男性性と女性性の統合するのが、最先端のコミュニティ運営である
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
前回は、神様や神話などの角度から「日本人は女性性強めだぜ!」というお話をしたんですが
この記事→男性性と女性性の統合を神話や歴史から考察してみました - はぎのともぴこの幸福論
今回はさらに【神様との関係性】から男性性と女性性の概念を説明していきます。
とりあえず神様がいるかどうか?とかはどうでもいいので、そこは気にせず読んで下さい。
◆男性性と垂直超越性
まず、男性性の原理の事を「男性性原理」何て言ったりするんですが、男性性原理の周りとの関係性をベクトルで示すなら
【上から下へ】に向かう、垂直のベクトルになります。
例えば
神
↓
人間
カリスマコミュニティリーダー
↓
フォロワー
君主
↓
国民
みたいな感じです。
いわゆる男性性が強くなると、周りとの関係性は縦型で支配型になりやすくなります。
現に西洋の神話や宗教は、神が圧倒的な力を持っていて、人間やその周りの神々はそれに逆らう事なんかできず、圧倒的な力の前に恐れおののき崇拝しているケースが多いです。
コミュニティや組織も、男性性強めの人が運営すると、どんどん縦型のコミュニティになっていきます。
こういう
神
↓
人間
みたいな「上から下へ」という神と人間の関係性を【垂直超越性】なんて読んだりします。
◆女性性と水平超越性
次に、女性性の原理の事を「女性性原理」何て言ったりするんですが、女性性原理の周りとの関係性をベクトルで示すなら
【横から横へ】という、水平のベクトルになります。
日本は女性性がそもそも強めなので、日本の宗教観は、西洋の「垂直超越性」とは真逆の【水平超越性】になっています。
つまり、1人の神が圧倒的な力を持っていて全てを支配していたり、絶対神みたいなものがいないんです(男性性が強くなると、大体一神教になります)
例えば、日本人は古来から「八百万の神」という感覚を持っていて
お米には神様がいる。
あの石は神様。
あの山は神様。
トイレの神様。
の様に、身の回りのあらゆる所に「神さま」の存在を感じ取っていた様に、
かなり神様が【身近な存在】です。
もちろん上を仰いで「よろしく!」という感じもありますが、それと同時に人間と同じ目線のものにも神様を見出していました。
言うなら
人間⇄神様
という感じです。
他にも、新年の一発目の朝日を「ご来光」と言って、神聖なものとして捉える文化もありますが、これもまた私達の目線と同じ地平線の向こうから神様が登ってくる。という事なので、相当水平な関係です。
「お盆になったら、ご先祖様が帰ってくるよー!」とかいうのも、最早友達のように捉えてるので、水平にもほどがありますw
「いただきます」も、食べ物やお箸に神様を見立ててます。
こんな感じで、日本人は女性性が強めのため、女性性原理が働き、神様との関係は水平でかなり近いと言えます。
◆今後のコミュニティや組織の作り方
では、これを参考にしてコミュニティや組織で考えてみると、
これまでの男性性強めの時代が終わり、女性性がますます強まっていく事を考えると
リーダー
↓
メンバー
の様な一方的なベクトルのコミュニティではなく
リーダー⇄メンバー
の様な、相互にフィードバックができる、水平なベクトルを持ったコミュニティを作るのが適しています。
が、私は更に先を見通すなら【垂直と水平の融合】がBestで、これが今後最も最先端なコミュニティ作りになるかと思います。
ただし注意なのは、コミュニティは
作るまでは男性性が強め。
作ってから運営するには女性性が強め。
という様に、場面場面によって男性性と女性性のパワーバランスは変わるので、お気を付け下さい。
最初の人を集める段階では、男性性が必要ですよ。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
貴重なエネルギーを使って読んで下さり、ありがとうございました。
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