飲食店の経営不振の原因と、ビジネスの本質は一体感というお話

 

 

◆経営不振の原因は何か?

 

 

先日、東京の淡路町というTHEオフィス街の居酒屋さんのコンサルをしてきてんですが、それがなかなか面白かったんでシェアしますね。

 

この居酒屋さん、何故か半年置きぐらいにコンサルティングの依頼をくれるので、今回も行ってきました。

実はこの居酒屋さん、もう創業50年近い老舗店で、経営体質や持っているノウハウも素晴らしいので、いつも大した問題はないのですが

 

 

今回はなかなかの大事で「ここ10ヶ月で売上が約20%減った!」と相談してきたんです。

 

「それはヤバイな!!」という事でお店行き、そりゃあもう根掘り葉掘りお話を聞き、あちこちチェックしました。

 

 

値付けは変わったのか?
接客はどうなのか?
アルバイトは変わったのか?
調理とホールの連携はどうなのか?
1つ1つが雑になってないか?
盛り付けに一体感があるか?
お店の清潔感はどうか?
今までどこか違うところはないか?
逆に同じ過ぎて飽きられていないか?
調味料はどうか?
お客の質はどうか?
トイレットペーパーはダブルか?
メニュー表は見易いか?

 

などなど、あれこれ質問し18時からラストオーダのの23時までお店にいて、変態かのようにお店をウオッチングしていたんですが

 

その結果、悪いところがなかったんですww

 むしろ前より良くなってぐらいだったんですね。

 

 

結局私は「拙者の力不足でござる。1日では分からぬでござる」と告げ、また明日のお昼に話し合うと約束して別れました。

 

家に帰っても「何でじゃああああ」と悶々としていたんですが、結局分かりませんでした。

 

そして次の日の13時くらいに、またお店に行ったんですが

 

 

 

 

 

 

 

 

ランチやってたんですよ。はい。

 

 


ここでした。売上が落ちた原因。ランチでした。


「ランチ始めたって先に言えよ」とは思ったんですが、2日分お金は頂けるので良しとして(おい)

 そのランチが、全体の売上Downの要因になっていたんです。

 

「ランチが原因ってどういうことだよ?」と思う方もいるかもしれませんが、このランチのクオリティが非常に低かったんです。

出してた蕎麦や丼系も、決して美味しい言える代物ではなく、夜に比べれば雑でしたし

 

 

何より蕎麦に付いてくるオマケの小鉢が【冷凍食品のグラタン】だったんですね((((;゚Д゚)))))))

 

 

こういうヤツ↓

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蕎麦+グラタンて、、、、
しかも冷凍食品て、、、、
しかもそのままて、、、、

親子丼とか牛丼とか数ある組み合わせの中からグラタンて、、、、

ちょいセンス、、、、、、

 

 

と、もうアボーーーン( ゚д゚)な状態だったんですね笑

 

 

まずもう「蕎麦+グラタン」の組み合わせに一体感がないし、そんなセット誰も喜びませんし、味も美味しくないですし、ひたすら最悪なんです。

 

 

なので、めっちゃ険しい顔で

「何でランチなんか始めたんですか?」と聞いてみたところ、

 

 

「新規顧客開拓のため」という、鉄板のお答えを頂きました。

 

 

確かに、多くの居酒屋がランチで安くご飯を提供して来てもらい「夜の新規顧客になってもらおう」という作戦でランチをやってますが、それは【美味しかったら】の話です。

 


美味しかったら来てくれますし、新規顧客開拓にもなりますが、これが不味くてクオリティが低い場合は、全く逆の作用が働きます。

 

 

一見さんランチに来客

不味い、意味不明

夜も不味いだろう

誰が行くか

 

この負のループになってしまうんですね。

 

 

 

つまり、ランチをやればやるほど、夜に新規顧客が来なくなります。そして経費だけがかさみます((((;゚Д゚)))))))

 

 

このお店が売上が下がった原因は【ランチをやった事で、むしろ新規顧客が夜来なくなってしまった】という点だったんです。

 

 

元々老舗なので、常連さんは安定して来ますが、新規顧客には敬遠されるで、その分の20%がキレイに売上低下に繋がったと思っております。

 

 

なので、店主には「ランチやめろ」とアドバイスをしておきました。

 

「ランチのクオリティーを上げろ」というアドバイスもありっちゃありなのですが、それをやると従業員にシワ寄せが来ますからね。

 

組織は、そこで働く人のエネルギーが下がるのが最悪なので、ここは思い切って「やめる」という選択を推しておきました。

 

そのコンサル1週間後に「ランチ辞めた!」という報告を頂きましたが、半年後の売上がどうなってるかが楽しみです^ ^

 

 

 

 

 

◆蕎麦グラタンセットの様な失敗を、私たちもしている?

 

と、他人事の様に聞いていた人、これ結構色んな人に当てはまりますからね。

 

例えば情報発信をしていて、


Facebook
ブログ
メルマガ
LINE@
youtube

 


などなど色々している人、まずは

 

どれか1つのクオリティーを高めませんか?

エネルギーを1つに投下しませんか?
意識をあちこちに分散するのやめませんか?

 

 

 

あれもこれも習慣化しようとしてる人


どれか1つからにしませんか?
1つできてから次をやりませんか?

 

 

 

コンテンツや企画を作りまくったけど、手が回らずクオリティが低くなってる人

 

本当にお役に立てる事だけやりませんか?
自分だからこそって事をやりませんか?

 

 

 

仕事が多角化して意味不明になってる人


自分の使命に沿った仕事をやりませんか?
他の人に回した方が相手にも良くないですか?

 

 


要するに、私が言いたいのは【余計な事はなるべくすんな】という事です。

 

 


少なくとも1つのものをある程度形作ってから、クオリティを高めてから、次の事をやって下さい。

 もしくは抽象度を上げて、全てに意味付けをして下さい。

 

 

よく私は「1.5流の分野をいくつか組み合わせて、自分だけの場を作ろう」と言うんですが、これも一緒です。1.5流の分野を、一気に3つ4つ作ろうとすると、大抵失敗します。どうか1つずつどうぞ。

 

 

 

それに2流の分野をいくら作っても、それは何にもなりませんので。

 


他にも「Facebookもメルマガもブログもやろう!」と思って同時にやり始めると、どれも書かなくなります。どちらかをしっかりとやってからどうぞ。

 

 

企業コンサルの時よく、50〜60代のおっちゃんに「余計な事業に手を出すのは破滅の道です」とアドバイスしますが、個人も同じですからね。

 


「まずは1つ」もしくは「自分のやるべきこと」に力を注いでみて下さい。

 

 

ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。

 

 

 

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SNSや若者の間で巻き起こる「人生は楽しければいい」という新興宗教について

 

◆最近できた新興宗教

 

 

 

ここ4〜5年コンサルタントとして、色々な方と話をしているとちょいと面白い傾向がある事に気付きました。

 

 

 

それが、最近

 

 

 

【楽しい教信者】

 

 

の方々がスンゴーーーーーーク多いという事です。

 


特に20代・30代前半の方に多いです。

 

 

 

 

まぁ【楽しい教】とは何か?をザックリ言えば

 

①楽しい事を続ければ成功する
②正しい事ではなく楽しい事を
③楽しい事が素晴らしい
④ワクワクする事をやろう
⑤楽しくない事はやめてもいい
⑥すべき事ではなく、したい事を

 

 

 

などが、楽しい教の経典を構成している大きな要素で、結構的を射てる点も多いと思うんですが、個人的にはこの経典は50点だと思っています。

 

 

って、そんな偉そうな事を言う私も、昔は【楽しい教】に入信していたがあり「楽しい事こそ素晴らしい!」「この宗派は最高だ!」と思っていました笑

 

 

が少し成長して厳密に考えてみると、ちょいとズレてるな。と気付けたんですね。

 

 

目が覚めた瞬間、こんな顔になりましたよ。本当に

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 今は
《苦しみや苦悩も多分に感じるけれど、それを乗り越えた先の、楽しさや成長を糧に頑張れることを続けると、勝手に成功するよ》と思ってます。

 

 

 

個人的な感覚ですが「楽しい」と感じてる時点では「全然本気じゃないな」と思うんです。

 

 

本気じゃないから結果は出ないと思いますし、本気を出せない様な事はその人の使命だとは思えません。

 

 

 

それに何より、どんなに最初は楽しい事も、どんどんクオリティを高め追求していくと「楽しくなくなる時期」が来ます。

 

 

「ここを乗り越えるか否か」がスンゴーーーーーーク大切だと思うんです。

 

 

ここが【楽しい教】には抜け落ちてると思うんです。

 

 

 

そして実は、この「楽しくなくなる時期」がチャンスだと思うんです。ここを乗り越えれば、さらなる楽しさや充実感を手に入れられるし、大きく成長できると思うんです(苦労しますが)

 


が、多くの楽しい教信者の方々は、せっかくの飛躍のチャンスである「楽しくなくなる時期」と遭遇すると

 


楽しくないからやめるわ。
向いてなかったわ。他やろう。


というまさかの選択をします。

 


これがもう勿体無くて勿体無くて震えるワケです。

 

そしてこういう人は、もしかしたら一生「本当の楽しさ」を味わう事なく、自分は何も続かないという無力感を感じつつ、亡くなってしまうんではないか、、、と思うんです。

 

例えば
一流の人達のインタビューを聞いたり、直接本人に聞いたりすると、みんな「今の仕事は辛い・苦しい。毎日キツイ」と口を揃えて言います。

 

 

 

「いつも楽しい」という人は、本当に少ないです。

 

 

 

でも、彼らがそれでも続けられているのは「苦しみの先にある楽しさ」を知っているからですし

 

 


「自分の使命に内包された辛いことは、どんなに楽しくなくてもやる」んだと思います。

 

 

 

彼らの根本には「楽しい」という感情はどこかにあると思いますし、どこかで感じているとも思うんですが、少なとも行動の基準や判断基準は「楽しいかどうか」ではないです。

 

 

つまり


楽しいから続ける
楽しいからやる
楽しくないから辞める


という判断基準ではない。という事です。

 

 

 

 

 

 

 

◆自分に置き換えてみると、、、?

 

 

ちょっと、私が好きでずっとやっている事を振り返ってみると


・コンサル
・将棋
・歴史の勉強
・音楽
・ビジネス
・文を書く事

 

などなど何ですが、実はこれ全て【苦労は多いけど、楽しみがある】と言えるものたちです。

 


コンサルなんて正直言えば、やり始めた頃は楽しかったですが、今はあんまり楽しくないですよ笑。充実はしてますが。

 

 


良いコンサルをするための前段階の準備は膨大ですし
いつも上手くいくワケではないですし
ポンコツなクライアントさんもたまに来ますし
全く行動しないクライアントもいますし
私の実力不足で伝わらない時もあるし
結果が出ない時もあります。

 

 

それでも、クライアントが成長した時や、お互いに試行錯誤して何か結果が出た時が楽しいから、そこが忘れられないから続けてるワケですし、そこに使命的なものを感じてるから持続しています。

 

 

そして1番私がコンサルに楽しさを感じる時は《自分が成長して、お役に立てるレベルが上がったり守備範囲が広がったりした時》です。

 

 

いつもルンルルーン♬と、コンサルしてるわけでは決してありません笑

 

 


ここで初公開になりますが、1人1人作っている「コンサルノート」とか、本当に作るのだるいですからねww

 

 

その他の将棋もビジネスも歴史も同様で、最初は新しい事を学ぶのが楽しいですし、序盤はすぐに成長し、ある程度結果が出るんで、最初は結構楽しいです。

 

 


が、途中からやっぱり「楽しくない時期」にぶつかります。

 

 

ここで「楽しいか否か」を判断基準にしてしまうと、マンマと辞めてしまうんですね。

 

 

ですが、私の目指してる所は「苦労した先にある本当の楽しさ」なので、余程向いていなく楽しくない事でなければ、少しもがきます笑

 

もがいてもがいて、そろそろ最上もがになっちゃうのに、それでも楽しみが見出せない時は諦めて辞めます。

 

 

「俺には向いてなかったんだな。残念だけど私の横軸におなり」と優しく自分を諭します笑

 

そして最上もが期間を耐えれないもの、越えても楽しくないものは「自分の出番じゃないジャンルだな」という事で、ソッとフェードアウトします。

 

 


そこは他の方が、やってくれるだろうと。

 

 

何か言いたい事が分からなくなって来ましたが、


とにかく「楽しい事を追求すると、必ず楽しくなくなる時期が来る」という事です。

 

 

 

そこである程度最上もがになるか、楽しい教の教えに従うかで、その後の「本当の楽しさ」をGETできる可能性が大きく違って来る。ということです。

 

 


《本当の楽しさは、それと同等の辛さや苦悩も内包してるんだ》ということです。

 

 

 

だからこそ

 

 

《苦しみや苦悩も多分に感じるけれど、それを乗り越えた先の、楽しさや成長を糧に頑張れることを続けると、勝手に成功するよ》と言っておきます。

 

 

 

楽しい

やる

楽しくなくなる

最上もが

更に上の楽しさが分かってくる

苦労や苦悩も増えてくる

でもその先の楽しさを知ってるから最上もが

無限ループ


です。

 

逆言えば、最上もがれないものは、無理してずっと続けなくてもいいものな可能性大です。さっさと損切りしましょう!!

 

 

 

 

この辺の判断は難しいですが、何となく分かる人も多いかと思います。

 

 

 

 

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太宰治の「人間失格」の感想と、そこから学ぶ本当の強さとは?②

 ◆今更ながら、太宰治人間失格の名文

 

さてさて、前回に引き続き太宰治の「人間失格」について書いていきたいのですが、

 

 

前回の記事→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/04/06/160126

 

 

f:id:kyueisyougiku10kaidouzan:20170407105701j:image

 

 

 

私は当時22歳になりかけで、その若さでは無謀とも言える「独立」を志していたので、周りからは「ムリだムリだ」「世間のレールから外れるのか?」などと散々に言われていた頃でもありました。

 

 

 

ただ、メンタルの強さには定評があるので、落ち込んだり悩んだりはしませんでしたが、流石に不安に襲われる事もありました。

 

 

が、その時に「人間失格」の中に【勇気を持たせてくれた】一説がありました。

 

 

今日はそれをシェアしようと思います。

 

 

何かに挑戦するのに尻込みしている人、不安に襲われている人は、ぜひ読んでみて下さい。気が楽になりますよ?

 

 

 

少し読み易く添削しています。

 

 

「しかしお前の女道楽も、このへんでよすんだね。これ以上は世間が許さないからな」  

 

世間とはいったい何の事でしょう?
人間の複数でしょうか?

 

どこに、その世間というものの実体があるのでしょう?

 

けれども何しろ、強く、きびしく、こわいもの、とばかり思ってこれまで生きて来たのですが、

 

しかし堀木にそう言われて、ふと「世間というのは、君じゃないか」という言葉が、舌の先まで出かかって、堀木を怒らせるのがイヤでひっこめました。

 

(それは世間が、ゆるさない)
(世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?)


(そんな事をすると、世間からひどいめに逢うぞ)
(世間じゃない。あなたでしょう?)


(いまに世間から葬られる)
(世間じゃない。葬むるのは、あなたでしょう?)

 

一部省略

 

けれどもその時以来、自分は(世間とは個人じゃないか)とい、思想めいたものを持つようになったのです。

 

___________ここまで___________

 

 

 

 

◆世間の正体とは?

 

どうですか?

 


私はこの文章を読んだ時、ようやく「世間」というものの実態がハッキリつかめました。

 

 

 


そう、世間とは【自分、つまり個人のこと。もしくはその人の周りの世界】という事に気付きました。

 

 

 

親や親戚が「私は反対だ。だって世間様に笑われるわよ!」と言っていた世間様は実在する事はないんです。あくまで個人の集合体です。

 

 

自分個人の意見であるにも関わらず「世間」という言葉を用いて、あたかも根拠や説得力が増したかの様に見せかけ、ドヤ顔をしている人が多いですが、

 

 

本当は
「世間の人」が許さないのではなく「その人個人」が許さないんです。

 

 

とても奥深い一節ですね。

 

 


特に田舎などは、コミュニティが狭く、みんながいわゆる「実体のない世間」に怯え慄いています笑

 

 

が、これって見えもしない幽霊に対して(幽霊の方がまだ信憑性がある笑)

 

 


「幽霊に許されないから辞めとこうか」と言っている様なもんです。

 

 

 

それに、言っちゃえば

 

 

《本当の世間や社会は、私やあなたに興味何か全くないから、好き放題して全然大丈夫ですよ笑》

 

 

あなたが有名人じゃないのなら、本当の全然はあなたの一挙手一投足に何も言いませんし、あなたの選択に対して賛成も反対もしません。

 

 

 

【本当の世間はあなたの敵でも味方でもなく、ただそこにあるだけ】です。

 

 

なので、偽りの世間(個人)や本当の世間を理由に、何かに挑戦しないで燻ってる何て勿体無いですよ。

 

ぜひ行動してみて下さい。

 

 

本当の世間は「無」だと気付けるハズです。

 

 

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太宰治の「人間失格」の感想と、そこから学ぶ本当の強さとは?

太宰治の「人間失格」を読んだ感想

 

 

 

さてさて、先日約5年振りに太宰治の「人間失格を読んだんですが

 

 

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5年前はこの名作を読んでも「話暗すぎ!オモロないわー!だから太宰は苦手」という偏差値低めの感想しか抱けなかったのですが

 

 

 

今回は


自分も少し成長できたからなのか?
俗にまみれたからなのか?
社会の荒波に(まぁ荒くないんだけど笑)揉まれたからなのか?

 

 

 

どれが理由かは分かりませんが、めちゃめちゃ学べましたし【他人事じゃねーな】とも思えました。

 

 

 

人間失格」は太宰治の自伝的小説で、人間のダメさ弱さをモロに書き殴っている小説で、賛否両論のある小説です。

 

そして、賛否両論の中の「否定する側に回ってしまう人」の傾向というか、気持ちみたいなものが少し今回分かりました。

 

あの小説を「暗すぎる」「ダメ人間じゃねえかw」と言って軽く捉えてしまう人は、おそらく、いや、かなりの確率で

 

 

 

【自分はダメ人間じゃない】
【自分は弱くない】

 

 

と思っているハズです。

 

 

 

あの小説の凄い所は、太宰治自身が自分の過去の失敗や弱さを包み隠さず晒し、その中に人間誰しもが持っている「弱さ」や「悪」を取り上げている点なのですが

 

 

 

「その凄さは、自分の弱さやダメさと向き合えていない【本当に弱くてダメな人間】には伝わらないんだろうなぁ〜」と思いました。

 

 

 

人間、誰しも弱さやダメさを持っていて、それを受け入れ、認めて、それでも尚前に進んで生きていく人が《本当に強い人》だと個人的には思います。

 

 

 

自分を棚に上げ他人と比較し優越感に浸っている人や、自分と会話をせず本心や弱さを誤魔化して日々生きてる人は《強そうに見えて、弱そうな人》です。

 

 


その実は弱い人間こそが5年前の私であり、そういう人が周りにも多い気がします。

 

 

 

そんな事を思えたので、私はこの5年で成長したというより「少し強くなったんだな〜」と思いました。

 

 

弱くても
ダメでも
悪くても


全然いいじゃないっすか!!笑


人間だもの。Byともを

 

 

 

 

◆本当に強くなるキッカケは、自分の失敗にある?


本当はここで相田みつを的に終われば締めが良かったんですが、もう少し言えば

 

 

 

自分の過去や目を背けたくなる様な失敗に、本当に強くなり成長する「きっかけ」があります。

 

 

 

それは


海外に旅に行っても
セミナーに行っても
本を読んでも


なかなか見えてきません。

 

 

自分と向き合い会話しまくるしかないです。
外側ばかりではなく内側に目を向けて見ましょう。

 

 

次回も「人間失格」を語ります笑

 

次回の記事→http://pikonotisikidana.hatenablog.com/entry/2017/04/07/110129

 

 

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