コルチゾールと慢性的なストレスの関係。慢性的なストレスは脳にどんな影響を与えるのか?
どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ
ともぴこです。
今日も脳科学のお話をさせて頂きます。
前回の記事のおかげで「コルチゾールこえー!」と思ってもらえたんじゃないでしょうか?
これ→コルチゾールの過剰分泌と鬱病の関連性 - はぎのともぴこの幸福論
ストレスは万病の元ですが、脳科学的にもストレスは適正を超えると、トンデモナイ所へ導いていきます。
なので、一言で言えば「ストレスを減らしましょう!」となるんですが
コルチゾールというか、ストレスの怖いところは【ストレスを一見感じて無さげな所で、ガンガン感じている】という点です。
つまり「私は全然ストレス溜まってないわよー!」と思ったら、実は結構ストレスを感じていて、
そんな勘違いからストレス過剰な生活をおくり続けて、急にパタッとスイッチがオフになってしまうケースが多いんです。
◆日常に潜む、感じにくいストレス要因
さっきも書いたように、ストレスを一見感じて無さげな所で、ガンガン感じているのがコルチゾールの怖い点なので、逆に
介護疲れ
最愛の人の死
リストラ
などの、分かり易いストレスは、自覚があるので対策が立て易いです。
が、自覚がなくストレスを溜めてしまってる場合、これは相当怖いです。
ジャングルや草原でワニやライオンに遭遇した時とか、イノシシを見つけた時などの、いわゆる生命の危機やピンチの時でした。
なので、脳の構造が【コルチゾールは短期的に出すもの】になっています。
でも、現代はコルチゾールが慢性的に放出される社会になっています。
例えば満員電車。
あんなぎゅうぎゅうの中に、出勤1時間も詰め込まれ、往復2時間も耐えるとすれば、それは相当なストレスです。
しかもそれがたまにならいいんですが、30年も続くとなると、それは明らかにストレス過剰ですし、それに耐えれる様に脳はプログラムされていません。
どこかでストレスを発散しないと、いつかぶっ壊れます。
他にも、事実上結婚が破綻しているのに一緒住んでるとかも、相当ヤバイです。親子関係や嫁姑関係も。
そして意外ですが、実はTVやネットの悲しいニュースや不愉快な投稿に対しても、相当コルチゾールが出る事が分かっています。
これに関しては面白い実験があって、悲しいニュースを見せると、人はその後にいつもより高いものや高級品を買ったり、ドカ食いしたりする人が増えるらしいんです。
もちろん本人は"何でそうなるか?"は分かってませんが、無自覚のうちにTVやネットでストレスが溜まり、それを解消しようとしているんです。
私はコンサルとかでよく
月収×(働いた時間のうちストレスを感じている時間の%)=1ヶ月でストレス発散の為に使う金額
と言ってるのは、この辺がコンテクストになります。
なので、よく分からんけど
ドカ食いしたり、脂っこいものばかりを食べたり、衝動買いしたり、性欲が異常になったり、感情に抑制が効かなくなったりする時は、無自覚のうちにストレスを溜めているケースが多いです。
自分のストレス診断をしてみて下さい。
このブログでは、けっこうドーパミンコルチゾールシステムを話してきましたが、
要は
長期的な過度なストレスを避けて、でも、適度にストレスや負荷かけてコルチゾールを出して、同時にドーパミンも出し、行動しましょう
って事です。
ちなみにですが、やり方次第では(上手に負荷をかけていけば)コルチゾール耐性はアップさせていく事が可能です。
ストレスの器を大きくして、影響を受けなくするって事ですね。
そのためにも適度な負荷です。
もちろんストレス解消も大切です。
という事で、ストレスとは仲良く付き合いましょう。
ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使って読んで頂きありがとうございました。
◆脳科学関連の記事一覧
⑴ドーパミンとはどんな物質か?分かりやすく解説します - はぎのともぴこの幸福論
⑵ドーパミンの効果と暗黒面 - はぎのともぴこの幸福論
⑶ストレスは脳を破壊するだけなのか? - はぎのともぴこの幸福論
⑷コルチゾールとストレスの関係性。そしてコルチゾールの作用とは? - はぎのともぴこの幸福論
⑸コルチゾールには良くも悪くも怖い作用がある - はぎのともぴこの幸福論
⑹コルチゾールの過剰分泌と鬱病の関連性 - はぎのともぴこの幸福論
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