第七段 いじめの原因

 

◆きちんと物事を理解してフィルターの精度を高めていくと、全く違うルートからとある事柄を学び出したのに、同じゴールに行き着く。

 

 

この前長々と、この記事で

第六段 情報発信だけで飯が食えるようになるには? - ぴこの平成徒然草

フィルターの大切さや、縦軸の重要性のお話をしましたが

 

 

 

今日はその話をもう少し膨らませて

《まずは世界をきちんと観察・分析し理解するというプロセスを歩み、その後にフィルターを通して世界を見よう》というお話をします。

 

 

 

 きちんと物事を理解してフィルターの精度を高めていくと、全く違うルートからとある事柄を学び出したのに、かなり似た結論(ゴール)に行き着くという現象が起こります。

 

 

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ということで今日は、

 

 

私が教育やコミュニティ運営というフィルターから考えた「いじめ」と、さかなくんが魚から考察した「いじめ」が同じゴールに行き着いてるやん!という具体例を載せていきます。

 

 

 

 

 

 

◆いじめはなぜ起こるのか?(ぴこ理論)

 

 

まずは私が3年前ぐらいに書いた文章から。

 

テーマは「いじめなぜ起きるのか?」です。


まずいじめは、いつでもどこでも起こりうる普遍的現象です。残念ながら。

 

人間の営みの1つって言えちゃえるぐらいです。悲しいことに.....

 

おまけに根絶は100%無理です。

 

が、最近私は「いじめ」に関連して衝撃的な事に気付いてしまいました。

 

 


それは「いじめが起きやすい集団」と「いじめが発生しにくい集団」があるってことです。

 

 

 

例えば、学校や会社やバイト先。
これらの場所には、形や外観は多少変わるけど、いじめが発生している場合が多いです。

 

 

それじゃ「こういういじめが発生しやすい集団の特徴はなんなのか?」というと

 

 

 


【密室的で閉鎖的な空間】だという共通点があります。

 

 

 

 

 

学校や会社やバイト先も密室的で、閉鎖的な空間です。

 

ましてや義務教育の学校生活なんかは、学校が子供にとって世界の全てで、外部はかなり介入しにくいですし、バイト先や職場もかなり閉鎖的で、関わる人は所詮職場の人だけだけです。

 

こういう密室的で閉鎖的な集団の中では、どうやら「いじめ」が起こりやすいという傾向があります。

 

 

というのも、こういう密室的で閉鎖的な空間では「逃げ場がない」からです。

 

 

つまり、いじめられても脱出することも対抗することも難しいので、いじめられる側は頑張って耐えてしまうんですね。

 

 

 

 

おまけに密室的で閉鎖的な空間では「ヒエラルキー」が自然と構築されてしまいます。

 

 

王様・貴族・庶民・奴隷

 

とまでは言わないけど

 


絶対的恐怖のリーダー
それに追従する人
傍観者・一般人
リーダとその取り巻きに目を付けらた人

 

自然とこういうヒエラルキー的なものが出来上がってしまいガチです。

 

 

 

 

だからこそ密室的で閉鎖的な空間では、いじめが起こりやすいです。

 

 

 

 


それじゃあ逆に、現代でいじめが起こりにくい空間とはどこなのか....

 


と考えると、それは【開放的な空間】です。

 

やっぱりここでは、いじめが起こりにくいんです。

 


小学校から高校まではいじめは絶えないのに、大学という開放的な空間では、いじめが存在するという話は殆ど聞きません(サークルや小規模な大学は別)

 

 

他にもSNS経由で作られたコミュニティや、義務感なく構築されている空間では、いじめが起こりにくいです。

 

というのも、こういう開放的な空間では、いじめられれば別に撤退すればいいんだけなので、いじめが起きないのは当たり前ですよね?

 

 

と以上の点を考察してみると、いじめの最善の解決方法は【開放的な空間の構築】が重要なんじゃないかな?と個人的に思います。

 

 


多くの人が、いじめの減少策を考えると、その対策を人に求めます。

 

いじめてる側に、ほにゃららさせれば

いじめられてる子が、ほにゃららすれば

親が、ほにゃららすれば

教師が、ほにゃららすれば

 

とか。

 


でもこれってよくよく考えれば完全に的外れ。

 

 

自分の過去をよく思い出せば分かると思うのですが、これまでに「いじめの解決者」が存在した事は殆どないはずです。

 


いじめの構造のうえでは、みんな

 

・加害者
・被害者
・傍観者

 

になってしまいます。
良い悪いじゃなくなってしまう。
これは仕方ないです。

 

 

だから、いじめを減らすための対策は人に求めるのではなくて【空間の構築】に目を向けるべき。だと私は思うのです。

 

難しい教育理論や心理分析は必要なくて【開放的な空間の構築】ここにいじめ解決のヒントがあると思います。


ここまでが私の「いじめ論」です。


では次にさかなクンの考察をどうぞ。

 

 

 

 

 

◆いじめはなぜ起こるのか?(さかなクン理論)

 

 

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【さかなの涙】



さかなの世界にもいじめがある。

小さな学校のなかにも。
せまい社会の中にも。

 

中学一年生のとき、
吹奏楽部で一緒だった友人に、
だれも口を聞かなくなったときがありました。


いばっていた先輩が、
三年生になったとたん、
急に無視されたこともありました。


突然のことで、
ぼくにはわかりませんでした。


でも、さかなの世界と似ていました。

 


たとえば、
メジナというさかなは、
海のなかで仲良く群れて泳いでいます。



せまい水槽に一緒に入れたら、
一匹を仲間はずれにして攻撃をし始めたのです。

 


怪我をしてかわいそうで、
そのさかなを別の水槽に入れました。



すると残ったメジナは、他の一匹をいじめ始めました。

 

 

助け出しても、
また次のいじめられっこが出てきます。



いじめっ子を水槽から出しても、
新たないじめっ子があらわれます。


ひろい海の中なら、こんなことはないのに、
小さな世界に閉じ込めると
なぜかいじめが始まるのです。

 

 

同じ種類同士です。

 

 

いじめも、小さな部活動でおきました。
ぼくは、いじめる子たちに「なんで?」ときけませんでした。



でも、仲間はずれにされた子と、よくさかなつりに行きました。


学校から離れて
海岸で一緒に糸をたれているだけで、
その子はほっとした表情になっていました。

 


励ましたりできなかったけれど、
だれかが隣にいるだけで、
あんしんできたのかもしれません。


ぼくは変わりものですが、
大自然のなか、
大好きなさかなに夢中になっていたら、
嫌なことも忘れます。

 

小さなカゴの中でだれかをいじめたり、
悩んでいたりしても、
楽しい思い出は残りません。



外には楽しいことがたくさんあるのに、
もったいないですよ。


広い空の下、
広い海へ出てみましょう。

 

 

ここまでがさかなくんの本の抜粋です。



 

 

 

◆どのルートからでも、丁寧に分析・理解すれば同じ結論にたどり着く

 

どうでしたか?

2人ともいじめは「狭い・閉鎖的な空間」で起こり、「広い海や開放的な空間ではイジメなんか起こらない」というゴールに至っています。

 


私は教育とコミュティ運営のフィルターを使って。
さかなクンは魚のフィルターを使って。


2人とも一見関係のないところから「いじめ」を考えましたが、似た結論になりました。

 

 


これは【使ったフィルターは違うけど、丁寧に分析・理解すれば行き着く本質は同じ】ということを、如実に現しています。

 


中には「同じ結論じゃ、ユニーク性がないんじゃ?」と思う人もいるかもしれませんが、結論に至るまで「プロセス」が違うので、結論は同じでも全く被っていません。

 


しかも抽象度の低い人なら、私とさかなくんの文章が非常に近い事にさえ、気付けない可能性があります((((;゚Д゚)))))))

 


ま、何はともあれ、考察するジャンルは違くても丁寧に突き詰めていけば、結構同じゴールに辿り着くよ。という事でした。

 

 

 

なので、どんなジャンルからでも、様々な事を深く理解する事ができるんです。

 

 

役に立ちそうだから

儲かりそうだから

 

みたいな理由で学習するジャンルを決めるのではなく、ぜひ好きなものをガンガン学んで見てください。


ではでは( ´ ▽ ` )ノ

貴重なエネルギーを使い読んでいただき、ありがとうございます。

 

 

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