林先生の初耳学で紹介された、群像の感覚とは何か?
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
前回から林修さんのこの動画を使ってメルマガを書いています。ぜひ動画をご覧になってから記事をお読み下さい(最初の10分は不要)
前回の記事はこちら→林修の番組(林先生の初耳学)から学ぶ、失敗の本質と失敗から学ぶ方法 - はぎのともぴこの幸福論
前回は「失敗の体験はいかに貴重か?」をあれこれお話しました。
で、今日はそれを膨らませていこうと思ったんですが、ちょっと面白くなさそうなので話題を変えますね笑
◆群像の感覚とは?
今日からは【群像の感覚】をテーマに、記事を書いていこうと思います。
要約すれば、
林先生は
自分の活躍できる居場所を見つけるためには【群像の感覚】を持つことが重要と言っていて
これは群像(社会や多くの人の)の中に自分を置いてみて「自分がどういう状況で、どういうことをしたらお役に立てるか?」を客観的に見て、自分の活躍できる土俵を見つける力だという事です。
自分の強みは何なのか?
どこがブルーオーシャンなのか?
自分の実力が周囲と比べてどのくらいなのか?
などを客観的に見定められる能力の事です。
林先生はこの感覚を使って(数学の講師は無理という判断)現代文講師というポジションを見つけることができたというお話でした。
この【群像の感覚】については、読者の方から良い返信が来ているのでシェアしますね。
ここから↓
僕の経験であったことなんですが、今までいた環境から飛び出し、まったく違う環境を知り、視野を広げても
自分がその世界でどう強みを生かして生きていけば良いか、そもそも自分の強みはどこなのか、が見えなくなってしまい、自信を失うことがありました。
しかし『群像の感覚』という言葉を知り、
自分が常に群像の中に身を置いた上で、自分をを考える癖をつけていけば、
客観的に自分を知れることもできるし、自分のことを冷静に見ることができるのではないかと思いました。
ここまで
◆群像の感覚=マクロな視点
これは結構重要な話です。
群像の感覚を持つとは、別の言葉で言い換えれば【マクロな視点で人と比較する事】だと個人的には思っています。
つまり、多くの人が【ミクロな視点で比較し過ぎ】とも言えます。
例えば、たまに「私は年収が600万円しかない」と悩んでいる人がいたりします(しかも30代独身)
年収200万円以下のワーキングプアがたくさんいる時代に、30代で年収600万円は相当いい方なハズなんですが、その人がなぜ”600万円しか”と言うのかというと、彼が比較しているのが【早稲田大学時代のサークル仲間】と比較しているからです。
つまり、彼にとっての群像の感覚は「早稲田大学時代のサークル仲間」というミクロな世界で、その中で多い少ないと騒いでいるワケです。
でも、きちんと群像の感覚を持ってマクロな視点を持てば、自分は同世代では相当金銭的には豊かな方で、余裕があるという事が分かります。
他にも「うちの子は受験に失敗して」と言う親がいたので、お子さんの大学名を聞いたら「立教大学」と言われた事があります笑
その家族は、慶應一家でみんなが慶應大学出身だから、立教大学はダメとなるワケですが、マクロな視点から見れば、立教大学は全く失敗ではなくむしろ優秀な部類です。
他にも「美大出身だけど、私の絵は大した事がないから」と言って、頑なに自分の才能を発揮しない人がいますが、これも「プロ」というミクロな世界と比較しているからです。
世間的に見れば超うまい部類なワケなので、世に作品を出せば、評価してくれる人はたくさんいるワケです。
でも、狭い視点で見ているから、自分の才能を殺しているんです。
こうやって【群像の感覚=マクロな視点】を持てずに、自分の才能を殺したり、変なところと比較して苦しんでいる人は多いです。
なので、この方のメールの様に、"自分を常に群像の中に身を置いた上で、考える癖をつけていけば、客観的に自分を知れることもできるし、自分のことを冷静に見ることができる”というのは間違いないです。
ちなみにですが、マクロな視点同様に、ミクロな視点も必要ではあります。
マクロな視点(群像の感覚)で全体像やフレーム、輪郭を掴み(全体的に自分はどうか?)
ミクロな視点で、具体的な部分や現実性を掴みます。
ズームアウトする力と、ズームインする力
この両方の視点を持っているからこそ、自分を客観的に見れるんです。
林先生なら
ズームアウト→東大出身、数学できる
ズームイン→塾業界では上がたくさんいる
だから、他のジャンルに行こうとなるワケです。
何か長くなってきたので、次回さらに続けていきまーす!
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んでくださり、ありがとうございました。
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