ドーパミンの効果と暗黒面



どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ

 

 

ともぴこです。

 

 

このブログではここ最近、脳科学について書かせて頂いております。

 

 

そして、前回からドーパミンについて語っております。

ドーパミンとはどんな物質か?分かりやすく解説します - はぎのともぴこの幸福論

 

 

軽く復習すればドーパミンは快楽物質ではなく期待物質であり、期待に対して出される興奮物質》でした。

 

 

なので、何かをGETしたりできたりする前にドバーーーッと出て行動を促し、GETできた瞬間引いていくという事でした。

 

ちなみにドーパミンは「好悪よりも新しさに反応する」って傾向もありましたね。

 

 

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ドーパミンのダークサイド

 

さてさて、そんな私達の行動の意欲をかき立ててくれるドーパミンですが、ドーパミンを出して何かをGETした後に感じる感情は【幸福感ではなく渇望感】になりがちです。

 

 

ちゃんと言うなら、ドーパミンを自己満足のために使えば使うほど、人は渇望感に浸る事になります。

 

 

例えば「月収100万円を目指すぞー!」と目標を立てて頑張り、それを達成できそうな瞬間が近付いてくると、ドーパミンが出まくりめっちゃ行動します。

 

 

そしていざ達成した後、その人が感じるのは最初は満足感と達成感、その後は【大きな虚無感と渇望感】です。

 

 

そうすると、その虚無感や渇望感を埋めるために、さらにドーパミンを出すために「じゃあ月収150万円だ!」となります。

 

そしてそれを達成すると、、、、、さらに200万円

 

といった感じに無限ループに陥ります。

 

 

私はこれを《刺激病》と呼んだりしているんですが、意外とこのドーパミン地獄に陥ってしまってる人も多いです。

 

 

他にも、司法試験の様な難関の資格試験に挑み、それにを実現した瞬間燃え尽き症候群になり、一気にやる気や行動力が失せてしまう人も、同じくドーパミンの仕業です。

 

 

よく私がセミナーやメルマガで「過度な満足感や達成感を感じると、エネルギー漏れしますよ」と言っているコンテクストは、ドーパミンになります。

 

 

つまり、ドーパミンは行動や意欲の源泉でもありながら、使い方を間違えると、とんでもない方向へ向かわせる悪魔の様な一面も持ち合わせています。

 

 

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ドーパミンとの上手な付き合い方

 

 

でも逆に言えば、ドーパミンを上手に使えば意欲や行動力、モチベーションの源泉になってくれます。

 

 

そのための方法は2つ

 

 


①目標設定(doing設定)ではなく、スタンス設定(Being設定)

 

 

つまり「月収100万円になる!」のような、頑張れば達成できてしまう様なdoingの目標ではなく「強い人間でありたい」のような、終わりのない抽象度の高いスタンスを設定する事です。


そうすると、ドーパミンが大量に出まくる事もなければ、何か良い事があっても過度な達成感や満足感に浸りエネルギーが漏れたり、何かと一喜一憂する必要もなくなります。


すると、エネルギーが漏れにくくなるので、行動力やモチベーションは低下しにくいです。


実際の実験で、doingで頑張ってる人とBeingで頑張ってる人とでは、後者の方が幸福度が高いと言われていますが、これもドーパミンが多少関係あるでしょう。

 

 


②他人のお役に立つ


人は自分にベクトルが向き、自分のためにばかり頑張っていると、何かが達成された時に一気にモチベーションが低下します。


つまり、自己満足ではなく他者貢献をすることで【満足感ではなく一体感を感じよう】という事です。

 

人は「自分のために」というガソリンで走り続けるのには、限界がきます。ドーパミンに振り回されるからです。


でも「誰かのために」というガソリンだと、ドーパミンは出過ぎず、ドーパミンに振り回される事が減ります。

 

それに人は、満足感ではなく一体感に幸せを感じる事が分かっているので、幸福度を感じるならベクトルを変える必要が200%出てきます。

 

とにかく、この2つがドーパミン対策としてオススメです。

 

 

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後1つ「ご褒美を上手に使う」というのもあります。

 

 

それはぜひ、この金魚鉢理論をお読み下さい。
→‭http://hiro4313.com/?p=105

 

実はこのドーパミン、ダイエット何かにもかなり使えるんですが、自分でここまでの情報を使って「ドーパミンを使って上手にダイエットする方法」をなど考えてみて下さい。


ではでは( ´ ▽ ` )ノ
貴重なエネルギーを使って読んで下さり、ありがとうございました。

 

 


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