのが大切なポイントです。

 

もっと例を出しますね笑

 

例えば

 

普通に立っている「木」が形相だとしたら「木」の質料(素材)は何だと思いますか?

 

 

 

 

種ですよね。

 

この場合


種(質料)

木(形相)


になります。

 

じゃあ机が形相だとしたら、質料は何になりますか?

 

 

 


木ですよね?

 


この場合は


木(質料)

机(形相)

 

になります。

 


何となく分かってもらえたかな?と思います。

 

 

モノ(自然物を含む)ができる順番は
質料→形相の順番ということです。

 


そして【いかなる質料も形相になりうる】というのも重要なポイントです。

 

 

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20171002172716j:image

 


さっき挙げた例で言えば、種は最初は質料ですが、木という形相になりうる。


木という質料も机や家になりうる。


ということです。


そしてこれがイデア論を否定する根拠になりました。

 

 

何故か分かりますか?

 

 

イデア論は「イデア界に本質がある」という静的な概念でしたが、アリストテレスの質料→形相の流れは「本質は現実の変化の流れで作られる」という概要だからです。

 

 

イデア論なら「じゃあ最初からイデア界にiPhoneっていう本質があったのかよ!」と言われればお手上げですが

 

 

アリストテレスの概要なら

 

金属・電気・ネット(質料・素材)

iPhone(形相・本質)


と説明できるワケです。

 

もう読んでくれてる人がいなそうですねwww

 

 

 

 

◆これぞ四原因説!!!

 

そしてこれらの考えを応用して、アリストテレスは【四原因説】

 

つまり、物事が生成されるまでに必要な4つの原因を紐解きました(おせーよ!)

 


アリストテレスの主張した四原因説は

 

質料因(素材・材料)

形相因(モノの本質)

運動因(形相を作るための行動)

目的因(形相を作るための目的)

 

というモノです。

 

具体的にしていきますね。

 

 


これを家を建てるプロセスにすれば

 

質料因(石・木)

形相因(家そのもの、つまり家の設計図・イメージ)

運動因(家を作るプロセス、土木工事など)

目的因(そこに住む)


という感じです。


もし、これらの中の1つでも原因やプロセスが足りてないのなら【家は存在しない】という事です。

 

 

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20171002174056j:image

 

 

素材となる石や木がなければ、家はできません。


家のイメージ、つまり設計がなければ素材があっても作れません。


家の設計図を作っても、作り手・作るプロセスがなければ家は建ちません。


家が建っても建てた目的・理由がなければ、建てる意味がありません。


ということです。

 

 

つまり《この4つの原因を満たさなければ家が建つ可能性は極めて低い》ということです。

 

 

 

 

 

◆私たちの日常に落とし込むと

 

 

ラーメンに置き換えて自分でやってみて下さい笑

 

 

 

これを現代っぽく、仕事の企画やプロジェクトとかに応用すると

 

 

質料因(知識・情報・アイディア)

形相因(プロジェクトの概要・成功までの設計図)

運動因(実際の行動)

目的因(新サービスを作るため、お客様に喜んでもらうため)


みたいな感じになります!

 

 

 

もっと平たく言えば

 


お!いいプロジェクト思いついたわ(形相因)


この知識とアイディアを使ってるんだよな(質料因)


よし、やろーー!!!(運動因)


あ、そうそうお客様のために始めたんだよね(目的因)


こんな感じです笑

 

 


一応アリストテレス


質料因

形相因

運動因

目的因

 

このステップが大切と言っていますが、これは後世に矛盾を指摘されているので、気にしないでください。

 


大切なのは【素材&設計図(かたち)&行動&目的】の4つの原因がないものは存在しない、うまくいかない。ということです

 

 

だから、もし「これから自分でビジネスやるぞー!!」と決意したとしても

 

 

ビジネスの土台の知識・強み(質料因)
ビジネスの設計図(形相因)
それを実現するための行動(運動因)
ビジネスをやる目的(目的因)

 

 

がなければ、ほぼ100%うまくいかない。ということですね。

 

 

 

逆にこの4つが整っていれば、うまくいく可能性が非常に高くなります。

 

 

実はこれコンサルの時によく使っていて、これを満たしてない人を見ると「ヤバイな」何て思っております。

 

まぁこんな感じで、2000年以上前の偉人の考えは、今でも応用が効くぐらい本質的です。


理解が難しいと思いますが、この記事より噛み砕いて話してるモノを読んだことがないので、ぜひしがみついて読み込んで下さい。

 

ではでは( ´ ▽ ` )ノ

 

 

 

 

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頑張り方が分からないor間違えてる人へ。本当の意味での頑張るとは?

 ◆頑張るってどういう事だろう?

 

 

どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ

ともぴこです。

 

 

今日は、読者の方からの質問にお答えしていこうと思います。

 

 

先日書いたこの記事への質問のようです。

 

 

これ→映画”何者”は、今の私たちにドンピシャのテーマを投げかけている? - はぎのともぴこの幸福論

 

 


__________ここから__________

 

はじめまして。
大久保と申します。

 


ブログ拝読し、質問がありメールいたしました。

 


「頑張る」というのは、自分の体力がもつ範囲内で、誠心誠意お客様のために努めるというイメージでよろしいでしょうか?

 


自分の職場では、頑張りすぎて体を壊す方が多く(特に女性)、壊し方も風邪とかではなく、生理不順や子供ができない、頭痛や気だるさや吐き気が治らないなど、厄介なものが多いので、頑張ることについては色々難しいなぁと思っております。

 

ぴこさんはそのあたり、どのようにお考えでしょうか?

 


また、ぴこさんのセッションやワークなども興味がございますので、詳細をお伺いできれば嬉しいです。


お忙しい中恐縮ですが、よろしくお願いいたします。


ここまで

 

 

 

 

メールありがとうございます( ´ ▽ ` )ノ

 

 

大久保さんの質問は、おそらく私が先日書いた記事の

 

 

 

「私たちはどうやって、自分の頑張りたいポイントを見つけられるのか?」というと、

 

①自分の過去・今・未来をつなぐ

②深い自己対話

③【とにかく頑張ること】

 

 

最後の③が超重要。

目の前の自分の仕事や役割をしっかり果たすこと。
目の前の事を丁寧にやること。
目の前のお客さんや仕事と向き合い、もがき頑張ること。

 


そういう経験を通して、頑張って、初めて【私これを頑張りたくて仕方がない!】というのが見えてくる。

 


逆に言えば、頑張った経験もないくせに「頑張らなくていい」とか言ってる奴には、一生に自分の頑張り所、命の注ぎ所なんて見えてこないって事でもあります。

 

 


つまり、人は頑張ることで自分の頑張れるポイントを見つけ「もう努力したくてしょうがない」というモードに入る事ができます。

 


ってワケで、血反吐を吐くぐらい、自分の限界だってぐらいまで、何か目の前の事を頑張ってみたらいいんじゃないでしょうか?

 


そしたら、だんだん自分のアイデンティティや使命が見えてくるハズなので。

 


自分の頑張り所、命を燃やすポイントを見つける事を諦めて頑張らずにダラダラ過ごすのは、まさに生きた屍状態であり、きっと自分が一番キツイかと思います。

 

 

 

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20170930111707j:image

 

 


という部分への質問かな?と思うので、解説していきますね。

 

 

 

 

 

 

◆ぴこ流の頑張るの定義(頑張ると我慢の違い)

 


まず、私が言いたいのは職場の方々の実例を見ると、おそらく彼女らは【頑張るの意味を履き違えている】んだと思います。

 

 

頑張るというのは、我慢することではないですし
頑張るというのは、自己犠牲の精神でもないですし
頑張るというのは、やりたくない事をやる事でもないです。

 

 

 

頑張るっていうのは【自他(お客さん)共に良い循環を起こすこと】だと、私は定義してます。

 

 

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20170930111253j:image

 

 

 

要するに、頑張るというのは思考停止状態でひたすら自己を犠牲にして、君主に尽くす奴隷のように生きることではなく

 

 


自分のパフォーマンスが落ちないようにきちんと日常を整え、自分のエネルギーの高い状態に保ち

 

 

そして自分の今できる事を全力でやり、考えうる限りのアイディアを出し、工夫し、実践し、お客さんに丁寧に接し喜ばせ、フィードバックをもらい、試行錯誤して仕事のクオリティを上げていく事です。

 

 

 

そうやって頑張っていくことで

 

私はこの時に喜びを感じる。
私はこういうお客さんのお役に立ちたい。
これに生きがいを感じる。


という風に、自分の方向性や軸、そして"頑張りたいポイント"が見えてきます。

 

 

 

なので、頑張り過ぎて身体を壊す。という状況は、厳し言い方ですが【頑張り方を間違っている】としか言えません。

 

 

 

おそらく職場の方々は頑張っていると我慢しているを混同してしまっているんではないかな?なんて思います。

 

 

 

詳しくは聞いてないので、断定はできませんが。

 


ただ、頭痛や吐き気や生理不順になっているという事は、何かしら強い継続的な「ストレス」を感じているのは間違いハズなので

 

 

①頑張り方を変えてみる

②それでも無理ならおそらく環境が悪いから、仕事を変える

③あまり無理せず、自分の好きなジャンルや分野の仕事を選んでみる

④そこで頑張る

 

 

というのがオススメです。
業種とかを知れればもっと詳しく書けるんですが、とりあえずはこんな感じです。

 

とにかく、頑張るというのは【頑張りたい事で頑張る】というのが大前提なので、頑張りがいが明らかにない所は、早々に立ち去ってもOKですよー!

 


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映画”何者”は、今の私たちにドンピシャのテーマを投げかけている?

◆2017年も残り100日を切りました

 

どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ

 


ともぴこです。

 

 

さてさて、早いもんで今年ももう9月27日で、1年も残り100日を切りました!

 

 

 

「今年こそは!!!!」と高い目標や理想を新年早々に掲げた人も多いかと思いますが、皆さんどうですか?


変化しましたか?
良い方向へ行ってますか?
何も変わってませんか?
何をしたらいいのか見失ってますか?

 


まぁ色々な人がいるかとは思いますが、今日は私が去年の大晦日に書いた記事を"改めて"シェアするので、ぜひとも今年の残り半年の指針にしてみて下さい。

 

 

 

 

 

ここから↓


皆さん大晦日はいかがお過ごしですか?

 

自分はさっきようやく、仕事が納まりましたw


今年も1年間メルマガを読んで下さった皆さん
直接お会いした皆さん
一緒に成長した皆さん

 

本当にありがとうございました。
来年もよろしくお願い致します。

 

 

 

で、今日は今年最後ということで「2017年はどんな1年になるか?」を軽くお話しておきたいと思います。

 

本当はセミナーで6〜7時間の語るぐらいになってしまうんですが、今回はギュギュッと凝縮して、少し抽象的にお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

昨日、Facebookにこんな投稿をしました。

 

 


Facebookの投稿

 

 


今は「頑張らなくていいんだよ」という考え方や思想がブームになっているけど、これからは「頑張れる事がある人が羨ましい」という時代になってくる。

 

 


そもそも人ってのは"頑張らなくてはいけない"のではなくて、本質的には【頑張りたくて仕方のない生き物】

 

 

みんな心の奥底では「自分の才能やエネルギーや時間を投下して頑張れるようなこと、燃えれるようなことはないだろうか?」と常に探している。

 

 

頑張らなくていいのではなくて、自分の頑張るべき所が見えないから、頑張りたくないだけ。

 

 


だから「頑張らなくていい」なんて考え方は、一時の心の安寧や誤魔化しにはなるかもしれないけど、それでも絶対に「お前は何者なのか?」という問いを、必ずいつか強制的にされる事になる。

 

じゃあ「どうやって、自分の頑張りたいポイントを見つけられるのか?」というと、

 

 

 

①自分の過去・今・未来をつなぐ

②深い自己対話

③【とにかく頑張ること】

 

 

 

最後の③が超重要。

目の前の自分の仕事や役割をしっかり果たすこと。
目の前の事を丁寧にやること。
目の前のお客さんや仕事と向き合い、もがき頑張ること。

 


そういう経験を通して、頑張って、初めて【私これを頑張りたくて仕方がない!】というのが見えてくる。

 


逆に言えば、頑張った経験もないくせに「頑張らなくていい」とか言ってる奴には、一生に自分の頑張り所、命の注ぎ所なんて見えてこないって事でもあります。

 

 


つまり、人は頑張ることで自分の頑張れるポイントを見つけ「もう努力したくてしょうがない」というモードに入る事ができます。

 

ってワケで、2017年は血反吐を吐くぐらい、自分の限界だってぐらいまで、何か目の前の事を頑張ってみたらいいんじゃないでしょうか?

 


そしたら、だんだん自分のアイデンティティや使命が見えてくるハズなので。

 


自分の頑張り所、命を燃やすポイントを見つける事を諦めて頑張らずにダラダラ過ごすのは、まさに生きた屍状態であり、きっと自分が一番キツイかと思います。


って事で、これからは「頑張れる事がある人が羨ましい」と時代になっていきますよん。

Facebookの投稿終わり

 

 

 

 

 

◆2017年以降の大きなテーマ

 

 

これが2016年の最後に書いた文章なんですが、もう少し深掘りして言えば、2017年というか2017年以降の5〜6年は

 

 

あなたは何者なの?
あなたはどんな人なの?
あなたのコアは?
あなたの哲学は?
あなたの理念は?

 

といういう様な、自分の存在そのもの、つまり【自分のアイデンティティをどんどん問いかけられる時代になっていきます。

 

 

 

 

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20170928063212j:image

 

 

 

他の業界より少し早く時代を先取りすると言われている、映画業界をチラッと振り返ってみても、2016年の年末から2017年の最初にかけて

 

 

朝井リョウさんの「何者」
大ヒットした「君の名は」

海賊とよばれた男

 

 

 

 

というラインナップの通りで【で、あなたはどういう人なの?】というのを問いかけられているのが分かるかと思います。

 

 

そして、これらの作品がヒットし、注目を集めるという事は、多くの人が私っていったい何者なんだろうか?】という問いを、無意識に繰り返している証拠とも言えます。

 

 

 

 

 

◆2017年以降は大きな引き算の年

 

 


そういう事も鑑みて、2017年以降は《引き算の年》になるかと思います。

 

 

 

例えば、

 

肩書き
実績
名声
権威
権力
地位


そういうものを差っ引いたうえで【自分とは何者なのか?本当は何をしたいのか?】を問いかけられる場面が多くなるハズです。

 

 

逆に言えば、足して足して自分を装飾し着飾っていたり、セルフブランディングしたり、他人に憧れられる自分を演じたりしている人にとっては、地獄の様に辛い1年になり、

 

 

今年以上に、そういう人の【メッキがはがれる】そんな年なるかと思います。

 

 

 

去年も今年も、色んな人や企業のスキャンダルが出ましたよね。

 

ショーンK
ベッキー
SMAPからのジャーズ問題
成宮寛貴

小出恵介

森友学園(籠池)

豊田議員

今井絵理子議員

斉藤由貴

 

 

 

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などなど、本来の自分と世間での乖離させたり、何か隠し事をしていた方々のメッキが一気に剥がれましたよね。

 

 

 

この流れは、今まで以上の感じになるかと思います。

 

 

そして、芸能人や政治家に限らず、私たち個人においても、いかに"普段の自分とみんなの前の自分"これを一致させていくかが重要になっていくかと思います。

 

 

 

要するに、自分を武装するためにいっぱい身につけたあれこれをどんどん捨て、引いて引いて《すっぽんぽんの全裸状態でいかに魅力的な人間か?》というのが超重要になります。

 

 

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これは2017年だけではなく、それ以降もしばらくそうです。

 


あなたの周りにある色んなものをはがし去った状態で「あなたが何者なのか?どんな人間なのか?」を問いかられる1年になるでしょう。


逆に、全裸状態の自分に自信がない人には、人より偉く、人より凄く、人より高く、人よりお金持ちに、と上へ上へ登っていくかと思いますが、

 

 

そんな誤魔化しはもう通用しないので、サッサと諦めて、全裸状態での戦闘力、すなわち人間力を上げた方がいいです。

 

 

ここまでの事をザックリまとめれば【余計なものはどんどん捨て、自分の人間性・能力という本当の基盤を成長させましょう】いう感じになりますね。

 

 

そのためには、最初に戻りますが「頑張る事」です。

 

 

 


地位や権威や見せ方で誤魔化すのではなく

 

目の前の自分の仕事や役割をしっかり果たし

目の前の事を丁寧にやり

目の前のお客さんや仕事と向き合い、もがき頑張る。


そうやって自力をつけていきましょう!

 

それを繰り返していくうちに《私はこういう人間だ。これをやるために生まれてきた》という、太く倒れない強固なアイデンティティが出来上がるかと思います。

 

 

 

2017年以降の生き方の指標の1つにして頂いたら幸いです。

 

 

 

細かい未来予測は、直接聞いて下さい。

 

ではでは( ´ ▽ ` )ノ
貴重なエネルギーを使って読んで頂き、ありがとうございました。



 


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