大人でも子供でもできる、思考力を簡単に鍛える方法
◆セミナーに資料はいらない
さてさて、私は大体月に7〜8回セミナーをやっているんですが、参加してくれた経験のある方はご存知の通り、セミナー当日に
【絶対に資料は配りません】
一部参考資料とかは配りますが。
というのも、3年前ぐらいまでは、セミナー前に資料を準備して配っておく事もあったんですが、その時のセミナーって「アボーーーン」ってなるぐらい、参加者の脳みそが動いてないんですよね( ゚д゚)
資料を配った瞬間、多くの人が思考するのを辞め、まるで学校の授業の様になってしまうケースが多かったんです。そりゃしょうですよね。
だって
資料に答えが書いてあるからw
答えが書いてあると人は、自分の頭で考える事やあれこれ想像する事、自力で発想を広げる事をやめ、目の前の資料に書いてあることベースでしかセミナーを聞かなくなるし、考えなくなります。
それって凄く勿体無いですし、私のセミナーは「参加者に脳内スパークを起こす」というのが目的なので、とある日から当日に資料を配るのを辞め、復習用として後日配布する形にしたんです。
そしたら「参加意欲や思考する姿勢や集中力」がグーーーンと上がったんですね。これぞ右肩上がりって感じですw
そして資料を配らない方が、参加者からバンバン質問も来ますし、自分なりの仮説を立てて話を聞くので、学習効果事態もかなり上がってると実感しています。
なので、セミナーや勉強会を主催してる方は、ぜひ「資料を用意しない」というのを一度勇気を持って、やってみて欲しいと思います。驚きますよ。
◆考える=〇〇を立てる力
これって少し守備範囲を広げて考えると、色んな事に当てはまります。
例えば私はよく、メルマガやセミナーで「〇〇をどう思いますか?考えてみて下さい」みたいなワークを投げるんですが、悲しい事に
決まってある一定数の方がGoogleで検索するという悲しい行為をします、
まぁ検索してもムダな様に、いつも検索程じゃ分からない問題を出してますが、それでも提出された答えを読むと「あ、調べたな」というのが一発で分かります。
逆に「自力で考えてくれたなぁ」というのも、しみじみと感じられます。
そして調べた人と自力で考えた人、どっちが成長し学習効率が良いかと言えば、当然後者です。
っていうのも、前者は答え的には正解に近いものを出せますが、
基本的に《自分の頭を使って意見を構築していない》って事です。
ただの切り貼り&キュレーションなワケです。
つまりそこに「泥臭い試行錯誤」がないんですよね。
そしてそういう事を繰り返していると、致命的な欠陥を抱える事になります。
それが自分なりの仮説を立てられないという事です。
自分なりに仮説を立てられない。という事は【どっかで聞いた事のある話しかできない】そんな人になるという事です。
これって
情報発信をする人
セミナーを開く人
コンテンツを作る人
にとっては「致命傷」だと思いませんか?
私の文章何か、ほぼ全て最初は「仮説」から始まってますし。
「仮説」を立ててから、あれこれ調べて「どうやら良い感じだな」と思えたものを、世に出してるだけなんですね。
つまり、知識や情報や答えは、自分の仮説を補強したり修正したり確認したりするためのもので、それをそのまま載っけるワケではないです。
それをそのまま載っける事は「思考停止のコピペ」と呼びますし、それを覚えてドヤ顔で話すのは「いつまで受験勉強してんの?」という事になります。
つまり
【仮説を立てるまでの自分なりの観察や思考や経験が、あなただけの価値になる】と思って下さい。
今回話した「資料を配ると学習効果が下がる」というのも所詮、私なりの仮説です。
ぶっちゃけて言えば、この世に明確な「正解」はないのですし、どんなに偉大な意見や論理も「仮説」の域を出てないワケです。
「仮説」を立てるまでのプロセスが、論理的で科学的で矛盾のないものを「正解」と呼んでいるだけで。
その「正解」も何で?何で?を繰り返せば「分からん!」という結果に落ち着きますからね。
これから求められるのは「答え」を見つける力ではなく(ググれば出てくるから価値なし)
【自分なりの仮説】を立てる力だと思います。
困ったらすぐにググったり、wikipediaを見てしまう人は、その前に「自分なりに考える時間」をぜひ持ってみて下さいませ。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございました。
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