東洋医学における「腎」と「背骨」の重要な相関関係とは?腎のマネジメント=背骨のマネジメント

◆背骨半端ないって!!

 

どうもどうも( ´ ▽ ` )ノ

 

 

ともぴこです。



今日も元気に背骨を学んでいきましょう!笑

 

 

 

まず軽く前回の復習ですが、背骨は身体の大黒柱であり、なるべく背骨をマネジメントした方がいいという事でした。

 


だって、背骨を意識してキチンと整える事ができれば

 

肩凝りや首凝りも改善
冷え性も解決
内臓の調子も上向きに
体内の気の流れも良くなり
感覚も鋭くなり、直感も冴え
筋肉も疲れにくくなり
エネルギーも増え
脳内も活性化する


という感じで、人生のパフォーマンスが相当上がることになりますから。

 

 

 

それに背骨は【人間の中で最も早く老化する骨格】ですからね。

 

 

 

まあ、細かくはこの記事を読んでみて下さい。

背骨コンディションニングをして老羽を防ごう - はぎのともぴこの幸福論

 

 

 


で、今回は前回の記事で切れなかった腎のメンテナンスについて書いていこうと思います。



 

 

◆腎とは何か?

 

小難しい知識を話しても仕方ないので、ざっくりギュギュッと日常で使えるポイントだけをお伝えしていきますと(詳しく知りたい人は質問して)


【腎】とういうのは東洋医学の捉え方で、これは西洋医学で言うところの腎臓ではありません。

 


ここがかなり混乱されると思うんですが、東洋医学では、内臓器官(胃とか腎臓とかを)五臓六腑】で表します。

 

 

五臓というのが
肝、心、脾、肺、腎



六腑というのが
胆、小腸、胃、大腸、膀胱、三焦


です。

 

 

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よくドラマとかで、お酒を飲んで「五臓六腑に沁みわたるわ〜」とかいう台詞がありますが、あれは東洋医学用語で、上の部分に沁み渡ってる事になりますww

 


で、ここで注意して欲しいのが、


肝は肝臓
腎は腎臓
心は心臓

とならないのが東洋医学という事です(だから難しい)

 

 

 

 


そもそも東洋医学と西洋医学では、臓器の概念そのものが異なるんですね。

 

 

例えば今日のテーマの「腎」は西洋医学でいう腎臓も指しますが、腎臓以外の生殖器の働きや、成長・発育の働きも「腎」の支配領域になります。

 

 

つまり、東洋医学の臓腑は【単なる内臓の名前ではなく、それぞれの持つ役割や機能も含んだ、非常に広い守備範囲を持つもの】という事になります。

 

 

 

 

ちょっと「腎」を地球に例えて説明すると、腎臓は「日本」という国を表すのに対して、腎は「日本人」を表します。


というのも、腎臓は日本ですから、ある場所は常に一定で全く変わりません。


でも「日本人」というのは、海外にも出て行き世界中で活躍してますよね。


東洋医学の"腎"はこんなイメージで、世界を飛び回る日本人のように、身体中に影響を与えたり、身体全体で色んな役割を果たしているイメージです。

 

 

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この辺は

【西洋医学東洋医学では、臓腑の意味合いは違い、東洋医学の方が守備範囲が広いんだなぁー】と軽く理解して下さい。

 

で、背骨は五臓六腑の中でも「腎」との関わりが強く、背骨をマネジメントにするには「腎」をマネジメントするのがいい。と考えられています。

 

 

 

 

◆腎と老化の関係性


ちなみに「腎」というのは"両親から受け継いだ、生まれながらに備わっているエネルギーが蓄えられているところ"と考えられています。

 


想像しにくい人は、生まれながらの、自分の潜在エネルギーが蓄えられている部分だと思って下さい。

 

 


つまり腎が衰えるというのはエネルギーが減るという事であり、逆に言えばエネルギーが減れば腎は衰える】という事もできます。

 

 

なので「腎」というのはエネルギーの貯蔵袋みたいなもんですから、ここを放っておくと、エネルギー切れになり、最終的には「老け」という現象を引き起こします。

 

 

例えば、自分の「腎の状態」はどこに現れるのか?というと


髪の毛や耳、そして骨によく現れます。


腎の状態が弱ってくると、髪にツヤがなくなったり、耳がとおくなったりするんですね。

 

要は「老化現象」を引き起こすんです。

 

 


他にも、腎が弱まると脊髄や脳にも影響を及ぼすと考えられていて【腎の衰えはそのまま私達の身体の衰え】に直結する事になるんです。

 

 

他にも、東洋医学では「腰は腎の府」という名言があるんですが、これは《腰は腎のエネルギーが集まるところ》という意味です。

 

 

ヘルニアや事故以外の原因で、腰が痛い、調子が悪いというのは、そのまま「腎の機能が衰えている」と考える事ができます。

 


なので、腰が痛い人、調子の悪い人は「腎」が衰えている可能性は大いにあります。

 

 

ここまでまとめると【腎は老化がダイレクトに現れる五臓六腑の1つである】ということです。

 

 

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逆に言えば、腎のマネジメントをしておけばアンチエイジングにもなりますし、背骨の老化予防にもなるということですね。


ちなみに、忙しすぎる生活や暴飲暴食や過度なストレスは、腎に蓄えられているエネルギーを無駄に浪費する事になるので、オススメは致しません。

 

実は、食事や運動によって、新たに腎にエネルギーを蓄える事もできるんですが、それにも限界があるので、大切になってくるのは【いかに、腎のエネルギー貯金を無駄遣いしないか?】です。



 

 

 

◆腎の健康診断

 

ということで、まずは皆さんの腎の元気度をチェックしたいと思います。

 


以下の項目に当てはまるか、チェックしてみてください。

 

・髪が抜けやすくなった
・髪にツヤがなくなった
・歯が弱くなった
・腰痛を感じる事が増えた
・耳鳴りがする
・足腰がだるく感じる
・膝が痛い
・物忘れが増えた
・夜にトイレに行く回数が増えた
・不安がつきまとう
・ちょっとした事に驚いてしまう


この項目で5個以上当てはまった人は、かなりの確率で腎が弱まっている可能性が高いです。

 


このまま放置しておくと、背骨にも悪影響ですし、一気に老け込むことになるので、積極的に腎のケアをしましょう( ´ ▽ ` )

 


「腎」をケアすることで体全体が元気になり、結果的に背骨を元気にする事にも繋がりますからね。

 

【背骨力を高めるには、腎を高める】

 

これが王道です。

 

 

 


ちなみにですが、世の中には生まれつき「腎が弱い人」もいます。

 


腎が生まれつき弱い人は

 

子供の頃成長が遅かった
歯が弱い
若白髪が多い


などの特徴がある人が多いです。

 

幼少期を思い出してみて、自分の体質を知っておくのも重要ですよ。

 

 

ただ、もともと腎が弱くても【無駄使いしなければ問題ない】と東洋医学では考えているので、ご安心ください。

 

ということで、今日はここまでで、腎の役割と背骨との関係性をお伝えしてきました。

 


ではでは( ´ ▽ ` )ノ
今日も貴重なエネルギーを使い読んで頂き、ありがとうございます。

 

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