男性性と女性性の統合を神話や歴史から考察してみました


どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ

 

 

ともぴこです。

 

 

前回から「男性性と女性性の統合シリーズ」に入らせて頂いております。

 

 

この記事→

 

 

ざっくりと復習しておくと


『サヌキ男』男性性の強い男性

『アワ男』女性性の強い男性

『サヌキ女』男性性の強い女性

『アワ女』女性性の強い女性


自分はこれらどのタイプなのか?を把握しましょうというお話でした。

 

 


さらに言うと、ケースバイケースでどちらが強くなるかまで見極めができると最高でございます。

 

 

例えば

 


仕事では女性性が強めになのに、プライベートでは男性性強めになるなあ〜みたいにです。

 

 

 

ユングと女性性

 

今日からは、男性性と女性性の概念を色んな角度から、深めていきたいと思います。

 

 


まず、この男性性と女性性という概念の第一人者は「ユング」という心理学者なんです。

 

 


そしてこれは個人的な意見ですが、ユング心理学と日本人の民族性や精神性は相性がいいと思っています(ここ数年で流行ったアドラーより全然)

 


というのも、ユングは19世紀〜20世紀前半の心理学者ですが、男尊女卑の気分が強く、男性性の塊の様なヨーロッパで【女性性の重要性】の重要性を説いたど変態さんだからです。

 


おまけに研究のために、東洋や日本にまで目を向けたという点でも、相当稀有な人物です。

 


つまり、西洋の男性性ゴリゴリの合理主義的な概念よりも、元々女性性が強い日本人にとっては、肌に合うかと思います。

 


私はユングを学んだ瞬間「これや!!!」って思いました笑

 

 

 

 

 

◆神話や神々と男性性・女性性の関係


さてさて、ずーーーと「日本人は女性性が強い」と言っておりますが、それが本当なのか、神話の視点から紐解いていこうかと思います。

 


まず、西洋の神話では、神々の中心メンバーはみんな「男性の神」です。

 


ギリシャ神話には、ヘラ、アテナ、アルミテスなど女神も数多く登場しますが、あくまでもストーリーの基軸で大きな力を持っているのは、男性性の象徴であるゼウスです。

 


ところが、日本の神話では、イザナギイザナミがs○xして日本列島や子供の神々を作った様に、女神の役割が最初から非常に大きいです。

 

また、日本では太陽の神&最高神(厳密には微妙)として伊勢神宮に祀られている、天照大神はご存知の通り女性です。


一方で、ギリシャ神話の太陽の神様は男のアポロンです。

 

この様に、国成り立ちを記されたとされる、古い古い神話の時点で、大きな違いが見て取れます。日本はそもそも成り立ちの段階から、女性性が強めなんです。

 

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 ◆日本の歴史と男性性・女性性の関係

 


また、邪馬台国をおさめていたとされるのは、女性の卑弥呼ですし、卑弥呼の死後も男性のを王を立てたら反乱が起き国が荒れ、仕方なく女性の「いよ」←変換でない。


を王にしたら、国がまた再び安定したとされています。

 

この様に、日本では古くから【女性性に重きを置く傾向がある】と言えます。

 

私は結構、世界中の神話や昔話や童話や宗教、思想を勉強してきましたが、これだけ女性性を重んじる国は他にないです。


そういう意味で、女性性を重視しているユング心理学は、結構しっくりくるかと思います。

 


という事で、きょうはとりあえず頭の中に「日本人はそもそも女性性が強い」というのを頭に入れておいて下さい。


ではでは( ´ ▽ ` )ノ
貴重なエネルギーを使って読んで下さり、ありがとうございました。

 

 

補足として、


男性性の象徴→イザナギスサノオ出雲大社


女性性の象徴→イザナミ、アマテラス、伊勢神宮


になりますよ!!

 

 

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